知覚パターン
劇団 「前回の記事では復縁と恋愛魔術とついて、
復縁って一般に思われている以上に大変なんです。
その人の思考・知覚・日常の生活パターンを変えないといけないわけで
最低でも数年単位で時間がかかるものなんです。
そこまで時間をかけている間に別れた彼女に彼氏が出来たり、
結婚する可能性もあります。
すると不安になっていても立ってもいられなくなってしつこくメールを
送ったりして、最後はストーカー扱いされてジ・エンドです。
という辛口の意見を述べていました。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ボクは同じく前回の記事中の↓の部分がよくわかりませんでした。
彼女があなたと別れたのは、あなたの言動や行動を
不快に感じる部分があって、一緒にいても全くメリットが
無いと思ったからです。
じゃあ、なぜあなたが彼女が不快に感じる言動や行動を
してしまうのかというと、
それはあなたのモノの考え方や知覚パターンがそういう
言動や行動を生み出しているんです。
という事は、今の考え方や知覚パターンを変えないと行けない。
そこで質問ですが、この知覚パターンというのは
どういう意味なんですか?」
CS 「それは男性が行動する時に、途中のプロセスが抜けてしまう傾向が
あるという事なんです。」
劇団 「プロセスが抜ける?」
CS 「例えば、ある男性社員が仕事で商談があって得意先の近くまで来たけれど、
約束の時刻まで1時間ほど余っている。」
「ちょうどお昼でお腹もすいたから、近くで目についたカフェに入って
軽めのランチを頼んだとします。」
劇団 「美味しそうですね。」
CS 「ただ、この男性には
〈これから仕事の商談がある。〉
〈その前に腹ごしらえをする。〉
という目的がありますから食事中もついつい資料に目を通したり、
スマホやタブレットでメールをチェックしてしまいます。」
「結果、コーヒーやサンドイッチ、ケーキの味には注意が行かない。」
「後で食べた物の味を訊かれても、ほとんど覚えていないでしょう。」
「頭の中が目的意識だけになってしまって、その間の食事を楽しむという
プロセスが抜けてしまうわけです。」
劇団 「なるほど。」
CS 「このように同じ〈カフェに入ってランチをとった。〉という行為も人によって、
〈カフェの雰囲気やコーヒーの香り、サンドイッチ、ケーキの
味覚を楽しんだ。〉
となる場合もあれば、
〈ただ、飲食物を胃に流し込んで栄養を補給しただけ。〉
で終わってしまうケースもあります。」
劇団 「確かにカフェで食事中もズーッとスマホをいじっているサラリーマンを
よく見かけますが、それを言ったら女子も同じなんじゃないですか?」
CS 「劇団さんが言う通り女子もよくスマホをいじっていますが、どちらかというと
こんなタイプが多いですよね?」

劇団 「そう言われてみると男性とはノリが違いますね。」
CS 「特に昼休みのOLやママ友などグループ・ランチで料理が来て
1人が写メを撮り出すと、なぜか全員強制参加みたいな雰囲気で
全員パシャパシャ!撮り始めるのですが、
あれって端で見ていると
(ここで1人だけ写メを撮らないとグループ内で浮いてしまって、
そのうちLINEでハブられたりしちゃうのかな?)
と疑問が浮かんできます。」
劇団 「それわかります!」
「女子の集団って独特なプレッシャーを発してますから。」
CS 「一方、男同士が料理の写メを撮ると、何故かオタクっぽい印象を受けます。」

劇団 「なんか、マニアって感じです。」
CS 「男が写メを撮るのは、男性独特の収集癖、コレクターとしての
本能から来ています。」

CS 「それに対して女子の集団からは、
とにかくこの場で楽しいノリを作らなくちゃ!
「この場限りですから、写メに撮った対象も時間が経ったらケロッと
忘れていたりするんですよね。」

