衰退の流れは止められない | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「本当に頭がいい人 」です。)


   衰退の流れは止められない


劇団 「前回の記事では、


    世の中のほとんどの人間は大した配慮無しに、自分の感情の

    ままに会話したり行動する。


    だから、行き当たりばったりでうまくいかない。


    しかし、 ごく稀に自分を客観視しながら徹底的に
    考え抜いて、目的達成に適した形態へ自身を変える事が
    出来る本当に頭のいい人間がいる。


    という話でしたね。」


CS 「そうです。


    でもその話の前に、


    17日の選挙で大阪都構想が否決されてしまいましたね。




劇団 「おっ、いきなり時事ネタですか。」


CS 「わたしは、若い頃に高藤聡一郎氏の『仙道未来予知 察気の法』
    読んで以来、その時々の国内外の政治のニュースをチェックしながら
    日本国全体の波動を読むことを続けているんです。」




劇団 「確か、高藤氏は個人レベルから社会集団(国家)までの兆候を
     感じ取っていたんですよね。」


CS 「わたしは高藤氏とはまた違った方法なのですが、個人レベルと
    社会レベルの波動の変化を感じ取る訓練を続けているんです。」


   「その立場から見て、この選挙は日本の歴史上の大転換点に

    なるだろうと思っていたんです。」


劇団 「と言いますと?」


CS 「1つは大阪都構想が実現した場合、維新の党が国政に本格的に

    参画して保守政党として公明党の替わりに安倍政権と手を組み、

    憲法改正への流れが加速しただろうという点。」


   「これは日米同盟、中韓との対立軸に大きな変化を起こします。」


   「もう1つは世代間闘争。」


劇団 「老人たちと若者の闘いですか?」


CS 「今回の選挙でこれが先鋭化しました。」


   「これは以前から言われている事ですが、現在の日本が抱えている
    問題の根本は、


    ①人口の高齢化による社会保障費の増大


    ②若年層の貧困下による税収の低下


    にあり、


    これに対して橋下氏が大阪都構想で打ち出した政策は、


   (1)高齢者向けのサービス(ex 敬老パス~90億円)

     の打ち切り、天下り先の廃止。
 
   (2)小中学校の医療費補助 学校給食の作成(大阪って給食ないんですね)
      塾予算1万円配布 教育のICT化(タブレットIpadの無料配布)。


     によってお金の流れを〈老人⇒若年層〉に変えることで、子供たちを

     通じて将来への投資を行いながらも、


   (3)大阪市営バス・地下鉄民営化に代表されるサービスの民営化。


   (4)関空を中心にしたインフラ整備(リニア、4つの鉄道建設)と並行して、
      IR(カジノ、アミューズメント、ホテルを含む複合施設)誘致による
      成長戦略。


     により、経済を活性化し税収を増やすことで

     ①②の問題を解決する。


     ~という内容で、これはわたしから見て理にかなっています。」


    「大阪都構想の本質は世代間のお金の流れを変えた上で成長戦略を

     進める事にあり、二重行政の解消は改革を円滑化するための手段に

     過ぎなかったとわたしは考えています。」   


劇団  「でも、結局負けちゃいましたよね。」


CS  「その原因がこれ↓です。」





劇団  「70歳以上の高齢者が最も反対に回っているんですね。」


CS  「20~40代は賛成が上回っているんです。」


    「30代の賛成が最も多いのは、小さい子供を持った

     親の世代だからなんでしょう。」


劇団 「確かに。」


CS 「グラフをよく見ると50代も反対は半分くらいしかいないんです。」


   「はっきり反対に回っているのは70代だけ。」


   「それなのに反対派が全体で勝つんですよ。」


劇団 「ホントだ。70代以上って選挙ではこんなに力を持っているんですね。」


CS 「そうなんです。」


   「上の表では同じくらいの数に見えますが、実は70代の人口が

    圧倒的に多いんです。」


  「また、現状の公的サービスの維持を望むお年寄りほど棄権しないんです。」


   「そのため20~60代が現状に変化を起こそうとしても、
   70代以上がNOと言ったら何も変えられないわけです。」


   「でもこれで1つはっきりしました。」


劇団 「何がですか?」


CS 「この国には未来がない。という事です。」


   「未来のある子供たちに限りある財源をまわそうとしても、
    老人たちが全てそれを握りつぶす。」


   「こういった世代間闘争は以前から予見されていたのですが、
    今回の選挙でそれが見事なまでに現実化しました。」


劇団 「なるほど。」


CS 「今回の選挙を見て地方の議員たちは皆、


    (老人にお金を回さないと、オレも橋下みたいに政治家生命を
     断たれるんだなぁ。)


    と思ったはずです。」


   「そうして老人にお金を回して選挙に受かった地方議員が
    国会議員になる。」


   「となると、地方から国政までみんな老人にお金を回す議員しか
    いなくなる。」


劇団 「そんなことあるんですか?」


CS 「今回の選挙では犬猿の仲の自民党と共産党が

    協力した位ですから。」




CS 「現状のお金の流れや既得権益を変えられそうになると、

    それらを維持するためにはイデオロギーの違いも関係なく

    平気で手を組むんです。」

   

