金の斧 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「武術の神」です。)

     金の斧
         
劇団 「前回の記事では、けーう(希有)さんが立禅中に武術の神と交信した
     エピソードについて詳しく解説したんですよね。」

CS 「ハイ、そうです。」

   「ここ最近、指導中にけーうさんの武術の神と交信した記事が話題に上った事が
    あったのですが、受講者の方々の感想が大きく2つに別れていました。」

劇団 「それはなんでしょうか?」

CS 「1つはけーうさんが、

    ある日、そういや重力てもんがあるわけだから、

    天から重力が降り注ぐイメージしながら、
    身体に軸を一本作れば楽に立てるんちゃうかな。


    
と思いついたインスピレーションがスゴイですね。
  
    という感想です。

    さらに、

    そうイメージしながら立禅やっていたら、突然、
    
    全身に何か強いエネルギーみたいな感じが上から降り注いで、
    足裏が床にズブズブと沈みこむ感覚がありました。

    なんじゃこりゃ?と驚いていたら、今度は周りが急に静かになり

    これから武の道に進むことになるが、
    もう昔の自分ではなくなるし、世界も変わる。

    それでもいいのか?


    という声なき声を感じ、怖くなってきました。

    というように、

    たった15分の立禅で深いトランス状態になり
    神霊体と交信した才能もずば抜けていますね。

    自分は立禅を続けたことがあったがそういう体験は
    1度もありませんでした・・・。


    というけーうさんの才能に驚いたという感想でした。」

劇団 「確かに、知り合いに武術系の気功教室に通っていて、毎日30分ほど
     立禅をしている人がいましたが、けーうさんみたいな体験は聞いた
     ことがありません。」


CS 「もう1つの感想は、

    そうやって武術の神が降りてきたのに、

    いや武の世界なんて怖いよ。

    俺はただのアニメヲタクでいたいから。

    と思ったら

    今まで感じていた感覚が無くなり日常の意識に戻りました。

    それからは、いくら立禅やってもあのような体験はなく、やめてしまい、
    仕事も使えないということで切られました。 


    と断って、自分でせっかくの可能性を消してしまうなんて、

     けーうって、この人バカじゃないですか?

