Ecce Homo(エッケ・ホモ)~この人を見よ
劇団 「前回の記事では、状況がどんどん悪化していく一方の人間の例として
治療家と希有さんを取り上げたんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「しかし、CSさんは希有さんの話をするのが好きですね。」
CS 「ハイ。今回はお正月で時間がある方も多いと思いますので、
新年特大号~希有さん特集
という位置づけでいつもより長文となっています。」
劇団 「そうですか(笑)」
「で、特大号のテーマな何なのでしょうか?」
CS 「わたしが神秘行を行う上でのテーマは
プラスとマイナスの電位差を高めて永遠性を生み出すこと
です。」
「他人の言葉で言い換えるなら最も近いのは
〈岡本太郎の言葉〉
いま、この瞬間。
まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、
全存在で爆発する。
でしょうか。」
劇団 「無目的なんですね。」
CS 「無目的というのは、社会一般の価値観に縛られないという事です。」
「それは〈自分が救われる事にこだわらない事〉に繋がります。」
「わたしの元師匠は
〈怒りは捨てなさい〉
〈人との争いは止めなさい〉
〈困った人は助けなさい〉
〈清貧が一番です〉
などと言っていましたが、
結局、彼が目指していたのは有名な宗教書や古代の聖人が残した
言葉を実行する事により自身のカルマが解消され悟りへ到達して
自分が救われる事
だったんです。」
「ですから、〈人助けをしなければならない〉などと言いながら病人の邪気を
異常に嫌ってヒーリング等は一切しませんでした。」
「邪気を受けて自分の気功修行がダメになるのを恐れていたんですね。」
劇団 「それがいけなかったのでしょうか。」
CS 「いえ、別に〈俺は気功修行がダメになるのが怖いから病人は見捨てる。〉
とはっきり言えば良かったんですよ。」
「それなのに元師匠は〈治療師の資格が無いから気功治療は出来ません。〉
などと言い訳をしながらも、
〈困った人がいたら人助けをしなければいけない。〉
〈○○さん(弟子の名前)、最近、何か善行したかい!?〉
〈なんで、善行しないんだぁ!!!!〉
などと弟子を怒鳴りつけたりしていたんです。」
「これって分裂しているでしょう?」
劇団 「確かに何か分裂していますね。」
CS 「元師匠が最後に破滅した究極の原因は
分裂
なんです。」
「逆に岡本太郎のように社会的な価値観や善悪の基準、
他人の評価を気にせずに
いま、この瞬間。
まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、
全存在で爆発する。
こういう人間は分裂がない。」
「なぜなら、
お金が欲しい 健康になりたい 長生きしたい
異性にモテたい 運が良くなりたい
などという自分が救われる結果を放棄して、自分を捨てている
からなんです。」
劇団 「自分を捨てるんですか?」
CS 「岡本太郎は抽象的な目的を持つ事によって、自身へのこだわり
を捨てたんです。」
「そのため、常人を遙かに超えたバイタリティと創造性を発揮することが
出来たわけです。」
「治療家なんかは全く正反対で自分が一番お金に困っているくせに、
○○のマントラを唱えれば宝くじが当たりますぞ。
みんな救われますぞ。
などと人助けをしているような事を言いながら、
結局は、カネ・カネ・カネ・カネ・カネで自分の事だけ考えていて、
原因不明の激痛と難病患者の邪気を永遠に引き受ける事になりました。」
「このように自分を捨ててプラスのエネルギーを生み出す人もいれば、
自己保身だけを考えて永遠の苦しみに取り込まれる人もいる。」
「これはわたしの神秘行のテーマ、
プラスとマイナスの電位差を高めて永遠性を生み出すこと
に根底では共通しているように感じます。」
劇団 「ボクもこれから自分を捨てなきゃならないな!」
CS 「いえ、そこはほどほどにしといた方がいいですよ。」
「大企業、官庁からママ友グループまで組織内にはさまざまな
人間関係がありますから、岡本太郎みたいに分裂を完全に
無くしてしまうと現実生活で色々不都合が生じます。」
「わたしはサラリーマンでもないし独身ですから、自分の生き方さえ
貫いていれば将来どうなろうがどうでもいいんですよ。」
劇団 「では、CSさんは自分を捨てているんですか?」
CS 「自分を捨てると言うよりもエネルギーを生み出すものは全て肯定します。」
「金儲けするのもいいし、ナンパやセックスしまくるのもいいし、
舐めてケンカ売ってきた相手を徹底的に攻撃して闘うのもいいし、
うまいワイン飲むのもいいし、断食や禁欲して飢餓感や孤独感を楽しむのもいいし、
アストラル界に地雷攻撃を仕掛けるのもいいし、
礼儀正しくていい人が困っていたら身銭を切って助けるのもいいし、
Amazonでライトセーバー買って部屋でダース・ベイダーの真似するのもいいし、
瞑想で性的エネルギーを発生させて全身のエクスタシー感を楽しむのもいいし、
英語とイタリア語を学習するのもいいし、美術館で絵画や彫刻の波動を読むのもいい。
