レイキエネルギーの正体
劇団 「前回の記事ではよく気功の入門書に書かれている
数センチ離して向かい合わせてビリビリ
した感じを出す。
という方法についての考察でしたね。」
CS 「断っておきたいのですが、わたしとしては、
両手を摺り合わせる行法が間違っている。
ということを言いたかったわけではなくて、
『行法の根本原理』について常に考えていないと、とんでもない
罠にはまる危険がある。
という事を述べたわけです。」
劇団 「行法の根本原理?」
CS 「言い換えれば
その行法の目的
ですね。」
「わたしが神秘行を続けていて結果が出ない人達を見ていると、
行法の目的を意識せずに行動するからうまくいかないわけです。」
劇団 「ちょっとうまくイメージできないので、具体的な例を教えて下さい。」
CS 「今まで指導してきた経験から言いますと、わたしの指導を希望する方の
受講動機として、
高藤本を参考に小周天を続けてきましたが全く気がわかりません。
小周天・丹道周天をマスターしたいです。
という方がよくいます。」
劇団 「そういう人は多いでしょう。」
CS 「その目的自体は全く問題ないのですが、初回の指導でそのタイプの
受講者の波動をチェックしていると、チャクラや気脈に普通では
発生しないエネルギー的な詰まりがあることがあるんです。」
劇団 「普通では発生しないエネルギー的な詰まりって何ですか?」
CS 「それも幾つかのパターンがあるのですが一番多いのは、
受講者が過去にレイキの伝授を受けている。
というパターンなんです。」
劇団 「レイキってスピリチュアル界ではよく聞きますね。」
CS 「ハイ。」
「ここでレイキを知らない方のために一般的な定義として、
Wikipediaの説明文を紹介します。」
※以下の画像から出る波動は全てコーティングしています。
レイキ(霊気 英:Reiki、Ray-Ki)
レイキヒーリングは民間療法であり、手当て療法・エネルギー療法の一種である。
患者の治癒反応を促進することを目的とし、施術者が患者に軽く手を当てる、
もしくは患者の真上に手をかざして、手のひらから「レイキ」というエネルギーを流す。

健康維持や自己啓発に有効であるといわれる。
補完療法として行われることもあり、2007年時点で世界で500万人が
実践しているともいわれる。
宗教で行われる手当て・手かざしといった療法とよく似ているが、
レイキ関係者はレイキは宗教ではないとしている。
レイキと呼ばれる民間療法は、臼井甕男(1865年 - 1926年)が始めた民間療法の
臼井霊気療法に始まるといわれる。

明治から昭和にかけて海外から導入された思想・技術と日本の文化が融合して多種多様な
民間療法が生まれたが、
臼井の霊気はこの民間療法における霊術・精神療法の潮流のひとつであるといわれる。
当時「霊気」は、手のひらから発する癒しのエネルギーを指す言葉として、霊術で一般的に
用いられていた。
現在レイキとして知られる療法は、臼井霊気療法が海外で独自に発展・簡略化したものである。
臼井から弟子の林忠次郎(1879年 - 1940年)に受け継がれ、さらにハワイ在住の日系アメリカ人
ハワヨ・タカタ(高田ハワヨ、1900年 - 1980年)に伝えられた。
海外に後継者を得たことで、世界中に広く普及した。
(一方日本の霊術は、戦後GHQに禁止されたことでおおよそ終焉している)
劇団 「なるほど。」
「いわゆる手当て治療ってやつですね。」
CS 「レイキヒーラーによってスタイルに多少の違いはありますが、
わたしが知っているレイキヒーラー達は実際に患者さんに手を
当てていましたね。」
〈方法〉
レイキにおける基本的な施術のやり方は、受け手が横になり施術者が
全身の12ヶ所に順に手をあてていく「12ポジション」とよばれるものである。
終了まで約30分から60分かかるが、レイキは型にはまったものではなく、
短縮することもできるとされ、柔軟に変化しながら伝えられている。
CS 「それに較べて、気功の外気治療は手を直接触れずに気を放射する
タイプが多いです。」
劇団 「Wikipediaの説明では、
手のひらから「レイキ」というエネルギーを流す。
と書いていますが、「レイキ」エネルギーは気なんですか?」
CS 「一般的な気功家が使う〈気〉とは違いますね。」
「これについては、↓を読んでいただきたいのですが。」
伝承によれば、臼井甕男(1865年-1926年)が「安心立命」の境地を求めて
1922年(大正11年)3月に鞍馬山にこもり21日間の絶食を行い、