    武の達人を目指すなんて言いながら怖くなって
    すぐにビビって逃げ出すヘタレですよね。

    この人は武術も気功も絶対無理ですよ。

    というけーうさんのダメぶりにあきれたという内容でした。」
    
劇団 「それわかります。」

   「仕事でも恋愛でも肝心なところでビビって逃げ出す人っていますから。」

   「ちなみにCSさんはどう感じたんですか?」

CS 「わたしはけーうさんの体験談を読んで、イソップ童話の
     『金の斧』を思い出しました」


 〈イソップ童話 金の斧〉
 
むかしある男が、川のそばで木を切っていました。

ところが手が滑って、持っていたオノを川に落としてしまいました。

男は困ってしまい、シクシク泣きました。

オノがないと、仕事が出来ないからです。

すると川の中からヘルメスという神さまが出て来て、ぴかぴかに光る
金のオノを見せました。


「お前が落としたのは、このオノか?」

「違います。わたしが落としたのは、そんなに立派なオノではありません」

 すると神さまは、次に銀のオノを出しました。

「では、このオノか?」

「いいえ。そんなにきれいなオノでもありません」

「では、このオノか?」

 神さまが3番目に見せたのは、使い古した汚いオノでした。

「そうです。そうです。拾って下さってありがとうございます」

「そうか、お前は正直な男だな」

 神さまは感心して、金のオノも銀のオノも男にくれました。

 喜んだ男がこの事を友だちに話すと、友だちはうらやましがって、

「おれも金のオノをもらってこよう」

と、さっそく汚いオノを持って川へ出かけました。

 そして、

「えいっ!」

と、わざとオノを川に投げると、シクシクうそ泣きを始めました。

 そこへ川から神さまが出て来て、ぴかぴか光る金のオノを見せました。

「お前が落としたのは、このオノか?」

「そうです。そうです。金のオノです。その金のオノを川に落としてしまったんです」

 とたんに、神さまは目をつり上げて、

「このうそつきの欲張り者め!!」

 怖い顔で怒鳴ると、川の中へ戻ってしまいました。

うそつきで欲張りな友だちは、自分のオノも拾ってもらえず、
いつまでも川のそばでワンワン泣いていました。


劇団 「なんか、懐かしい話ですね。」

   「でも、CSさんの意図がわかりましたよ。」  

   「金の斧が手に入らなかったどころか、仕事に必要な鉄の斧も失った
    二人目の男がけーうさんと同じだということなんですね。」


CS 「いえ、違います。」

   「この童話に例えるなら、けーうさんは金の斧も銀の斧も、鉄の斧さえも
    選ばなかったんです。」

   「(武の道に進むか?)という武術の神の申し出自体を断ったわけですから。」

劇団 「じゃあ、何も手に入らなかったんですね。」

CS 「いえ、けーうさんは替わりに、

    プラスチックの斧

    を手にしたわけです。」

劇団 「プラスチックの斧ですか?」

CS 「遠目から見たらちょっと見栄えが良いけれど、Amazonのホビーで
    1980円くらいの値段がついているプラスチック製の斧です。」


劇団 「これってハロウィン用ですかね?」


CS 「ぱっと見はいいけれど金や銀と違って何の価値も無いし、
 
    鉄の斧のように実際に木を切ったりする実用性も無い。

    実際に手にとってみたら、

    (なんだ。これ、プラスチックじゃないか!)

    とすぐわかるようなプラスチック製の斧です。」

劇団 「じゃあ、武術に関しても金、銀、鉄じゃなくてプラスチックなんですね。」

CS 「けーうさんは少林寺拳法と八極拳を修行していたというのですが・・・。」

(以下は現在、削除されている記事の抜粋です。)
    
自分も肉親、先生、友人公認の気が小さくて全く取り柄のない人間なので、
もしや♪と幻想を抱いて少林寺拳法に入門したけど、幻想のまま終わった(-_-;)

よく少林寺は弱いと言うけど、それでも簡単に出来るものではないです。

その後、八極拳を始めた。

よく誤解されたけど少林寺拳法がダメだったから八極拳をやったのではなく、
東京で就職したのをきっかけに前から憧れてたので入門したのですね(-_-;)

だから、金沢に戻ることあったら、少林寺再開するつもりでした。

まあ、八極拳、ダメでした。

性格的に伝統武術の世界が合わなかったのも一因でしたし、

会自体が楽しくなかったから。



CS 「こういう感じで↑ ちょっとかじって

    楽しくなかったから
 
    すぐ辞めたくらいのものなんです。」

劇団 「武術って強くなるためにツライのを我慢するもので
     楽しいとは違う気がしますが。」
 
    「それにボク、けーうさんはもっと10年くらい本格的に習っていたと
     思っていました。」

CS 「これは以前、中国武術を習っている方から聞いた話なのですが、

   中国でそれぞれの流派を伝承している師匠達が集まって会食した後に
   お酒を飲んでくつろいでいたらある人が、

   (これは日本人で八極拳の第一人者と言われている人のビデオです。)

   と再生したそうです。」

  「すると、その日本人の八極拳の第一人者の動きを見て、
   中国人の師匠達はゲラゲラ笑い転げたそうです。」
 
  「それぞれの流派を伝承する家に生まれて、幼少時から武術を叩き込まれた
   達人から見れば、日本人が数年、習って身につけた技なんて、笑い転げる
   レベルなんでしょうね。」

劇団 「まぁ、確かに外国人が数年くらい歌舞伎を習って、NY辺りで公演して
     ウケたとしても日本人から見れば、

      なんじゃ、こりゃ?

     のレベルでしょうね。」

CS 「けーうさんが通った八極拳の道場がどんなレベルだったかは知りませんが、
    彼はそこの修行もロクに続かなかったわけです。」
      ↓

友人と映画に行く約束をして、時間もあるし天気も良いし、
近くの公園へぶらっと行きました。

誰もいなくて静かです。

誰もいない…

練習しよう

突然そう思い

カジュアルな服装のまま

八極拳の練習やりました。

まあ30分足らずですけどね。

八極長拳

基本の冲捶、川掌

腰痛持ちだからやっちゃいけないのに
せめて軽目にやらなきゃと思いながら

激しく震脚、爆発呼吸までやっちゃった(>_<)


CS 「本人としては八極拳を練習しているつもりなのでしょうが、   
    もしも、本場の中国の八極拳の伝承者がけーうさんの
    動きを見たら、

     この人、なんの拳法を練習しているアルか?

