(前回の関連記事は「気の体内時計 」です)
未来世界の気の操作法
前回の記事では、わたしが「小周天ルートを丹田から百会まで
気が移動する」と意図しただけで気がその通りに移動した体験
を紹介しました。
これは自分自身に命令(コマンド)を送るだけで、自動的に身体が
エネルギーの発生・移動を行うという非常に便利な能力です。
それに対して一般的な神秘行において気をコントロールする場合は
①ひたすら意識を集中して気を移動させる
~高藤聡一郎氏の「超能力仙道入門」では、手に気を巡らす
トレーニングとして「意識をかけ、目でにらみながら気を
動かしていく」という方法が紹介されています。
②心の中で言葉を念じ続ける
~「気海(下腹部のツボ)が熱くなる」などと念じ続ける。
③イメージ法を利用する
~クンダリーニヨガやチベット密教では特定のイメージを利用して
チャクラの開発、内火(クンダリーニ)の活性化を行います。
といった方法が行われますが、これらは非常に手間がかかります。
わたしのイメージでは
「パソコンでYou Tubeを観る」
「iPhoneでTwitterに投稿する」
といった場合に、マウスを利用したりキー操作をするなど、
人力の手作業がいちいち必要なことを連想します。
これに対して「意図しただけで気を自在にコントロールする」
という気の操作法は、自動音声入力でパソコンやiPhone
を操作できるようなイメージです。
(これ以後意図による気の操作法を気の音声入力操作と
呼びたいと思います。)
スタートレックのようなSFの未来世界では、コンピューターに
「○○を出してくれ」と音声入力でコマンドを送るだけで、
自動的にデータがホログラフィで現れたり、コーヒーが出てきます。
わたしはSFが好きなので「気の音声入力操作」を行っている時は
こういう未来的なイメージで気の操作を行っていたりします。
最近では一部のアンドロイド携帯で音声での文字入力が出来るよう
ですが、全操作が音声のみで可能になればとても便利ですね。
わたしが気功指導を行う場合にも受講者の「気の音声入力操作能力」
を覚醒させる事を重視しています。
実際にこの能力が開いた受講者の方は気功修行のスピードが
加速度的にUPします。
逆に言えば、「気の音声入力操作」が身についていない方には
「丹道周天」「大周天」といった高度な段階の修行を教える事が
出来ません。
丹道周天を例にとれば、これは背骨内部(脊髄)に気を通す修行法
ですが、脊髄を通して脳や全身の神経に直接気が流れるわけですから、
全身に及ぼす影響も増大します。
そこが一般の気功流派で行われている督脈(皮膚レベル)、
中脈(身体の中心)に気を通す修行法との大きな違いで、
丹道周天は全身の感覚・サイキック能力を覚醒させる効果も
大きいのですが、その分危険性も大きくなります。
例えば、丹道周天修行者が気のパワーが強くなりすぎると、
背骨を中心に全身が異常に熱くなったりします。
もちろん、そうなった場合はわたしが遠隔で受講者の方の気を
操作してバックアップすることにより問題を解決します。
ただ、この場合も修行者本人に「気の音声入力操作能力」が
身についていれば、わたしのアドバイスを知る事によって
ほとんどの気のトラブルに自分自身で対処出来ます。
例えば、上記のように異常に熱くなっている場合は、
わたしが遠隔で受講者の方の波動を読みながら
「○○の波動につながって余剰な熱が抜けるように
意図して下さい。」
とメールで伝えて(この場合メールの文章にも波動を込めておきます)、
受講者の方がその通りに意図すると気の異常が解消します。
このように、わたしから見ると「気の音声入力操作能力」は
気功修行を行う人間には必須な能力なわけです。
しかし、わたしが今までいろいろな気功・神秘行に関する
書籍・サイトを見てみると「気の音声入力操作能力」について
書かれたものはほとんど目にした事がありません。
気功・神秘行の世界は秘密主義によって貫かれていますから、
各流派は単に秘伝として情報を隠しているだけかもしれません。
しかし、本当に指導者や修行者本人が「気の音声入力操作能力」
に関する情報を知らない状態で「丹道周天」「大周天」
「クンダリーニ法」といった高度な修行法を行っているとしたら
危険なトラブルに見舞われる可能性が高いと思います。
クンダリーニ・ヨガや気功・仙道修行で命を落としたり、身体に
深刻なダメージを負った方の話を見聞きしますが、こういった
事情も関係しているのかもしれません。

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