(前回の関連記事は「三者三様」です。)
気功と〇〇障害
劇団「前回の記事は『三者三様』ということで、仙道研究家 高藤聡一郎氏が
武術で言う殺気を感じる能力について著書「仙人になる法」で、
第六感的な感覚の『気』である。
ここで言っている『気』は宗教的な直感力に近いようだ。
病気などして生命力が衰えると、この直感的な気も衰える。
どうやらこの『気』の働きは神(意識)と関係があるらしい。
と推察していた事を紹介したんですよね。」
CS「ハイ、そうです。」
劇団「さらにCSさんは単なる殺気を感じる話から一歩踏み込んで、
他人の感情や殺気を感じるなんてのは、そんな大したもんじゃないです。
目の前にいる相手の感情や殺気を感じているだけで、この程度のことが
できる人間は気功や神秘行の経験が無い人でもたくさんいます。
と書いていましたね。」
CS 「わたしが気功指導を始めるようになって驚いたのは、
気功トレーニングで気の感覚を開かなくても、生まれつき他人の感情や
殺気を感じる能力がある人が予想外にいた。
ということでした。」
劇団 「そんなにいるんですか?」
CS 「ここ数年で、〇〇障害というのが仮想通貨並みに種類が増えていて、
『自分は〇〇障害で、▲▲障害もあって、さらに□□障害で、
先日、診察を受けたら♡♡障害と、☆☆障害でもあると
言われました。』
という感じで、心療内科に通う度に〇〇障害が付け加えられていく人を
見かけるようになりましたが、最近は他人の感情や五感に敏感な人を
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)
と診断するようです。」
ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、
生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは、カール・ユングの
造語で言えば生得的感受性)を持つ人のこと。
共通して見られる特徴として、大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような
刺激に対して敏感であることが挙げられる。
HSPはしばしば、豊かで複雑な内的生活を送っているという自覚をもっている。
物事に対して容易に驚き、短い時間にたくさんのことを成し遂げるよう要求されると
混乱するという性質を持つ。
エレイン・N・アーロンや他の研究者によると、HSPは人口の約5分の1を占めるという
(男女によって偏りは見られない)。
HSPは感覚データを通常よりはるかに深く、かつ徹底的に処理しているが、
それは神経システムにおける生物学的な差異によるものだという。
この特異な性質が発見されたことは、ある種の人々を見る目が大きく変わると
いう決定的な帰結をもたらす。
つまり、生得的なシャイさ、社交不安障害、社会的抑制、社会恐怖症、生得的恐怖症、
あるいは内向性などとHSPはしばしば混同されてきたが、それらとは一線を画する
性質だということである。
この性質は、HSP測定法という内的・外的に妥当性があることが確認されている
方法よって測られる。
HSPは主に人間を記述するために用いられるが、同様の性質は100種以上の
生物にも見られるという。
CS 「他人の感情を自分の感情のように感じたり、人ごみに入って気分が悪くなったり、
映画を観ると影響されてボロボロ泣いたりする。
これってわたしから見ると、単に他人の波動に繋がって影響されているだけの
話なんですけどね。」
「高藤氏が言うところの第六感的な感覚の『気』です。」
劇団 「(人口の5分の1)という事は、結構当てはまる人いるんじゃないですか?」
「ボクもHSPかなぁ・・・・。」
CS 「それは無理です。」
「そういう人がわたしのところで気功をやっても効果ないです。」
劇団 「エーッ!?」
「だって、CSさんの受講者は、波動をエネルギーとして感覚化・コントロールする
能力を高めることで、思念波やマイナスに対処できるようになるんですよね。」
CS 「ですから、この世の根本原理は、
人の意識が現実を創り出す
という事なんです。」
「成功法則やら願望実現法で何度もこの言葉を聞いているのでしょうが
皆、真の意味では理解していません。」
「この世界は人間を含めてホログラフィのようなもので、人の意識が投影されて
出来上がっているんです。」
劇団 「それが先ほどの話とどう繋がるんですか?」
CS 「例えば、このブログによく出てくるけーうさんが仕事や日常生活が
うまくいかなくて心療内科に行ったところ、お医者さんに発達障害と
診断されて、