21日目の深夜に脳天を貫く雷のような衝撃を受けて失神し、
目覚めた時には治癒能力を得ていたという。
海外では、この体験がブッダとイエスの癒しの業の秘密を解く鍵であり、
臼井式レイキの出発となったとされている。
劇団 「神秘的な体験ですね。」
「これってクンダリニー体験なんでしょうか?」
CS 「わたしが波動を読んだ感触では、これはクンダリニー体験というよりは
チャネリング体験でしょうね。」
「臼井氏は断食により意識が日常レベルよりもかなり深い状態となったときに、
宇宙系の意識と繋がったんでしょうね。」
劇団 「CSさんも、以前、クンダリニー上昇を体験した後に、身体を上下に貫く
エネルギーラインを知覚するようになり、
それがチャネリング体験(ウォークイン)の始まりだとか記事で
書いていましたね。」
過去の記事 「クンダリーニ 宇宙人? 」からの抜粋
土曜日で午前中で病院が終わったわたしは自宅まで歩いていました。
(徒歩で30分位の距離です。)
自宅近くまで差し掛かった時に、頭の中が一瞬真っ白になりました。
その瞬間、頭上からスーッと一本の細いエネルギーの柱が降りてきて
頭頂からわたしの身体の真ん中を貫き地面に入っていったんです。
「あれっ、これって何だろう?」
「いつも来ている神霊体とは違うし・・」
不思議に思い、わたしの身体を貫くエネルギーに意識を向けてみると、
わたしの身体がフワッと浮き上がるような浮遊感を感じます。
「よくわからないけど、つながっていると何だか気持ちいい。」
それから数日間、ヒマなときは意識を無にしてエネルギーの柱に意識を
向けていました。
するとある変化が起きました。
↓
過去の記事 「クンダリーニ 宇宙エネルギー体 」からの抜粋
ある日いきなり空から一本のエネルギーの柱がスーッと
降りてきて身体の中心を貫いてきました。
気功の行法をしていた時に自分の身体の中心を流れる
経絡(中脈)を通じて天地の気とつながるイメージ法を
していましたが,今回は違いました。
まるで本当に身体の中心に直径1センチくらいの
エネルギーのラインがあって、それが宇宙へと伸びて
ゆくリアルな肉体感覚があるんです。
そのエネルギーの柱は最初は無色透明な
真空空間のようなイメージの波動でした。
それがしばらく意識を向けているとある変化が
生じました。
わたしが心の中で何かを語りかけると、感情のような
反応が返ってくるようになったんです。
朝起きて、「今日は調子はどうだい?」と語りかけると、
わたしの胸がフワーッと膨らんでわくわくするような
波動が伝わって来ます。
これは人間の波動につながった時の反応とは
また違っているんです。
たとえば以前、目の前にいる職場の同僚に意識を
つないだところ、胸が締め付けられて苦しくなると
同時に、
「こんな仕事辞めたい!」という声が
聞こえて来た経験がありました。
(潜在意識下の声を聞くケースが多いです。)
しかし、エネルギーの柱の場合は人間よりも波動の
性質が軽いんです。
そして、慣れてくるに従い感情反応も豊富に
なってきました。
これはペットを飼っていると、だんだん鳴き声や
ちょっとした表情の違いで、
自分のペットが何を要求しているのか分かるように
なってくるのに似ています。
CS 「わたしの場合はクンダリニー上昇で頭頂が開いた体験が発端だったのですが、
クンダリニーに関係なく宇宙系の意識体と繋がることがあるんですよ。」
劇団 「では、CSさんの見立てでは、臼井氏も宇宙人と繋がったウォークインと
いうことなんでしょうか?」
CS 「いえ、彼は天体のエネルギーと繋がったパターンですね。」
劇団 「へぇ、そんなのあるんだ。」
CS 「わたしの受講者でもクンダリニー上昇まではいかなくても、エネルギーが
活性化して波動が上がってくると、火星や木星のエネルギーと繋がる人が
いるんですよ。」
「臼井氏の場合は金星のエネルギーと繋がりました。」

