(前回の関連記事は「オールドタイプ」です。)
何でもできる人
劇団 「前回の記事は『オールドタイプ』ということで、ゼータガンダムを例に
中高生ぐらいの生まれ持った達人の才能を持った少年(ニュータイプ)が、
訓練と経験を積んだ普通に強い一般人(オールドタイプ)を撃破する話を
紹介したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「CSさんはその具体例として、中学生の頃の藤井聡太7段が
自分の倍以上の年齢のベテラン棋士達を打ち負かした話を
紹介していました。」
CS 「こんなボーッとした感じの子供に負けたんだから、ベテラン棋士達は
さぞかしショックだったでしょうね。」
CS 「やっぱり生まれ持った器の差というのは大きいです。」
劇団 「でも、僕が興味を持ったのはCSさんの、
『エネルギー分配によって擬似達人を作り出す』
という話でした。」
CS 「それは30代男性受講者Kさんの話ですね。」
(以下は前回記事からの抜粋です)
↓
CS 「そのKさんは武術にも興味がある方で、2~3年ほど柔術を習っていた
経験もあったため、ふと思いついて面白半分でパソコンモニターの
Skype画面越しに彼の波動を感じながら、
向こう側にいるKさんをイメージして自分(CS)の手をわし爪状にして
掴みかかるよう動作をしながらモニターに両手をじわじわ近づけて
みたんです。」
「そしてKさんに
(どう、今何か感じた?)
と訊いたら、
「何かが自分の方に迫ってくるような嫌な感じがしました。」
と答えたんです。」
「それを聞いたわたしは妙に楽しくなって、
(Kさん、すごいじゃないですか!)
(以前ブログ記事で、古流武術家が弟子を隣の部屋に置いて殺気を送って
『何か感じたか?』と訊いたけど、弟子が鈍くて何も感じなかったので
『お前、武術辞めた方がいいよ!』と言った話を書いたけど、
KさんはSkype越しに数百km 離れた場所にいるわたしが両手を近づけて
掴みかかる動作をしただけでわかったんだから大したものですよ。)
(武術テストは合格だね!!)
と話したら
「いや、なんかいきなり妙な感じが来たんですよ(笑)」
と本人も嬉しそうでした。」
(記事抜粋終了)
CS 「そういえば先週、青森在住の30代男性受講者Nさんを指導していたところ、
彼も受講者Kさんの事が気になるようで、わたしにいろいろ聞いてきました。」
「青森の受講者Nさんは武術の話というよりも、わたしがKさんに言った
Kさんは心の底から望んでいれば、武術の達人になれるし、
治療家として独立すれば名人になれるし、ビジネスだって
恋愛だってなんでも思いのままになるんだよ。
という話の内容が気になっていたようでした。」
劇団「僕も(なんでも思いのままになる)ってすごく気になりました。」
CS 「わたしとしては何でも思いのままになるだけのポテンシャルを手に入れながらも
何もしようとしない人間心理の矛盾に興味を惹かれるのですが、若い人にしてみれば
(なんでも思いのままになる)という現世利益が気になるのでしょうね。」
劇団 「そりゃそうでしょう!(キッバリ)」
CS 「「でも、受講者Nさんと話していて、すっかり忘れていたある記憶が蘇りました。」
劇団 「何ですかそれは?」
CS 「これはわたしが気功の元師匠の元で丹道周天をマスターした事をきっかけに
クンダリーニ上昇を体験した頃の話なので、もうかれこれ15年ほど前になると
思います。」
「当時、わたしは同じく元師匠の弟子で同じ街に住んでいた気功の友人Yさんと
よく連絡を取っていました。」
劇団 「気功の友人Yさんは過去記事でも何度かエピソードがあった人ですね。」
CS 「その気功の友人Y さんは男性にしては霊感の鋭い人で、ネットを見ていて
ピンと来た霊能者やヒーラーの鑑定はセッションをよく受けていました。」
「ある時、Yさんが某女性霊能者に鑑定を受けている時に、気功の元師匠の話を
したところ、(この人は何でもできる人ね。)と言われたといいます。」
劇団 「(何でもできる人)ですか?」
CS 「ハイ、Yさんは、ちょうどその頃、わたしが経験したクンダリニー上昇にも
やたらと興味を持っていて女性霊能者に、
『知り合いの〇〇(CSの名前)という人はどうですか?』
とわたしのことも訊きました。」
「すると女性霊能者が、
『この人(CS)も何でもできる人ね。』
と言ったそうなんです。」
劇団 「要するに、その女性霊能者は気功の元師匠とCSさんの2人を
(何でもできる人だ)と判断したということですね。」
CS 「ただ、それを聞いたわたしとしては違和感バリバリでした。」
劇団 「なぜですか?」
CS 「当時のわたしはまだ気功指導を始める前で病院で職員として働いていたのですが、
身分的にはサラリーマンですから決まった時間に出社して仕事が終わって退社して、
月末にサラリーを受け取る生活ですから、(あなたは何でもできる人だ。)と言われても、
(???)という感想です。」
劇団 「そう言われてみれば、確かにそうですよね。」
CS 「それに当時はクンダリニー上昇の直後で身体の調子もがおかしくなったり、
患者さんのマイナスにやたらと敏感になったり、妙な出来事が続いたりと
そっちの対処で大変でした。」
「(何でもできる)どころか、(何とかしないと潰れる!)という感じで
必死だったわけです。」
劇団 「過去記事でも書いていましたが、CSさんはクンダリニーが上がってから
生体エネルギーが頭頂からダダ漏れになって身体の調子がおかしく
なったんですよね。」
CS 「あの時、気功の元師匠に身体の不調を相談しても、
(それは任脈の流れが悪いから舌で上顎を押せばいいんだよ。)
みたいなまるで的外れなことしか言わないくらいで、
(誰もあてにできないし、これは自分で何とかするしかない!)