(特にこの人↑を見ていると脅迫観念的な思念を感じる。)
料理そのものを味わえるのですが、男性はどうしてもそれ以外の物に
意識が行きやすい傾向があるわけです。」

劇団 「若い頃から、ついついこういう癖↑がついちゃうんですよね。」
CS 「これが続くと、彼女や奥さんが作った料理を食べている時にも
こういう態度を取るようになり、基本的なコミュニケーション能力が
欠落していきます。」
「普段からこういう態度を続けていて別れてしまった男性が
後で復縁しようとしてもそれは無理・・・。」
劇団 「食事中にスマホを見ているだけで別れる原因になるんですか?」
CS 「わたしの経験から言いますと、女性は自分が作った料理を否定されると
全人格を否定されたように受け取る事が多いです。」
「男の方は出された料理について素直な感想を言っただけなのですが
特に若い女性はひどく落ち込んだり、逆に怒って根に持ったりします。」
「食事中にスマホを見る行為はそれ以前の段階で
(オレはお前を全否定しているんだ!)
と全身のボディランゲージで伝えているわけで、よっぽど依存心の強い
メンヘラ系の女性じゃ無い限りはストレスが溜まる一方で、別れる原因の
1つになる可能性大でしょうね。」
「ですから、女性が作った料理にダメ出しする時ってスゴイ神経を
使うんですよね。」
「オブラートに包まないといけない。」
劇団 「オブラートってどんなですか?」
CS 「例えば、大本命の女性がカレーを作ってくれたけど味がイマイチだったら、
このカレーはおそらくこの地域ナンバー1の旨さだろうけど・・・
スジ肉を煮込んでトロ味を加えれば、
天下一かな?
とか。」
劇団 「しょうもないっすね(笑)」
CS 「例えストライクを外しても、直球ど真ん中でホームラン打たれるよりは
いいんですよ。」
「それにわたしも男ですから黙って引き下がるわけにはいきません。」
「言うべき事は言わねばならぬ!」
劇団 「ずいぶん分厚いオブラートに包んでますが・・・。(苦笑)」
CS 「でも、男女の関係ってホントにちょっとしたことが原因で壊れるんです。」
「そして、男女が付き合う時にはそこには必ず食事があります。」
劇団 「デートとか、一緒に住んでも食事は欠かせませんからね。」
CS 「ですから、食事中の会話やマナーってすごい重要なんです。」
「しかし、その重要な場面に全く注意を払わない男がいる。」
「特に食事中にスマホを見ているような男は問題外で、
そういうケースでは本人の知覚パターンが
①食事(味覚)を楽しむという方向に向いていない。
→女性的な感性の欠如、場の雰囲気を共有出来ない
②相手とのコミュニケーションをとる方向に向いていない。
→相手への無関心、感情を無視した会話
という結果を生み、付き合えば付き合うほど関係は冷え込んでいくんです。」
「もちろん、こういう人は必ず食事以外でも相手を怒らせるような無神経な行為を
続けていて、それが原因で彼女に愛想を尽かされ逃げられてしまいます。」
「そこで、〈ボクは反省しました。〉〈彼女の幸せを望んでいます。〉
なんて言ったって復縁なんて絶対に無理ですよ。」
劇団 「なるほど。」
「これが、
〈復縁には知覚パターンを変える必要がある〉
の意味だったんですね。」
CS 「ですから、恋愛や結婚について高レベル↓のルックスの
女性を望んでいたり、

絶対に別れたくない相手がいたら、普段から相手との関係を壊す原因を
作らないように細心の注意をし続けるしか無いんです。」
劇団 「そういうものですか・・・。」
CS 「そうして努力を続けていても相手の女性のレベルが高ければ高いほど、
彼女に選択肢があるし誘惑も多くなってくるわけで、他の男に盗られる
可能性が俄然高くなってしまうわけです。」
「そこで元師匠のように緩急を付けた心理操作と高等恋愛魔法で
ガッチリ波動を繋げて、相手の意識を完全に自分から離れられなく
する事が必要になります。」
「前回の記事↓でも書きましたが、
恋愛は限られた数パーセントの勝ち組がいい女をゴソッと
独占するまさにグローバル資本主義みたいな世界であり、
恋愛魔術は恋愛弱者を救済するためのものでは無くて、
一定の能力を持った恋愛強者がトップレベルを目指す
ための技術なわけです。」
劇団 「食事中にズーッとスマホを見ているような男性は高等恋愛魔法は
そもそも無理という事ですね。」
CS 「スマホを見ていなくても、一緒にいるのに頭の中は仕事や別の事を
考えていたり、相手の感情や反応に注意を向けていなかったら
同じ事です。」
「こういった本人の意識の方向性をわたしは知覚パターンと
読んでいます。」
劇団 「でも、CSさんは知覚パターンを変えるのは大変で、
最低でも数年かかるって書いてましたよね。」
「恋愛がうまく行かない知覚パターンになっている人は
どうしたらいいんですか?」
CS 「わたしはよく言うのですが、好きなタイプの女性との恋愛がうまく
いかないのでしたら、もっと気軽に付き合える大雑把な女性と
結婚したらいいと思います。」
「それで打ち止めにすれば、もう一生恋愛で悩む必要ないです。」
劇団 「大雑把な女性ってどんな人ですか?」
CS 「例えば、この子とか・・・。」

劇団 「うわぁ!何ですかこれは!!」
CS 「いわゆる汚部屋ですね。」
「これだけ部屋が汚くなっても気にならない大雑把な人は、
普通の綺麗好きな女性よりは細かいことを気にしないので
気軽に付き合えるのではないでしょうか?」
劇団 「こんな部屋を汚くする女性とは付き合えないですよ。」
CS 「汚部屋はダメですか・・・。」
「じゃあ、この子↓もダメですね。」

劇団 「いえ、この子ならボク、OKですよ! (きっぱり)」
CS 「だって、汚部屋はイヤなんでしょ?」
劇団 「この子と結婚出来るなら、ボク毎日でも部屋を掃除します。」
CS 「それより、この辺り↓の人並みに掃除をする女性で手を打ったら
いいじゃないですか?」

CS 「わたしは恋愛相談を聞いていていつも思うのですが
男性はみんな人気のある可愛い子と付き合おうとするけれど
レベルの高い女性はそれだけ狙っている男がいて競争率も激しいし、
よっぽどイケメンでない限りは付き合うには相当な努力が必要に
なりますから、そんな高望みしないで何の気兼ねも無く気軽に
付き合える普通の女性で満足していればいいと思うんです。」
「劇団さんもそう思うでしょ?」
劇団 「いえ、ボクは毎日掃除してもいいから可愛い女の子と結婚したいです!」
CS 「この子↓もやっぱりダメ?」

劇団 「ぜったい嫌です!!」
「ボクは毎日、掃除や料理・洗濯全部してもいいから
こっち↓がいいです!!!」
CS (ぼそっと小声で)
「劇団さんは、面喰いな上に世話好きであれこれ女性に従う性格だから、
結婚したら尻に敷かれて一生苦労する知覚パターンなんだな・・・。」
※次回の記事更新日は12月10日になります。