自分の興味がある事を楽しんでいればエネルギーが生み出される
わけでそれでいいと思っています。」
「その替わり、結果どうなろうが自己責任だから全て受け入れる。」
「これがわたしなりの分裂が生じない生き方です。」
劇団 「分裂が生じるのは良くないんですね。」
CS 「良いとか悪いとかいうよりも、分裂が人並み外れて激しい人は
自分でもどうしようもないんです。」
劇団 「ボクは変えられるんじゃないかと思いますが。」
CS 「それでは、30年近い間、武の達人を目指している希有さんの体験談を
読んでみてください。」
(以下は、現在は削除されている希有さんの記事の抜粋です)
『立禅やってた時の話』
一時期、毎朝立禅ていうものやってました。
何かを抱き抱えるようなポーズでただ立ってるだけです。
日本では大気拳という武術から気功や武道に広まった健康法、鍛練法です。
当時、プログラマーの仕事してましたが、あまり仕事出来なくて
年下の上司に毎日怒られてかなり凹んで泣いているばかりでした。
武術関係の友人に、茨城にある流水拳法の道場の合宿に誘われて、
気分転換も兼ねて参加したのですが、その時最初に習ったのが立禅でした。
同じ姿勢のまま、15分間立ってるんですが、きつかったですね(>_<)
合宿中は立禅やってても、これ意味あんの?くらいにしか思わなかったんですが、
仕事でストレスも溜まっていたのと、困難時でも乗り切る精神力を付ける為と
毎朝立禅続けてました。
でも、やっていても早く時間経て~くらいしか思わず単調な毎日でしたが、
ある日、そういや重力てもんがあるわけだから、
天から重力が降り注ぐイメージしながら、
身体に軸を一本作れば楽に立てるんちゃうかな。
と思ってそうイメージしながら立禅やっていたら、突然、
全身に何か強いエネルギーみたいな感じが上から降り注いで、
足裏が床にズブズブと沈みこむ感覚がありました。
なんじゃこりゃ?と驚いていたら、今度は周りが急に静かになり
これから武の道に進むことになるが、
もう昔の自分ではなくなるし、世界も変わる。
それでもいいのか?
という声なき声を感じ、怖くなってきました。
そこで
いや武の世界なんて怖いよ。
俺はただのアニメヲタクでいたいから。
と思ったら
今まで感じていた感覚が無くなり日常の意識に戻りました。
それからは、いくら立禅やってもあのような体験はなく、やめてしまい、
仕事も使えないということで切られました。
おかげで?、今でも武術を愛好するアニメヲタクのままです(-_-;)
あれは、結局なんだったのか?あそこで決意してたらどうなってたのかと
たまに考えますが、
単なる妄想だろなと思ってます。
劇団 「これまた不思議な体験ですね。」
CS 「希有さんが体軸をイメージした方法はヒーラーやサイキック能力者が
チャネリングで神霊体と繋がる方法の一種なんです。」
劇団 「じゃあ、希有さんは本当に武術系の神霊体とつながったんですね?」
CS 「そうです。」
「以前、わたしが清朝末期の太極拳の達人の写真の波動を読んだ時に
頭頂を通して繋がっている神霊体のエネルギーを感じました。」
「希有さんの文章からも同じような波動を感じます。」
「中国武術や日本の古流武術を究めた人にはこのような神霊体がついて
武の道で精進出来るように現実生活でも導いてくれるわけです。」
「希有さんは高藤氏の教室に通っていましたし、一般人よりは気感に
優れていますから、何らかのスピリチュアルな縁や素質はあるんです。」
劇団 「神霊体ですか・・・。」
「じゃあ、希有さんもそこでイエスと言っていれば、体の調子も良くなったし、
現実でもいい人達との縁が出来て、武術も向上して幸せになれたんですね。」
CS 「そうです。」
劇団 「もう繋がれないんですか?」
CS 「一回断ったら、アストラル界に〈武術はもうダメだ〉という設定が残りますから
100%無理です。」
「それに逆らって武術を続ければ続けるほど、身体も精神もイカレて、
周囲にも本人を攻撃する人間が集まって破滅していきます。」
劇団 「そういえば、以前の記事で聖天(ガネーシャ)を怒らせて身体の不調どころか、
家族や職場も含めて攻撃されまくりになった人がいましたね。」
CS 「これは高藤聡一郎氏の仙道魔術や大陸書房時代の本にも書かれて
いましたが、マイナスの霊体や攻撃系の神体を送り込まれた人は
破滅して死後もマイナスの霊界で苦しむ事になるんです。」
「知人の霊能者も〈そうなったら、もうどうしようもない。〉
と言っていました。」
「希有さんは自分で武術の神霊体の誘いを断ってアストラル界に
(俺は武術以外の道で生きていきます。)
という設定を入れたくせに、菓子パンとインスタントラーメンを食べながら
武の達人を30年間目指して身体はボロボロで周囲に攻撃されています。」
劇団 「それは本人に忠告してあげないとまずいんじゃないですか?」
CS 「いえ、ですからわたしも
〈もう、武術や気功は諦めて食生活を変えて休養した方がいいですよ。〉
と忠告したところ、
普通の人はそうかもしれません。
しかーし、自分にはそれがかえってストレスになりまーす!!
