左から来るエネルギー | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「神秘行に向かない性格 」です。)


 左から来るエネルギー

 
前回の記事では、神霊体が繋がった受講者Tさんとわたしの質疑応答を

紹介しました。


読んだ方は当然、「神霊体ってなんだ?」と疑問に感じたことと思います。


これについて理解する上で助けとなるのが、仙道研究家 高藤聡一郎氏

の著書「遥かなる虚空への道」文中の夢見に関するエピソードです。


著者の夢見法マスターの経過


〈夢見〉は、いろいろな行法中、著者がもっとも得意とするものである。


ところが面白いことに、これは、著者の専門である仙道の行とは、

まるで関係がないのだ。


もちろん、昔の仙人のことを書いた本の中には、これを自分なりにやって
いた人のことがでてくる。


しかし、一般の仙道の行体の中には、正式なトレーニングとしては全く
見当らないのだ。


だから著者は、始め、これがひとりでにできるようになって面くらった
ものである。


↑上記の文中の(ひとりでにできるようになって)の部分に注意が必要です。


のちに、科学気功法の調査のためシンガポールへ行った時、安宿で

出会ったオーストラリア人から、それがチベット密教のものであることを

教えられいささか驚いたのである。


彼はインドのブッダガヤにあるチベット寺のグルからチベット密教を学び、
体外離脱などもやったそうなのだ。


このオーストラリア人に触発されてシンガポールからブッダガヤへ行って
みることにした。


二十代始めの世界放浪につぐ二度目のインドゆきである。


高藤氏の元弟子の方に話を聞くと、彼はシンガポールがやたらと

好きで弟子たちを連れて合宿をしていたそうです。


シンガポールに竜穴(風水で仙道修行に最適とされるポイント)を
見つけたという記述を、氏の他の著書で読んだこともあります。


それはまさに、引かれるような感じだった。


ただ正直いって、著者はインドがあまり好きではない。


こう何というか救いようもない汚さと、人間のどうしょうもなさだけが
大地を覆っている、という感じがそこにはあるからだ。


シンガポール好きの高藤氏は、インドは嫌いだったんですね。


それほど当時のシンガポールとインドには違いがあったのでしょうか。


「遥かなる虚空への道」が出版されたのが1894年ですから、

高藤氏がシンガポールを訪れた時期を数年前の1980年と

仮定します。


1980年シンガポールの国民1人当たりの名目GDPが5003ドル


これに対して日本が9003ドル

ということは、当時の日本人はシンガポール人の約2倍は物質的に

豊かだったということです。



80singapore

 ↑80年代のシンガポール



これが2014年で比較すると、


シンガポール 56112ドル


日本       37539ドル


と、いつの間にか逆転していたんですね。



2014sin

 ↑現在のシンガポール



日本人としてはショックです。


ただ、現在のシンガポールは徹底した海外の富裕層に対する

移民優遇政策をとっていますから、中間所得層の1人当たりの

名目GDPに限定すれば差は縮まるかもしれません。


ちなみに1980年のインドの国民1人当たりの名目GDPは
265ドルですから、シンガポールの1/20です。


こう考えると、高藤氏が訪れた当時のインドは、シンガポールに

較べてもそうとう未開発な地域だったんでしょうね。



1980ムンバイ

↑インド最大の経済都市ムンバイ・1980年代



ちなみに2014年のインドの1人当たりの名目GDPは1625ドルです

から6倍に伸びていますが、それでもシンガポールとは34倍の差

あります。



2014ムンバイ

 ↑現在のムンバイ



2014スラム

 ↑スラムも拡大しているような・・・。

 


ただ、わたしが世界の地域別の波動を読むと、シンガポールの

波動はもう隆盛期を過ぎています。



これから徐々に落ちていくのではないでしょうか。



替りに、マレーシア、ベトナムなど他の東南アジアの国々は

これから本格的に伸びてきそうな波動を出しています。



東アジア(中国、日本、半島)はもう転落の一途といった落ち目の
エネルギーです。



こうした波動の観点から見ると、2050年頃は東南アジアの次として

インドが来るのでしょう。



ナマステ2

↑現在、ムンバイに建設中のナマステ・タワー。

  