    みたいな感じでしょう。」

劇団 「厳しい意見ですが、確かにそうでしょうね。」

CS 「けーうさんは本当に八極拳を学びたかったのならバイトして
    お金を貯めながら北京語を勉強して、

    本場の八極拳の達人に礼儀正しい手紙を何度も書いて弟子入りして
    中国に渡り、最低10年は修行するべきだったんです。」

   「それが日本でアンパンを食べながら、本や動画の八極拳の動きの真似して
    修行した気でいるから身体もどんどんボロボロになって、最後はアパートの
    更新代が払えなくなって目がぐるぐる回り出したわけです。」

   「そんな中途半端なマインドでいくら技を練習したって、
    新宿辺りの喧嘩慣れした半グレと闘ったら一瞬で殺られます。」



劇団 「鉄の斧としての実用性も一切無いということですね。」

CS 「そして、今、手にしている斧が自分の人生にとって最高の価値を持つ
    金の斧だと信じて、両手に抱えて必死に守っているんです。」
     ↓

気功と武術というものに

しがみついてるから

いつか、再開または自分にとっての最高の師に出会えるかも
知れないという希望が、

今の状況でも何とか前に進もうというエネルギーになってますm(__)m


CS 「でも、けーうさんが必死に守っているのは

    プラスチックの斧

    なんです。」

劇団 「うーん・・・。」

CS 「でも、これってけーうさんに限った話じゃ無いんです。」

   「例えば、わたしが気功指導をしていて受講者に出す条件は
    シンプルで、

    (1)月2回 (最低1回)の頻度で遠隔指導を受ける

    (2)1日最低30分(可能なら60分)のトレーニング

    (3)スピリチュアル系の本やサイトは見ない
       霊能やヒーリングは受けない。

      ※気脈はチャクラが開けば開くほど
        おかしなものと繋がりやすくなるから

    
    別に普通の仕事をしながら簡単にこなせる内容です。」

   「しかし、こんな簡単な条件をクリアー出来ずに受講が不定期になったり、
    妙なところに顔を出してマイナスの波動に繋がって行がダメになる人が
    少なからずいます。」

   「そういう人は気功を行う上で最低限必要な意志の強さやマインドが
    欠けているんです。」

   「それなら気功に見切りをつけて仕事や恋愛、勉強、旅行、ゲームなど
    何でもいいから等身大の自分で人生を楽しめばいいんです。」

   「しかし、辞めた後も気功を続けて丹道周天やらクンダリニー覚醒を
    目指している人がいます。」 

   「けーうさんのように〈気功はダメだ〉という流れが出来てしまって
    やればやるほどおかしくなっていくのに、どうしても見切りを
    つけられないんです。」

劇団 「真剣に打ち込み続けるほどの情熱も無いけれど、
     すっぱり諦めるだけのマインドの強さも無いんですね。」

CS 「これは神秘行に限ったことではなくて、
    例えば、フリーターを続けながら司法試験に何度も挑戦して
    受からないまま40代を越えてしまった人がいます。」   
     
   「もし、受かったとしてもその時は自分よりも一回り若い連中に
    こき使われることになりますし、そもそも条件の良い弁護士事務所に
    就職できる可能性も低いです。」

   「彼が手にしている『司法試験合格』という斧はいつのまにか
    プラスチックの斧
に変質してしまったんです。」

   「でも、それを捨てることが出来ない。」

劇団 「どうしてですか?」

CS 「捨ててしまったら、

     何の技能も持たない40代のフリーター

    という現実と、そこからはじき出される未来を受け入れなくては
    いけなくなってしまう。」

   「しかし、現実を受け入れるだけのマインドの強さが欠如していて、
   結局、 『司法試験合格』というプラスチックの斧に最高の価値がある
   と信じて、それにしがみついて死ぬまで過ごすわけです。」

劇団 「まさにけーうさんですね。」

CS 「別にけーうさんに限ったことでなくて、そういう人はたくさんいるんです。」

   「好きな女性に何度も告白してほとんどストーカー扱いされるくらい
    嫌がられているのに、どうしても諦められずに〈何とか付き合えるはずだ。〉
    と執着している男性とか、