(↑金星って意外とはっきり見える。)
CS 「ちなみに、臼井氏の氏名 臼井甕男(うすい みかお)の
〈甕〉の文字は金星を意味します。」
↓
天津甕星(あまつみかぼし)~日本神話 に登場する星 の神 。
平田篤胤は天津甕星を金星のことであるとしている。
劇団 「じゃあ、臼井氏もエネルギーが活性化して波動が上がっていたんですね。」
CS 「それについては、これまた過去の記事で説明しています。」
過去の記事「先天の気を覚醒させる方法」からの抜粋
わたしが波動的な側面から見ますと「先天の気」が関わっています。
要するに、普段われわれが必要な栄養素を摂っていると、
後天の気~空気・水・食べ物を体内に取り入れた結果として
発生するエネルギー
を中心に人体は維持されている。
しかし、断食により食べ物を絶ち「後天の気」が取り込まれなくなると、
普段は眠っている予備エネルギーである
先天の気~空気・水・食べ物を補給を受けなくても存在するエネルギー
が目覚めて働き出します。
そして、高藤氏が述べているように、
これ(先天の気)には、物質的生命活動を超越した気の状態も含まれる。
わけです。
この「物質的生命活動を超越した気」の働きこそが、一般の医学による治療
では治らない難病が断食で治癒する要因の1つだと思います。
また、各種神秘行において断食が行われる理由でもあるわけです。
わたしも過去の記事で何度か触れていますが、先天の気の覚醒が無ければ、
いくら瞑想や呼吸法を行っても真の意味での神秘行にはならないわけです。
例えば、
・イエス・キリストが荒野で行った40日間の断食。
・マホメットが長期間の断食の後、天使ガブリエルから啓示をうけ
コーランをさずかった。
・真言宗の開祖・空海は不眠不休の100日水断食と共に虚空蔵菩薩の真言を
100万遍唱える虚空蔵求聞持行修行を生涯に7回行った。
というように、
「歴史に名を残すような宗教家達は、断食を利用して先天の気を
覚醒させた。」
というのが私の見解です。
劇団 「なるほど!」
「臼井氏はクンダリニー上昇こそなかったけれども21日間の断食により、
先天の気が覚醒して波動が上昇し、意識が深くなっていたことも相まって
宇宙(天体)のエネルギーと繋がった(=チャネリング)わけですね。」
「そして、
21日目の深夜に脳天を貫く雷のような衝撃を受けて失神し、
目覚めた時には治癒能力を得ていたという。
というように、チャネリングによって繋がった宇宙エネルギーによって
治癒能力を得たわけなんだ・・・。」
CS 「そういう事になりますね。」
劇団 「でも、なぜ臼井氏は金星と繋がったんでしょうか?」
CS 「それは臼井氏が断食修行をした鞍馬寺の特殊性にあるんです。」
鞍馬弘教立教後の寺の説明によると、本尊は毘沙門天、千手観世音、護法魔王尊であり、
これらの三身を一体として「尊天」とされている。
鞍馬寺とは、どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所にして、そのパワーに
包まれるための道場であるとしている。
「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、
金星から地球に降り立ったもので、
その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない
永遠の存在であるという。
(↑永遠の16歳)
劇団 「面白い話ですねぇ。」
CS 「仙道研究家 高藤聡一郎氏が『仙道風水術尋竜の法』の中で、

古代の仙人は山の中を歩き回り、気のパワーが吹き出るパワースポット(竜穴)
を探し当て、そこに庵を組んで仙道修行を行った。
と書いていますが、臼井氏にとって鞍馬山こそが波動を高め、
天体(金星)のパワーと繋がるための竜穴だったんでしょうね。」

↑ 『鞍馬寺~奥の院魔王殿』
奥の院魔王殿は、磐座(いわくら)・磐境(いわさか)とも称され神々が
降臨された場所として崇拝され、太古より宇宙の力が満ち溢れ、
その波動がご開山・鑑禎上人を初め多くの修行者を鞍馬山へと導き、
宇宙の真理に目ざめさせたといわれています。
劇団 「なるほど。」
「レイキエネルギーの正体が金星)パワーだという事がよくわかりました。」
CS 「わたしは今までレイキの伝授を受けた人達(大体、40~50人くらい)に
この話をしてきましたが、この事実を知っている人は今まで一人もいなくて
驚きました。」
劇団 「でも、金星のパワーなら何で胸が詰まるんですか?」
CS 「今回は過去の記事の抜粋もあり、そろそろアメブロの字数制限に
引っかかりそうなので続きは次回にします。」
劇団 「今回はCSさんの過去の記事を読む事で、臼井氏の神秘体験の意味が
よく理解出来ました。」
CS 「自分自身と受講者の方々のさまざまな体験を通して行法の根本原理を
探っていく内にいろいろな現象の意味が、まるでパズルを解くように
理解出来るようになってきました。」
「このプロセスがある意味、悟りや覚醒と言えないこともない・・・。」
「まぁ、元師匠のように論語を読んだり、怒りの感情や欲望を捨てて
聖人君子になろうとは絶対思いませんが。」
「そうして理解出来るようになった事柄の数パーセントをわたしはこのブログで
紹介しているわけです。」
劇団 「いや~、過去の記事も面白かったですよ!(←ここぞとばかりにヨイショしている)」
CS 「そうですか?(まんざらでもない表情)」
「実は今回、久々に過去の記事を読み返したら、細かい部分は憶えていなくて
他人が書いた文章を読んでいるような気がしたのですが、
この記事の作者はなかなか的を得たことを書いているなぁ・・・。
と自分で言うのも何だけど、ちょっと感心したんだよね。」
劇団 「僕も感心しましたよぉ!」
(↑さらにヨイショして後でこっそり秘伝を聞き出そうとしている。)
CS 「エヘへですぅ・・・。」
(↑すっかり、ヨイショの術中にはまっている。)」

※次回の記事更新日は4月10日になります。

にほんブログ村