ナマステ1

 ↑画面の端にスクロールするとやはり 

  スラムがあるのでしょうか。




ただ、高藤氏が訪れた当時のインドは、


こう何というか救いようもない汚さと、人間のどうしょうもなさだけが
大地を覆っている


という状態だったわけです。


さて、個人的な好き嫌いはさておき、お目あてのブッダガヤの

チベット寺へつき、房内へ泊り込んだ。


もちろん、泊り込んだ翌日からオーストラリア人のいったグルを

積極的にさがしてみた。


しかし、チベット語しかできない坊主たちばかりで、まったく

そのグルの手がかりはつかめなかった。


せっかく来たのにダメかといささかがっくり来たが、夜になると

不思議なことが起こった。


というのは、木製の硬いベッドに寝ていると、足もとに青紫の光が、

ちょうど人形に、ぼんやりと見えるのである。


もちろんはっきり目覚めた状態の時ではない。


夢うつつか半覚醒ぐらいの状態の時である。


この不思議な光はこの後、何日も現われた。


一度などは著者はネボケて足もとに人がいると思いこみ、

足を伸ばして蹴とばしたことがある。


もちろん、足は二、三度空しく空を切り、あいかわらず青紫の光は

そこにたたずんでいた。


十日ほどしてこの寺を出て、ベナレス、マドラス、スリランカと

一ヶ月ほどかけて南下し日本へ戻ったのだが不思議なことに、

少しずつ夢見のトレーニングをどうやったらいいのかが

分ってきていつの間にか、これを完全にマスターしてしまった。


いわゆる専門の師匠にもつかずそうした行法の本も読まず、

完全に初歩からかなり高い段階まで、ひとりでマスターして

しまったのである。


上記の高藤氏が記述している「青紫色の光」は、わたしが

「神霊体」と読んでいる存在です。


実際、わたし自身も高藤氏と同じ、というより、もっと強烈な体験を

数え切れないくらいしていますし、一部の受講者もわたしや高藤氏

と似た体験をしています。


例えば、広島の40代女性受講者Iさんは、9月頃から部屋にいると
視界の左側に白い光が時折見えるようになりました。


高藤氏と同じように、特に夜、寝床について部屋が暗くなると

光がよりはっきり見えるそうです。


指導時にIさんの体験談を聞いていたところ、彼女が光を見た時の波動と

自然にシンクロしました。


すると、わたし会陰のチャクラのあたりがギューッと内側に掴まれて

膨張したような感覚が伝わってきたと同時に、エネルギーが背骨を

上昇して背中が仰け反りました。



わたし 「うわっ、スゴイねこれ。」


     「今、会陰にギューッ!と来たよ。」


Iさん 「そうそう、そうなんですよ。」


     「光が見えると会陰に来るんですよ。」


わたし 「これはまごう事なき神霊体のパワーですな・・・。」


などと話していたものでした。


Iさんは必ず月2回のペースで受講して、毎日欠かさずわたしが

指導した周天法のトレーニングを行っている熱心な方で、確実に

気脈が開いていたのですが、上記の体験以降は、


「会陰から泡立つような気持ちのいい感覚が上昇する。」


「神霊体とつながると頭頂がカーッと熱くなる。」


「尾骨が振動して体全体が揺れる。」


といった感じでエネルギー値、感覚共にさらに強化されました。


ここで断っておきますが、すべての受講者が神霊体を光として

見るわけではありません。


というか、受講頻度が少なかったり、手を抜いてトレーニングを

ロクにしないで、いつまで経っても神霊体と繋がらない人も

今までけっこういました。


それはさておき、光以外では、視界の端の方に人影のようなものが

見えるタイプの人もいます。


この場合、明るいところで何か作業をしていると、黒っぽいものが
視界の左端にチラっと見えたりします。


さらにその人たちの中には神霊体がスーッと左から近づいてくる

人もいます。


興味深いのは近づいてくるのが必ず左からであることです。


わたし自身も必ず左から来ます。


個人的には、その原因は人間が右半身と左半身は霊的に

別物であるせいだと考えています。


人間は右脳と左脳という別々の脳に二重支配されています。


近年の研究では、事故などで左脳に欠損があった場合、右脳が

失われた機能を代替する例が発見されていますが、基本的に右脳と

左脳は分離してます。


そして、右脳領域を開発して左脳領域とうまく同期させる事こそが、

気功のような体感覚系の神秘行の基本原理だと思います。


実際にわたしが指導していても、霊的な存在による事象や、

カルマに関する反応はほとんど左側に出ます。


ただ、わたしは、「特質系念能力者」タイプなので、


この左右の差異を利用した新しい術能力を開発できないか?


と、術の観点からこの現象についてよく考えたりもしています。



 つづく




※次回の記事更新日は11月20日になります。









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