人が最も恐れている事 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「目覚めるとマズイ潜在意識下の体験 」です)


超実用的!気功講座 第40回


人が最も恐れている事


今回は、胎児の記憶の最終段階となるBPMⅣに

ついて説明します。


このBPMⅣは産道を通過して母胎の外に出た胎児が
自分自身で最初の呼吸を始める段階です。


へその緒を切られる事によって、今まで慣れ親しんでいた
母胎からは完全に切り離されます。


そして、独立した1個の個体として生まれ変わります。


新しい生命の誕生と言うと、TVでよく「子馬の出産シーン」
なんかが流されて感動的な場面として紹介されたりします。


しかし、胎児本人にとっては生まれる事は必ずしも嬉しい
ことではないんですね。


それまで10ヶ月近く慣れ親しんでいた快適な子宮から
切り離されて、外界の温度、騒音、光線、触感という
新しい環境下でストレスにさらされるわけです。


これはある意味、今までの自分が一度死んで生まれ変わる
「死と再生」の段階と言う事も出来ます。


「死と再生」について考えてみると、
われわれ生きている人間にとって一番恐ろしい事は、
死んで自分の意識が消滅する事だと思います。


ただ、普通一般の人間が生きている間に考える事は、
仕事をしてお金を稼ぐ事や、社会で起きるニュース、
人間関係(職場・家族・恋愛)といった現実世界の
出来ごとが中心になります。


特別、死について考える人間は、特定の宗教を信仰して
いる人とか、病気で死期が迫った人くらいだと思います。


言いかえると、人は死の恐怖から目をそらすために、
社会(政治・経済・宗教)を作り出しているとも言えます。


しかし、我々にとっては自我意識を失うのが恐怖なの
ですが、胎児にとっては逆に出産で母親から切り離されて
自我意識を持つことがそれまでの自分が死ぬことであり、
恐怖なんです。


ですから、われわれ生きている人間は、生まれた時点で
すでに一度死んでいるんですね。


そして、それまでとは違う存在として甦っているんです。


そのため、変性意識化でBPMⅣを体験した人々は、
灰の中から甦るフェニックス(不死鳥)や、
磔になって一度死んだキリストが復活して姿を
現すヴィジョンを体験します。


この「死と再生」という出産時の体験は、形を変えて
人生で繰り返される傾向があるんですね。


例えば、アルコール依存症や薬物依存から回復した人は、
自分が完全に無力である事を認めた瞬間(それまでの
自分が死んだ時)に、突如として自分が黄金の光に
包まれ宇宙との一体感を味わう神秘体験を得るような
ケースがあります。


神秘体験とまでは行かなくても、大きな失敗をして

自殺まで考えた人間が、それをきっかけに今までの

自分の生き方を捨てて全く違う生き方に目覚めるという

事が起きたりします。


このように「死と再生」というパターンは人の

潜在意識下に深く刻み込まれています。


そして、それは気功などの神秘行についても

同じなんです。



 つづく



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