(今まで仕事でミスしたり、人間関係がうまくいかなかったのは
けーうさんが悪いんじゃない。)
(脳の欠陥のせいだったんですよ。)
と言われて、それがスーッと入って心が楽になったというんです。」
劇団 「けーうさん、心が楽になってよかったじゃないですか。」
CS 「もちろん、わたしもよかったと思うのですが、同時にこれは
深刻な問題を引き起こします。」
劇団 「どういうことですか?」
CS 「要するに、
仕事や人間関係がうまくいかない原因
→脳の欠陥(発達障害)のせいだ。
→けーうさんは悪くない。
という事は、
脳の欠陥のせいでうまくいかないわけだから、
これからけーうさんが努力しても仕事や人間関係が
改善することはない。
というメッセージがけーうさんの意識の奥に入ってしまったんです。」
CS 「もちろん、意識の限界は人それぞれ違っていて、波動のコントロール能力を
「でも、今までの話を聞いていると、 CSさんの波動感覚は
生まれつきじゃなかったようですね。」
CS 「ハイ、どちらかというと元々は他人の感情には鈍感な方で、
波動感覚なんて聞いても(なんだそりゃ?)の世界でした。」
「唯一あった波動感覚らしきものが1つだけありましたが・・・。」
劇団 「なんですかそれは?」
CS 「物心ついた小学生ぐらいの頃から首の骨の内部を砂がサラサラと
落ちていくような感覚を感じることがありました。」
劇団「首の骨の中を流れてくってどういう感じなんですか?」
CS「例えるなら背骨の中が砂時計みたいになっていて、上から下に
砂がサラサラと流れていく感じです。」
「実際にそういう音が聞こえる事もありました。」
「今でも一年に一度ぐらいはあるのですが未だに正体ははっきりわかりません。」
「おぼろげながら仮説はあるのですが、まだ人に話すとまずい気がするので
黙っています。」
劇団 「気の流れとは違うんですか?」
CS 「わたしは経絡小周天、深部小周天、丹道周天、クンダリニー上昇と色々経験して、
背骨に意識を向けるとエネルギーがその時々の強さで脊髄を移動するリアルな
感覚を得るようになりました。」
「例えば、日常でちょっとした空き時間を利用して背骨や首のストレッチと
スクワット30回をワンセットで行う習慣を義務づけているのですが、
終わった後は 尾骨から温感を伴った空気圧状のエネルギーが上昇して
脳が下から持ち上げられる感覚があります。」
劇団 「それって大丈夫なんですか?」
CS 「 前回の記事で書いたクンダリーニ上昇体験以後、頭頂にぽっかり穴が
開いている感覚がするようになり、頭の中にエネルギーが詰まっても
抜けていくようになりました。」
「それから後も地道に煉丹に励みながら尾骨のチャクラを活性化したり、
さらに丹道ルートを開いて脳に上昇するエネルギーを増大させているのですが
頭頂が開いてるおかげで何とか日常生活に支障なく暮らしています。」
劇団 「クンダリーニ上昇で頭頂のチャクラが開いたせいで頭の中に
余分なエネルギーが滞まらないわけなんですね。」
CS 「それに加えて、わたしはクンダリニー上昇が起きる前に丹道周天まで
マスターしていたせいで気の感覚やコントロール能力もある程度ありましたし、
頭頂のチャクラ(百会)も多少は開いていたんです。」
「それもあったからクンダリーニ上昇で頭頂のチャクラが開いたんでしょうね。」
「実際、高藤聡一郎氏がクンダリニーが上昇した時は頭頂のチャクラが
開かなかったため危険な状態になったそうです。」
劇団 「危険ってどういう感じなんですか?」
CS 「それについて高藤氏は『凄まじい大周天の体験』と描写しています。」
著者は小周天ができるようになってから小薬作りにアタックしたのだが
なかなかうまくいかず行がストップしてしまった。
これを打開しようと大周天法に挑戦してみたところ1回でできてしまったのだ。
その時の感じは今でも覚えているが、背骨のところをゴーッという感覚が突き抜け
頭のてっぺんにものすごい衝撃がかかった。
思わず体が浮き上がりそうになったほどである。
劇団「(体が浮き上がりそうになった)というのはすごい衝撃だったんですね。」
「ただ、CSさんがクンダリニー上昇した時は耳元で轟音が何度も聞こえると共に
目の前で激しい光が数回炸裂するような閃光が見えたと書いていましたが、
違うのはどうしてなんですか?」
CS 「その説明は長くなるので、続きは次回にします。」
※次回の記事更新日は6月1日になります。
(コメント欄の利用について)
当ブログのコメント欄では記事に対する感想のみを受け付けており、
質問に対する回答はしておりません。
また、過去の記事へのコメントに対する返信もしておりませんので
ご了承ください。