サイキックの限界 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「カリスマの波動 」です)

サイキックの限界

前回の記事では、代々木忠氏の文章を例に「器(マインド)」
「意識を開くこと」の重要性について説明しました。

わたしが行っているサイキック気功の基本原理は

「通常では①眠ったままになっているエネルギーを目覚めさせ、
それを②脳に効率的に送ることによって潜在能力を覚醒させる。」

というものです。

そして、文章中の①②はそれぞれ

①眠ったままになっているエネルギークンダリ二ー(先天の気)

②脳に効率的に送る方法丹道(背骨内部)を開く丹道周天法

となります。

これら①②をわたしの波動プログラミング能力により効率的に活性化
していくのがサイキック覚醒気功の特徴です。

これに対して、伝統的なクンダリ二ー・ヨガやタントラの行法では

①’呼吸法・意識の集中・男女の性エネルギー(オー○ガズム)を利用して
 クンダリ二ーを活性化・上昇させる。

②’中脈(身体の中心を流れる気脈)、督脈(背骨の上を流れるルート)
  などといった丹道以外のルートから脳にエネルギーを送る。
 
  ※丹道に比べると脳に流れるエネルギー量が各段に落ちる。

という内容になっています。

上記の②’については、一部の流派ではクンダリ二ー活性化に力を貸す
霊的な存在を師匠が弟子に結びつける(密教でいう灌頂に相当する)を
行っているようです。

これについてはわたしも以前は波動プログラミングのメニューの1つで
〈ガーディアン・エンジェル〉という受講者を好みの神霊体につなげる
灌頂に相当する伝授を行っていました。

しかし、この灌頂も霊的な存在と本人との相性によっては長期的に見て問題を
引き起こすケースがあるため現在は中止して替りの方法を採用しています。

このようにさまざまな神秘行の内容を取捨選択しながら、マンツーマンでの
指導を繰り返してきた結果はっきり分かったことがあります。

それはわたしが受講者の気脈を開いても、その結果として得られる気感、
クンダリ二ーの活性化には個人差があるということです。

伝統的な気功法では気脈自体を開くことに膨大な時間をかけます。

皮膚レベル小周天で10年、20年かけることもざらです。

わたしは指導を始めた当初は、

「強制的に気脈を開けば感覚もみな同じように一気に開くだろう。」

と簡単に考えていました。

確かに伝統的な行法を行うのに比べれば効率的にはいいと思います。

しかし、実際には複数の受講者の気脈を同じように開いた場合でも
感覚の開き方には個人差が出ます。

ですから、ただ単純に小周天・丹道周天・大周天をマスターすれば
超感覚が開くというわけではないという事に気づいたわけです。

もう1つ個人差をはっきり感じたのが現実面での変化です。

よく気功・仙道書を読むと、

・小周天をマスターすれば万病が癒える。

・大周天に到達すれば望みはなんでも叶う。

・クンダリ二ーが覚醒すればあらゆる超能力が身につく

などと書いていたりします。

わたしの元にもこういった言葉を信じて、長年たくさんのお金をかけて
いろいろな道場やらセミナーを渡り歩いたという人が来たりします。

しかし、これも実際は違います。

わたしは小周天どころかクンダリ二ーを何度も上げていたのにガンが
全身に転移して死んだ人を知っています。

大周天レベルに到達して一生貧乏に苦しんだ人も知っています。

クンダリ二ーが覚醒しても何の能力も開かず、かえって体の調子が
おかしくなって苦しんでいる人も知っています。

もちろん、病気が治ったり、願望が叶ったり、超能力が覚醒した
人もいます。

ただ、神秘行にはいろいろなパターンがあり「Aだから必ずBになる。」
いう単純な法則は通用しないわけです。

大部分の気功書や気功系サイトではこういった負の側面には一切触れずに
プラス面のみしか書いていません。

それはビジネス面の効果を考えれば当然の事だと思います。

ただ、わたしは性格的にそういったことが出来ないといいますか、
逆に徹底的に真偽を追求したくなるタイプなので、こういった記事を
書いているわけです。

話を本筋に戻しますが、今まで述べたような個人差がなぜ起こるのかという
事に興味が湧いたわたしはヒマを見つけてはいろいろな人の波動を読みとり
自分なりに分析してきました。

その結果、幾つかの原因が絡み合っていることがおぼろげながら分かって
きたのですが、そのうちの大きな要素が「器(マインド)」「意識を開くこと」
だったわけです。

実を言いますと、もともとわたしは「器(マインド)」「意識を開くこと」などと
いった精神的な事柄を軽視していました。

そういった精神的な部分を凌駕するのが真のサイキックパワーだと
信じていたわけです。

現在は受け付けを中止してしまったのですが、恋愛系の術においては
特にそういった考え方を持っていました。

実際にわたしが術の依頼者と意中の相手を波動コーティングでがっちりと
結びつけたところ、

・2週間も相手の男性から連絡が無かったのに、わたしの指導中にメールが来て
 それから毎日メールや電話が向こうから来るようになった女性。

・相手の女性から半年に1度メールが来て食事をするくらいの関係だったのが、

 受講からメールのやり取りが始まり、月に2回はデートをするようになった男性。

・冷たい態度をとっていた職場の同僚の女性が受講の次の日に、別人のように
 親しげな態度をとってきたと報告してくれた男性。

などという効果が出て、正直な話、わたしも自分の術能力には自信を
持っていたわけです。

しかし、かえってその術の効果が原因でうまくいかないケースが
出てきました。

受講者の方が術の効果で楽観的になってしまい、

・わたしのアドバイスを無視するようになる。

・継続的に受講しなくなる。

といった行動をとるようになります。

結局、人間は楽な方に流れていく傾向があり、一度術の効果を実感すると、

「また困ったら術をかけてもらえばいいんだな。」

と考えて努力を怠るようになるわけです。

そうして状況が悪化してから、またわたしに連絡を取ってきたりするのですが、
その時は後の祭りです。

こういった諸事情を考えた結果、わたしは波動プログラミングを中止することに
しました。

同時に「器(マインド)」「意識を開くこと」といった精神面が重要だと
いうことを痛感しました。

その時に脳裏に浮かんできたのが、以前読んだ代々木忠氏の文章の
イメージだったわけです。


 つづく


 ※次回の更新日は5月10日です。

 



にほんブログ村 健康ブログ 気功へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