と決意を固めた時期でした。」
「あの頃から元師匠を見限り始めたんだな・・・。(ボソッとつぶやく)」
劇団 「大変だったんですね。」
CS 「そうして気功の元師匠とも徐々に距離を置き始めていた時に
気功の友人Yさんから、
『ネットで見た途端にすごく体が熱くなるHPがあって、そのヒーラーは
クンダリニーを何回も上げているらしいから、1回ヒーリングを受けて
みたらいいんじゃない?』
と勧められて、ピンとくるものがあったので電話で遠隔ヒーリングを
受けてみました。」
劇団 「そんなクンダリニーを何回も上げている人がいたんですね。」
CS 「これは波動の変遷に関しての記事で説明しようと思っているのですが、
一時期、やたらとクンダリニーを上げる人が増えたことがありました。」
「わたしもその流れに乗って、クンダリニー覚醒をしたのですが。」
「逆に今はクンダリニー覚醒する人の確率自体が減ってしまいましたが、
それって波動世界の変遷に関連しているわけです。」
劇団 「そんなのあるんですね。」
CS 「そうしてクンダリニー・ヒーラー(本名は明かせないのでイニシャルで
Oさんとしておきます。)のヒーリングを受けたのですが、彼はわたしの
波動を読んで、
『君はクンダリニーが上昇して波動も上がっている・・・。』
『それに背骨の気の通りがやたらといいね。』
と言うので、
『実は、〇〇という気功家の方に背骨の内部に気を通す行法を
教えてもらったんです。』
と話したところ、
『その人は、何でもできる人だね。」
と言われました。」
劇団 「あれっ、また『何でもできる人』が出てきましたね。」
CS 「そう、全然、関係のない女性霊能者とクンダリニーヒーラが2人とも
気功の元師匠の事を(何でもできる人)と言っているのを聞いて、
『そうか、世の中には波動的に見て(何でもできる人)が存在するんだな。』
とその時、思ったわけです。」
「当然、(何でもできる人)ってどういう意味なんだろう?という疑問も抱きましたが。」
劇団 「で、そのクンダリニーヒーラーはCSさんの事は何か言っていたんですか?」
CS 「Oさんには、
『その人(気功の元師匠)の人生は自己矛盾をきたしているために、
波動が低下してきている。』
『それに違和感を感じて君は離れようとしているんだね。』
『クンダリニーで波動が上がっている君はもっと広い世界を
手に入れようとしている。』
などと言われました。」
「それから数年して、彼が言っていたことは全て正しかったと
理解出来ました。」
劇団 「スゴイですね、何でもお見通しって感じじゃないですか。」
CS 「当時のわたしは電話していて、身体が宇宙に包まれているような不思議な
感覚を得ましたが、15年たった今になってそのヒーラーが宇宙の深淵と
繋がっていたのがわかります。」
「ちなみに気功の友人Yさんが、女性霊能者にそのクンダリニーヒーラーについて
聞いたところ、『この人は大悟りの本物だわ!』と言っていたそうです。」
劇団 「(大悟りの本物)ってスゴイですね。」
CS 「彼にはその後2度ほど電話した覚えがあるのですが、エネルギーレベルで
深い影響を受けた気がします。」
劇団 「その人は今どうしているんですか?」
CS 「OさんはしばらくしてHPを閉じて完全に姿を消してしまいました。」
劇団 「エーッ、何でいなくなったんですか?」
CS「それはやはり(大悟りの本物)だからでしょうね。」
劇団 「どういう意味ですか?」
CS「それは簡単で、
真の悟りに到達した人間は
ネットなんかやらない。
という事です。」
劇団 「ネットですか?」
CS 「真の悟りに到達した人間は自己顕示欲やお金や名誉、性欲など
現実世界への興味を無くしています。」
「サイトを開いたり、ネットサーフィンしたり、SNSに書き込みしている人間は、
(自分を認めてほしい)
(お金を儲けたい)
(現実とつながりたい)
という欲求を持っているわけです。」
「Oさんは悟りを究めて、もうネットには興味を無くしたんです。」
「要するに、
ブッダが今いたらSNSに
投稿なんかしない!