   「そして、高齢化が進み抜本的な対策が必要な自治体であれば

    あるほど票田を握るのは高齢者なので、問題を先送りする

    政策しか行えない。」


   「この流れに逆らう橋下氏のような政治家が出現すると、今回のように

    普段は敵同士の政党までもが手を組んで一致団結して抹殺にかかる

    わけで、もう抜本的な改革は不可能。」


   「結果、この国の未来にあるのは衰退のみで、今回の選挙で

    その流れがさらに強くなったわけです。」


劇団 「17日の選挙の結果は日本の波動にも現れているんですか?」


CS 「もともと波動が悪かったのですが、もうお先真っ暗って感じ。」


   「日本の未来にフォーカスすると、


    『助けを求める無数の亡者の群れ』


    といったヴィジョンと共に悲惨なエネルギーが伝わって来るんです。」


   「今回で最後のチャンスを逃しちゃいましたから、おそらく東京オリンピック

    あたりを境に坂道転がり落ちていくんでしょうね。」

   

   「やはり、一度、焼け野原にならないとこの国は再生できないんですよ。」


(注)これはあくまでわたしの主観的な印象に過ぎませんから、

   この記事を読んでいる皆さんはあまり気にしないでください。


劇団 「じゃあ、もし橋下氏が選挙で勝って大阪都構想が実現していたら

    日本の未来は変わっていたんでしょうか?」


CS 「それは違っていたでしょう。」


   「橋下氏は道州制の強力な推進論者でしたし、そうなると地方議員の中に

    大阪都構想の成功を見て、

    

    (オレも維新に入って、選挙区で橋下の真似して地方自治改革を行えば
     次の選挙も当選して国会議員も夢じゃないかもしれない!)

    

    なんて考える人間がたくさん出てきたでしょうから、確実に未来は

    変わったでしょうね。」


劇団 「そう考えると、今回の選挙の結界は残念ですね。」


CS 「でも別にいいんじゃないですか。


   「今回の選挙にしても20~40代の棄権した人間が2万人選挙に行って
    賛成に票を投じていれば大阪都構想は実現したわけで、これは


    日本人自身が衰退と滅亡の未来を選んだ。


    と考えた方がいいのではないでしょうか。」


   「個人的にはもともと橋下も維新も好きじゃないし・・。 (ぼそっとつぶやく)」

  

劇団 「だから、別にいいんですか(苦笑)。」


CS 「でも考えて欲しいんですけど、いくら日本が衰退の一途を辿るといっても
    まだ1000兆円ほどの個人資産を抱えていますし、どんな世の中でも
    頭のいい人はうまくやるんです。」


   「国や地方自治体は一切当てに出来ないという現実の厳しさを自覚した上で

    全て自己責任で、


    目的達成に適した形態へ、自分を客観視しながら徹底的に考え抜いて

    自身を変える事が出来る『本当に頭のいい人間』


    になって、現実と闘いながらサバイバルしていけばいいと思うんです。」


    「そう考えると、これからどんどん面白くなってくるんですよ。」


劇団 「おっ、これで前回の記事のテーマと繋がりましたね。」


    「それにしても橋下氏は今回の選挙で政治家を引退するそうで残念ですね。」


CS 「別にそんな事ないと思いますよ。」


劇団 「えっ?」


CS 「今回の選挙で敗北したといっても、わずか0.8%の僅差じゃないですか。」


   「負け犬という印象はないんです。」


   「しかも、彼は既得権益に立ち向かって自民・公明・民主・共産の連合軍と
    闘って紙一重で敗れ去った。」


   「戦国時代に例えるなら、真田幸村が徳川の大軍に特攻をしかけて、あと一歩で
    徳川家康の首を取る寸前まで追い詰めて敗れ去ったようなものです。」


   「日本人って、こういう悲劇のヒーローが一番好きじゃないですか?」



(↑憑きものが落ちたような晴れやかな波動)


劇団 「そう言われればそうですね。」


CS 「かえって人気が出て、いくらでもお金を稼げると思いますよ。」


    「『0.8%差で敗れた男』なんてかっこいいじゃないですか。」


劇団 「本業の弁護士でも、タレントでも、講演業でも引っ張りだこでしょうしね。」


CS 「わたしが本当に気の毒だと思うのは、維新政治塾出身の議員たちです。」


    「彼らは国政選挙で、最低2600万円以上必要といわれる選挙費用を

     全て自腹で用意しているんです。」

 

    「当然、借金している議員がほとんどでしょう。」


    「それがいきなり党が事実上消滅してしまうわけで、彼らはこれから

     どうするんでしょうか?」


劇団 「世の中シビアですね。」


CS 「思い返すと、わたしが維新の党を観察していて、


    (これは一気に流れが悪くなったな。)
    

    と感じたのは彼↓が亡くなった時なんです。」



(東京に住んでいる人は知らないかな?)


CS 「彼が手術で声帯切除を受け入れて延命し、今回の選挙で応援に回って

    いれば確実に2~3万の賛成票は上乗せ出来たはずです。


劇団 「そうか、やしきたかじんの死が日本の未来を決定したのか・・・。」


CS 「それと、大阪都構想のマニフェストのこの部分も、特定勢力を刺激して

    まずかったかもしれません。」



    強力な広域行政の原資を確保するため、
    娯楽産業として法的にしっかりとした位置づけをおこなった上で、


   パチンコに対する課税に積極的に

   取り組んでいきます。


     (歳入確保策  大阪維新の会 広域政策委員会より)  



  つづく





※次回の記事更新日は6月1日になります。


 


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