ソクラテスとプラトン
劇団 「前回の記事でCSさんは、
恋愛や復縁がうまく行かない男性は今の考え方や知覚パターンを
変えないと行けない。
そして、ボクの『知覚パターンとは具体的には何か?』という質問に対して
『それは男性が行動する時に、途中のプロセスが抜けてしまう
傾向があるという事なんです。』
と具体的な例を交えて説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「記事に寄せられたコメントを読んでも、
男性は(それ違うんじゃないか?)と疑問を呈していたのに対して、
女性は(今回の話し、とても良くわかります。良くぞ言ってくれました。)
と対照的で、
『男女の受け取り方ってここまで真逆なものなんだな。』
とわたしも興味深く感じました。」
劇団 「でも、男性の感性が女性と真逆であればあるほどずれが生じて、
恋愛や復縁はうまく行かなくなるんじゃないでしょうか?」
CS 「そうなんです。」
「ユング派の深層心理学では1人の人間には、
男性→男性原理(アニムス)
女性→女性原理(アニマ)
とういう2つの根本原理が存在していて、両者の調和が取れる事が
理想だと考えています。」
「恋愛や復縁がうまく行かない男性を見ていると『女性→女性原理(アニマ)』
が機能せず女性的な感性が乏しい知覚パターンとなっています。」
劇団 「前回の記事にあった〈ただ、機械的に飲食物を摂取するタイプ〉ですね。」
CS 「そうなると、
男性の感性が女性と真逆であればあるほどずれが生じて、
恋愛や復縁はうまく行かなくなる
というパターンに嵌まってきますから、恋愛や復縁を望んでいる
男性はそこを変えていく必要があります。」
劇団 「どうやって変えるんですか?」
CS 「最も初歩的な方法としては、休みの日にカフェやスイーツ、パスタなど
新しい店を開拓することを勧めています。」
劇団 「それはえらく簡単ですね。」
CS 「でも、こんな簡単な事でも実行出来る人は少ないです。」
劇団 「それは男だから、コーヒーやスイーツ、パスタに興味が無かったのでは
ないでしょうか?」
CS 「わたしから見ると、
〈今まで興味が無かったことにチャレンジするのが知覚パターンを
変えることではないか?〉
と思うのですが、どうしても性格的にそれが無理だというのなら
出来る範囲で変えればいいわけです。」
「普段、仕事帰りに缶ビールを買って部屋で飲んだり、たまに外で飲む時も
決まって居酒屋だったら、

それを減らして休日にクラフトビールを飲みに行くなど
徐々に変化をつければいいんです。」
劇団 「確かに居酒屋よりは断然女性受けはいい気はしますが、
本当にこういう変化が必要なんでしょうか?」
CS 「考えて欲しいのですが、モテる男性には必ず何か女性が付き合って
メリットを感じる部分があるんです。
ルックスが飛び抜けていい。
性格は悪いがとにかく金はある。

やたらと口が巧い。

すべり芸を究めている。

などなど何らかの武器があります。」
劇団 「武器?」
CS 「女性に(この人といると楽しい)とか(面白い体験が出来る)という
メリットを感じさせるものが武器です。」
「という事は、恋愛や復縁がうまく行かない男性には武器が無い。」
「何か武器を作らなくてはいけないんです。」
劇団 「なるほど。」
「でも、武器がないとどうなるんですか?」
CS 「それは女性に一番、持たせてはいけない感情を抱かせてしまうんです。」
劇団 「なんですか、それは?」
CS 「それは、
退屈
です。」
「知人の紹介とか合コン、婚活サイトで知り合ってデートしても
1回で断られてしまう原因はたった1つ、
退屈だ。
と思われたからです。」
「さらに付き合う以前の段階で断られる男性は、
この人といても退屈そうだ。
という印象を与えているからです。」
「こういう退屈した女性も会っている時は愛想笑いを浮かべて
表情はニコニコしていたりするんです。」
「そして、ほとんど大部分の男性は
彼女、一緒にいる時、ニコニコしていた。
オレ、彼女に好かれたな。
と勘違いします。」
(さすがにこのレベルの作り笑顔↓ならわかるのでしょうが)