と拒絶されました。」
劇団 「それは救いようがないですね。」
CS 「世の中には周囲の人間が何を言おうが希有さんのように無視したり、
治療家のようにケンカを売って徹底的に潰されるなど
破滅への道を自ら選ぶ人間がいるわけです。」
劇団 「でも、なんで希有さんは高藤仙道を学んで波動の知識があり、
武術系の神霊体が繋がったのに
(単なる妄想だろなと思ってます。)
と結論づけたのでしょうか。」
CS 「希有さんは心も身体もバラバラで完全に分裂しているんです。」
「そして、分裂した人は常に間違った判断を下します。」
「普通の人が白だと結論づけるものを、分裂した人は黒だと結論づける。」
〈↓は前回の記事からの抜粋です〉
そんな無責任で自己中心的な人間も希有さんから見れば
>暖かい人柄の方に思えますね。
というわけです。
そして、夏タイヤで大雪の峠を運転したり、際限の無い願望実現法追求、
シンガポールコインに神社の波動、という一連の論理的に破綻した行動も
希有さんにとっては、
>ファンタジー溢れる内容
なんです。
また、治療家のブログを開いてマイナスの波動の影響で、
>よくわからないけど胸が苦しくなったので龍神ツアーと夏タイヤの
>記事を探すのは止めました。
と強い邪気の反応を感じたのに、
>治療家さんの近況書かれてましたが、元気にしておられるということです。
と書いていて全てがずれています。
『暗いシリーズ あんた変だよ』
自分としては、そう考える、そう受け止めるのが当然と思ってるのだけど
周囲の人から
なんでそう思うのか理解できない
とよく言われる
今日も言われた(-_-;)
休憩時間に、バイト先の女性達と話してたときに、
その考え方変だよ。
普通はこう考えるのが当たり前でしょ。
と言われ、ショックでした。
CS 「このように常に間違った結論を出すわけです。」
「神秘行や武術というのは、普通一般人が見過ごしてしまうような些細な変化を
感覚を研ぎ澄まして意識化して、それを論理的に体系づけて自らの身心に
変化を起こしていくプロセスなんです。」
「高藤聡一郎氏は著書『仙道錬金術 房中の法』の中で、

どうだ、すばらしいとは思わないか。
ただのセックステクニックだと思っていた房中術が、
実は仙道の神秘体験そのものであり、
それが老子の世界、さらには西洋錬金術の奥深い世界と同一のもの
なのである。
「賢者の石」~実はそれは、房中術のテクニックの成果であったのだ。
まさに恐るべき結論ではないか。
我ながら
しばし絶句・・・
である。
と書いていました。」
「高藤氏は自分が仙道修行によって得たさまざまな神秘体験を
理論的に体系づけて
西洋錬金術(賢者の石)=仙道の煉丹法
という法則を結論づけました。」
「しかし、治療家や希有さんのような分裂した人間は、
普通一般人が簡単に白だと答えを出せる問題に対しても
黒だと回答します。」
「普通の一般的なまともな意識の持ち主が武術の修行で立禅をしていて
希有さんのような体験をしたら、
①(わかりました。武の道を進みますのでよろしくお願いします。)
と答えてさらに武の道に邁進する。
②(いえ、自分はそこまでの覚悟は無いですから遠慮します。)
と答えて武術は諦めて他に打ち込むものを探す。
のどちらかを選択するのでしょうが、
希有さんは、
(いや武の世界なんて怖いよ。) (俺はただのアニメヲタクでいたいから。)
とはっきり断っておきながら、アンパンとインスタントラーメン中心の
食生活を30年続けながら武の達人を目指して無理な修行で身体が
ボロボロになり、普通の仕事も困難な状態になるという選択をしたわけです。」
劇団 「とことん分裂してますね。」
CS 「ですから、仮に希有さんがこれからどんな神秘体験をしようが、
(単なる妄想だろなと思ってます。)
で全て終わりでしょうし、目の前で武術の達人がどんなすごい奥義を
披露しても本人は何も理解出来ないでしょう。」