    30代後半でそろそろ婚期を逃し始めているのにやたらと結婚相手の
    収入やらグレードにこだわり、マジカル・ペンダントを買ってヒマがあれば
    理想の結婚相手の条件を紙に書いている女性とか、
  
    一発芸でもてはやされたがすぐに売れなくなって、何とか再び周囲の注目を
    浴びたいと小池塾に入って東京都議で立候補しようとしている女芸人とか、

    たくさんいますよね。」

劇団 「確かに。」

CS 「特にスピリチュアル系に多い傾向があります。」

   「金欠でカネ・カネ・カネ・カネの性格だけれども、お金を稼ぐ商才も
    無ければ実務的な能力も完全に欠如している治療家は

    お金を稼ぐためのスキルを身につけたり、ビジネスで成功するための
    情報を集めたり現実的な計画を立てる替わりに、
    
    宝くじを当てて大金を手に入れる目的でマントラを唱えながら
    車で寝泊まりして金運神社を巡る2000キロの旅に出ました。」

   「治療家もプラスチックの斧を必死に守って生きているわけです。」

劇団 「そう考えるとけーうさんが治療家の記事について、

     ファンタジー溢れる内容に、惹き付けられる人も多いと思います。
     俺がそうですね。


     と言ったのは、プラスチックの斧を守っている者同士の
     シンパシーだったんですね。」


CS 「シンパシーというよりも、

    自分が大事に守っているものが、実はプラスチックの斧に過ぎない。

    という事実から目を逸らし続けたいんです。」

   「ですから、地に足をつけて生きている人間に現実的なまともなことを
    言われるのが、けーうさんにとっては一番の苦痛で耐えられない。」 
   
   「逆に治療家のファンタジー溢れる文章を読んでいれば、自分が守っている
    プラスチックの斧も金やプラチナの価値を持っていると信じ続けられるんです。」

劇団 「ようするにCSさんはけーうさんのような人達に

     自分が持っているのがプラスチックの斧だという
     現実を直視して生きろ!

     と言いたいんですね。」


CS 「いえ、違います。」

   「わたしが今回の記事で言いたいことは、

    世の中には自分を変えるだけの強さや情熱も無ければ

    現実を直視する勇気も無く

    ありのままの自分で生きていくマインドも無い人間がいて

    そういう人はプラスチックの斧を宝物だと信じなければ
    生きていけない。


    という事実なんです。」

劇団 「現実を見ろ!というわけじゃないんですね。」

CS 「そういう人は現実を受け入れるだけの器が無いのですから、
    せめてプラスチックの斧を宝物だと信じ続けて生きていくしか
    ないんです。」
    
   「それは他人のわたしがとやかく言うことじゃないですし、
    そういう人生も『ありだな』と認めるようにしています。」

   「ですから、わたしはプラスチックの斧を守っている人達が
    最後に大きな代償を払うことはわかっていますが、
    その生き方を否定はしません。」

劇団 「大きな代償を払うとはどういう事でしょうか?」

CS 「周囲の人間の意見をはねのけて

    何の価値も無いプラスチックの斧を必死に守っている間に

    地上に存在できる時間はあっと言う間に過ぎていき

    最後に肉体が消滅していく時に

    自分は生きている間に他人との心の交流も無く

    存在していた世界の素晴らしさを楽しむことも無く

    ただ、周囲を拒絶しながら何の価値も無いプラスチックの斧を
    必死に守って時間を浪費していたことに気づくわけです。」
  
   「でも、その時は全てが手遅れ・・・。」

   「深い後悔と苦痛の中で

    自分と同じような人生を生きた人々が集まる集合意識に吸い込まれていき

    死ぬ時と同じ意識が強化されてそれが半永久的に続いていく。」

   「自分が選んだ人生が最後に全て自分に跳ね返ってくる。」
  
   「それが自分の人生で大きな代償を払うということ。」
  
   全て、自己責任。


劇団 「・・・・・・・・・。」
 



(武術の神)

  「けーうよ お前、 
  わしを選んでさえいれば・・・・。」



※次回の記事更新日は2月1日になります。