CS 「しかし、その後LINEやメールでデートに誘っても、何故かその度に
彼女に用事が出来て断られてしまうわけです。」
劇団 「うわぁ、シビアですねぇ~。」
CS 「物事がうまく行かない人はツライ現実を直視しないと問題は
解決しないんです。」
「その覚悟が無いのなら、最初から夢は見ない方がいい。」
劇団 「では、その〈相手に退屈感を抱かせないためのもの〉が
武器という事なんですね。」
CS 「そうです。」
「ただ、ルックスは生まれつきの部分が大きいし、
お金についてもこれから収入を何倍にもするのは大変で
運良く達成出来ても、その頃にはもうオヤジになってしまって
若い子にまともに相手にされなくなってしまう可能性大です。
口の巧さや個人芸を身につけるためには、生まれつきの性格や
キャラクターを変える必要があるわけで、ある意味、収入を上げる
よりも骨が折れます。
そう考えると女性との話題も増え、他の男との差別化にもなり、
前回の記事でも書いたように付き合う上で避けては通れない
食事面を強化する事が基本なんです。」
「普段から女性受けしそうな店を開拓することは一番、簡単に
始められる方法なので、わたしは今まで恋愛がうまく行かない男性、
おそらく50人近くにこの話をしましたが、
今まで実行した男はゼロです。」
劇団 「うーん。」
CS 「これは男の習性みたいなもので、1度身についた男性の行動パターンは
なかなか変わらないものなんです。」
劇団 「飼い犬が一度身についた習性を変えないようなものですね。」
CS 「それでも、黙って話を聞いて実行しない人はまだいいのですが、
中にはいちいち、
(いや、ボクは居酒屋以外の店も行きますよ。)
とか、
(女性はボクといると本当に楽しそうにしてますよ。)
など言い返してくる人がいるのですが、それなら意中の女性ととっくに付き合って
いるはずで現実が見えていないんです。」
「それなのにあれこれ自己正当化する人は、他人の忠告を聞かないから
誰にも相手にされなくなりますし、そもそも問題対策が甘いので状況は
何も変わりません。」
「わたしの経験では30歳以上でこういう性格の人は死ぬまで同じ状況
(というか徐々に悪化していく)で行く事になります。」
劇団 「希有さんみたいなタイプですね。」
CS 「ある程度、歳を取ってから自分をプラスの方向に変えられる人って
数千人に1人いるかいないかの確率なんでしょうね。」
劇団 「そういう自分の知覚パターンを変えられない人は
どうしたらいいんですか?」
CS 「それこそわたしの元師匠が言っていた、
今あるものに満足して感謝する生き方をすること
でしょうね。」
「女性に関して言えばルックスや年齢にこだわらずに、ありのままの自分を
好きになってくれる女性と付き合えばいいんです。」
「スポーツや音楽、アニメなど何でもいいから趣味が合う人と付き合うのが
いいと思います。」
「今はSNSが発達していますから、ルックスや年齢へのこだわりを捨てて
時間をかければ趣味が合う女性は必ず見つかると思います。」
劇団 「このブログは神秘行系サイトですが、それでは普通の恋愛相談サイトの
回答と同じになりますね。」
CS 「神秘行、特にわたしが指導している行体系は、本人の感覚・マインド・波動
を合致させる事を目的にしていますから、
味覚のような体感覚を開く事に興味が無かったり、そもそも本人自身が
現実で行動を変える覚悟をしなければそこで止まってしまうんです。」
「そういう人はただ気脈を開いて感覚を楽しんだり、エネルギーを充実させる
方向で受講すればいいわけです。」
劇団 「受講で身につけた感覚とパワーを恋愛や金運UPに生かせるかどうかは、
本人の自己責任なんですね。」
CS 「不思議なもので、悪い状況を良くするには本人の意思が不可欠なのですが、
ダメにしたり壊したりするのは相手の意思に関係なく簡単に出来るのが
波動世界の法則なんです。」
「そういうわけで、一定の受講要件さえ守ってトレーニングしてくれれば、
わたしのアドバイスなんか聞かなくていいんです。」
「それに個人的には、女にこだわらないで一生独りの方が気楽でいいと
思うんですけどね。」
「世の中には恋愛やセックスよりも楽しい事はたくさんありますよ。」