ということです。」
「ブッダ自身は自分の言葉は一切、
書き残さなかった。」
CS 「書き残したのはみんな弟子たち。」
「キリストもソクラテスも、
大物はみんな自分で
書かないんです!
ネットに書き込んだ時点で
もう小物!!」
(自分で投稿するのが好きな人たち↓)
劇団 「それってスゴイ納得しました。」
「確かに、(大悟りの本物)はネットなんかしませんよね。」
「でも、その論法で言うとこのブログを書いているCSさんも小物なのでは?(ボソッとつぶやく)」
CS 「わたしは(自分が大物だ。)なんて
一度も言ったこと無いですから!!!」
「やりたいようにやるだけです。」
劇団 「でも、逆に言えば、ネットにつながることを止めれば悟りに近づけるという事に
なるのでしょうか?」
CS 「そりゃそうでしょうね。」
「悟りというのは一般人とはかけ離れた特殊な意識段階に到達することであり、
逆にネットで大衆(マス)と繋がっていると数十億人の集合意識の一部に
取り込まれてしまいますから、意識も一般人レベルに引き下げられる力が
重力のように働くわけです。」
「古代から悟りを開いた覚者は独り山に籠りましたが、
現代ではネットから隔絶されて独りになることが覚者になる
条件なのでしょうね。」
「そう考えると、ネットから姿を消したOさんは(大悟りの本物)という事です。」
劇団 「では、そのクンダリニーヒーラーのOさんは今どうやって食べているんでしょうか。」
CS 「彼はヒーリング(癒し)という他者との関係性を通して、
魂のコア(核)にある光を共鳴させて宇宙の深淵と繋がる
真のヒーラーですから、今もヒーリングをしていると思います。」
劇団 「もうサイトはもう閉じてしまったんですよね。」
CS 「あのレベルになったら宣伝なんかしなくても縁のある人間が
自然と集まるものです。」
劇団 「でも、スゴイ人ですね。」
CS「わたしが今まで見てきた神秘行修行者は元師匠を含めて、皆、マイナスや
邪気を受けて行がダメになったり、貧乏になったり病気になることを恐れていた。」
「口では立派なことを言っていても、波動で意識を読むとわかります。」
「Oさんはそういった凡百の人々とは格が全く違っていて、意識を読んでも
恐れがない。」
「というか、潜在意識レベルから全てを受け入れて喜んでいる。」
「そういう人間が還虚するのではないかと個人的に考えています。」
劇団 「じゃあ、CSさんはクンダリニーヒーラーと連絡が取れなくなったんですか?」
CS 「わたしは方向性が違うと感じて、自分からOさんと連絡を取るのを止めました。」
劇団 「方向性が違う?」
CS 「わたしは昔から色々実験して自分で法則を発見するのが好きだったから、
Oさんのように癒しを通じて真理に到達する道よりも、神秘行や術を使って
いろいろ実験したかったし、
世の中は食物連鎖のピラミッド構造で常に対立を繰り返していますから、
(敵のエネルギーや存在自体を徹底的に利用することが、
個の限界を超越した力や情報を得る上では必要不可欠
なのではないか?)
という考えをその頃から漠然とですが抱いていました。」
「そのため、宗教的かつ道徳的な元師匠とも、癒しと悟りを追求するOさんからも
自然と離れていきました。」
劇団 「それが以前話していた(錬金術師タイプ)という事なのでしょうか?」
CS 「まぁ、世直しや、悟りにも癒しにも興味がないってことです。」
「人の生き方は人それぞれですから。」
「話は戻りますが、クンダリニーヒーラー・Oさんとの出会いもあり、
(何でもできる人)への興味自体は膨らんでいったのですが、
身体の不調でそれどころではなく、おまけにまた違った問題も
発生するようになりました。」
劇団 「それはなんでしょうか?」
CS 「長くなってきたので、続きは次回にします。」
※次回の記事更新日は7月20日になります。
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