クンダリ二ー・リレー
ここ数回の記事ではまどろみ型クンダリ二ーについて取り上げて
いるのですが、これに関連して面白い出来事がありました。
１０日ほど前の事です。
その日は朝９時から神奈川在住の受講者Ｓさん（男性）の指導が
入っていました。
わたし 「最近、調子はどうでした？」
Ｓさん 「昨日の晩ですが変わったことが起きました。」
「ベッドでウトウトしていると地鳴りのような耳鳴りがしたんです。」
わたし 「地鳴りのような音・・。それから何かあったんですか？」
Ｓさん 「いきなりエネルギーがグーッと背骨を上がりました。」
わたし 「ふーん、その時、光とかは見えたんですか？」
Ｓさん 「いえ、光は見えませんでしたが、命門（腰）の辺りが
すりこぎ棒で押し付けられたように痛くなりました。」
わたし 「すりこぎ棒！ そりゃ痛そうだ。」
「で、そのあとは？」
Ｓさん 「眠ってしまいました。」
わたし 「そりゃあ、眠ってる途中だから寝ちゃうよね。」
Ｓさん 「でも明け方に目が覚めたんです。」
「そうしたら体が揺れていました。」
わたし 「揺れるって体全体が揺れたの？」
Ｓさん 「それが尾骨から振動が来て両足が揺れてたんです。」
わたし 「で、どの位揺れてたの？」
Ｓさん 「よく覚えていないけど１０分くらいかな。」
わたし 「あぁ、それはクンダリ二ーが上がって意識のスイッチが
入ったんだね。」
「トランスに入るとクンダリ二ーが更に活性化して体が
揺れたりするんだよ。」
「わたしも寝入りばなは、体がぐにゃぐにゃに揺れる感覚がして
体感アトラクションみたいで面白いよ。」
と、このような会話をしたわけです。
その後、気脈の詰まりのチェックなどを行いＳさんの指導が
終了しました。
その日は続いて東京在住の受講者Ｋさん（女性）の指導が
ありました。
わたし 「最近、調子はどうでした？」
Ｋさん 「ここ数日、すごく背中が熱かったです。」
わたし 「あぁ、今わたしの背中にも熱感が伝わってきてますよ。」
「これはクンダリ二ーが活性化しているんだね。」
Ｋさん 「昨日の晩も寝る時、すごく熱くなったんです。」
わたし 「いい感じじゃないですか。」
Ｋさん 「それで、朝の５時ころ気付いたら体が振動してたんです。」
わたし 「それってどの辺りが揺れてたんですか？」
Ｋさん 「命門から下半身全体が揺れていました。」
わたし 「どの位？」
Ｋさん 「１時間くらい、ずーっと。」
わたし 「１時間！そりゃ長い。」
「実はＫさんの前の受講者の人も同じようなことを
言ってたんだよね。」
Ｋさん 「そうなんですかぁ。」
わたし 「２人そろって同じ時間に体が揺れて、同じ日に続けて指導を
受けるとは、これぞ正に”Ｔｈｅシンクロニシティ”だね。」
という感じで、わたしも
（不思議なことがあるなぁ。）
と思いながら指導を終えました。
しかし、この話には更に続きがあったんです。
その夜、メールボックスを見ていると東京在住の受講者Ｙさん（男性）から
以下のような内容のメールが届いていました。
> 夕べ寝ていると、「ドガーン」という大きな音で目が覚め、頭頂部に強い
>圧迫感を数秒感じました。
>上から強く押された感じです。またすぐに眠りに落ちてしまったので
それしか分からず、また起床後も特に変化はないようです。
> これは一体なんでしょうか?夢ではないと思うのですが…。
〈私の返信〉
これはクンダリニーが活性化して督脈を急上昇したんですね。
ブログ記事に書いたまどろみ型クンダリニーの一種です。
そして、さらに次の日の夕方には熊本在住のＭさん（男性）から
クンダリ二ー上昇の報告メールがありました。
> COSMIC SHAMAN さん いつもお世話になっております。
> おそらく、クンダリニーが上昇したとおもうのですが
> 確かめたいと思ったので、報告させてもらいます。
>
> ついさっき、寝落ちした直後に、いままでに経験したことのないような熱量が
> 尾骨あたりからでてきました。
>
> それが、首のあたりまで登ってくると、だんだんと視界（目はとじていましたが）
> が明るくなり、そのまま頭の中にはいり
>
> 頭の中が熱くて熱くて、耐えられなくなり、これはやばいと思ったところで、
> 完全に目が覚めました。
>
> 今は、体が火照ってるような状態です。
このようにまるで、リレー競争でバトンを手渡しているようにクンダリ二ー覚醒が
続いて起きているわけです。
しかも、このリレーはまだ続きます。
つづく
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