劇団 「となると、過去の記事に出ていた51歳で、
よし!武の達人と仙人目指す!
と決意した希有さんはどうしたらいいんでしょうか?」
CS 「以下は過去の記事の抜粋ですが、
わたしから見ると(希有さんは)心も体もガタガタでそもそも気功や武術を行う
前提条件が欠落している修行以前のマイナスの状態なんです。
そういう人は気功や武術からいったん離れて、日常の姿勢や動作に
気をつけながら、目の前の仕事に集中して稼いだお金で出来る範囲で
良質な食事を心がけ、
運動も軽い散歩やウォーキングに留めて、たまに腕のいい整体師の
治療を受けたりしながら基盤を作っていくしかないんです。」
そうして心と身体を整えて気力を充実させてから少しずつ気功や
武術を再開するしかないです。
と忠告したところ、
普通の人はそうかも知れません。
しかーし、自分にはそれがストレスに
なってマイナスになりまーす!!
と完全に自己正当化してわたしのアドバイスを無視しました。」
劇団 「で、希有さんはその後どうなったんですか?」
CS 「以下はその後、希有さんがブログで発表していた記事を
まとめた文章です。(現在は削除されています)」
「ありゃ糖尿かや」
火曜辺りから夕方になると熱っぽいので、インフルエンザか?
!と今日バイト休んで病院行きました。
インフルエンザではなくほっとしましたが、血糖値が高過ぎということで
採血され(こりゃ軽度の糖尿だね。)と診断されました。
そりゃ、昼御飯は毎日90円のロールパン六個入り食べて
休日はインスタントラーメン
夜だけは野菜サラダにお惣菜ですが、
それで、腰痛が酷いので運動もしてないのですから、
なって当たり前ですね(>_<)
これではいけないとわかってはいるのですが、ズルズルと。
かといって毎日野菜オンリーではストレス溜まりそうですし悩むところです。
ちなみに昼飯は麦茶とあんパン。
スーパーで半額だったのでやむを得ずと買いました。
夜はインスタント味噌ラーメンです。
秘伝という雑誌の古い号読んでいたら、太極拳は骨盤を立てると
書いてありました。
な~んだ。飛●会でよくやってたじゃん
と、なるべく骨盤を立てたまま小架をやると、
おお!上半身と下半身繋がるねと今さら感動。
少林寺の突き蹴りも体が繋がった感覚で出来ます。
これって初歩なんですけどね。
気づくの遅すぎでしたぁ!!
劇団 「気づくの遅すぎというか、
CSさんが指摘していたように武術云々以前に、食生活や生活態度など
気づくべき事が多々あって、
本当に重要な事は何も気づいてない
ようにも感じますが。」
「で、その後どうなったんですか?」
CS 「それからしばらくして、こんな記事↓が載っていました。」
「具合悪くなってよく休みました。」
アパートの更新代をどうしようか考えていたら、
注)仙人になるためにタオ人間医学を9500円で購入して足りなくなった。
ストレスで昨日、今日と目がぐるぐる回りだす感覚に襲われ、
仕事の帰りに歩道橋で足を踏み外して転げ落ちそうになりました。
今は携帯どころか本を開いても気持ち悪くて読めません。
文章の意味がわからない、理解出来ないという状態でした。
仕事にも行けず、
今、スマホを見ながら不安で震えています・・・・。
劇団 「で、CSさんは
(だからオレが言った通りになっただろう!)
と思ったんですか?」
CS 「いえ、
あぁ、昇華されたな。
と思いました。」
劇団 「は?」
CS 「独り善がりもここまで突き詰めれば昇華されるんだな・・・。
と感じました。」
「別格の存在ですね。」
「(これから希有さんはどうしたらいいんでしょうか?)じゃ無くて、
本人は死ぬまで武の達人と仙人目指すの止めませんよ。」
劇団 「それと気になったのですが、なぜCSさんは削除されたはずの
希有さんの文章を書けるんですか?」
CS 「それは全記事を永久保存していますから・・・。(あっさり)」
劇団 「ええっ!!」
CS 「希有さんの文章は、わたしにとってソクラテスの言説レベルの
学びの宝庫ですから。」
「わたしはプラトンみたいな存在でそれを後生に伝えていくんです。」
劇団 「・・・・・・・。」
※次回の記事更新日は12月20日になります。