「こう言っては酷ですが、武術も気功も1000000%無理なわけです。」
「それなのに、本人は絶対に武術と気功を諦めないんです。」
「素晴らしいですよね。」
劇団 「で、希有さんは、武術系の神霊体に断ったはずの武の道を30年間追求して
どうなったんですか?」
CS 「こういう状態になっていました。」
↓
(以下は、現在は削除されている希有さんの記事の抜粋です)
アパートの更新代どころか、生活も大変になるなあと不安感で
気も休まらないですね(-_-;)
でも、こういう状況でも前向きに頑張れる人もいるわけで、
改めて自分は弱いなあと実感しました。
何かやりたい、でもやれない、
あーイライラするー。
バイトしながらも、
こんなことしてる場合じゃないのに。
今すぐ逃げ出したい、
でも生活が大事、我慢我慢
とか思いながらやってると、爆発寸前になり
アダルト商品でごまかす日々でした。
安定は大事ですが、目的もなく例え目的があっても達成する手段がみつからない、
ゴールのない道をひたすら歩いたり走ったりしてる
ただ生きるのって大変ですね(ー_ー;)
例えなんとか頑張って、更新代の問題クリアーしても、また同じ生活の繰り返し、
それは平和で良いこととも思いますが、
なんか心の奥底に虚しさがどんどん積もってくるんです。
虚しさの上に、今の社会で生きる、希有という人格を上乗せして
イミテーションの感情を心に造って、生活してる、
そういう感じだなあと最近思います。
でも、赤裸々な自分は
我が儘で夢見がちで、弱虫で
一人で生きられない寂しがりや
です。
そんな甘えんぼな自分は,何をやりたくて
何をイライラしてるのかと今考えてます。
なんか支離滅裂な内容で
すみません。
でも、文章にして外部で発散しないと、
もう耐えきれなくて。
ごめんなさい。
でもね、
何度も同じようなこと書くけど
気功と武術というものに
しがみついてるから
いつか、再開または自分にとっての最高の師に出会えるかも
知れないという希望が、
今の状況でも何とか前に進もうというエネルギーになってますm(__)m
劇団 「中学生の頃はボクもこんな事を考えていました。」
CS 「希有さんは少年の心を永遠に失わない人ですね。」
劇団 「それと〈ごめんなさい。〉って、一体、誰に謝っているんですかね?」
CS 「それは本人でなければわからないのでしょうが、
自分にとっての最高の師に出会えるかも知れないという希望
と書いていますが、
気功指導で丹道周天者やクンダリニー覚醒まで導いた実績がある
わたし(CS)の忠告を無視して縁を切られた希有さんの行動パターン
を考えると、最高の師に出会っても絶対に縁切られると思います。」
劇団 「じゃあ、希有さんはどんな夢を持って生きたらいいのでしょうか?」
CS 「実は希有さんには気功や武術以外にも夢があるんです。」
↓
注)以下の希有さんの文章は、「まんが日本昔ばなし」の
おじいさんの声(常田富士男)をイメージして読むことを
お薦めします。
『これ、20代の時から思ってる理想の死に様なんですが』
昨日は午前だけバイト出ました。
さて、最近、 う~ん、自分は何を求めてるのだろう?
と考え込んでるんですけど、
今、なにやりたいかと言われたら、
なんもかんも放り出して、親すら見捨てて、
目的の無い旅に出たい。
冒険者になりたいですね。
気功と武術を楽しみながら、宛てもなくさ迷う生活に憧れます。
死語なんでしょうけど
風来坊
に憧れます。
明日は明日の風が吹く
スタイルです。
途中で野垂れ死にの人生。
でも、出来れば、
どこか寂れた娼館で
馴染みの女性のま〇〇らに顔を埋めて
ポックリ逝くのに憧れてます。
何かいい事ないかなぁ・・・・・。
劇団 「・・・・・・・・・・・・。(しばし絶句)」
※次回の記事更新日は1月10日になります。
〈カラヴァッジョ画 『 Ecce Homo~この人を見よ 』 (1605年)〉
