(前回の関連記事は「人が最も恐れている事 」です)
超実用的!気功講座 第41回
仙道魔術の奥義とは?
人がこの世に生まれるということは、母親の体内にいた時とは
違う存在に変化すること、すなわち胎児としての死を意味します。
そして、1人の独立した意識を持った人間となるわけですが、
せっかく獲得した自我意識も肉体の死と共に消滅しまいます。
(死後も意識は霊魂として存続しますが、わたしが色々な死者の
霊的波動を感じた経験から言うと、時間が経つにつれて
自我意識は消滅していくようです。)
しかし、しばらく経つと霊魂はまた新しい肉体に転生して
再び生命として生まれ変わるわけです。
このように人は生きている時も、死んだ後も「死と再生」という
プロセスを繰り返します。
実はこれは気功修行についても同様なんです。
わたしがこの事を実感した体験がありますので紹介します。
このブログ記事によく登場する仙道研究家高藤聡一郎氏の
著書に「仙道魔術 遁甲の法」という本があります。
(現在は絶版になっています。)
この本は高藤氏の著書の中ではいろいろな意味で問題作と
されている本です。
以下に本の紹介文を転載してみます。
「その身を空中に浮かべたり、己が分身を飛ばして情報を得る。
また、イメージの武器を使い敵から身を護ったりする―。
仙道の奥義を究めた超人たちが使う不可思議な術の世界に挑み、
現代に甦らせたのが仙道魔術・遁甲の法のテクニックである。」
このように仙道、気功マニアの心をくすぐる刺激的な内容となっています。
仙道魔術の行法は、遁甲瞑想盤という魔術図形を利用して行われます。
魔術図形が持つシンボルのパワーを、色彩を利用した各種イメージ法
によりコントロールすることによって、短期間で術能力を身に付けると
いう考えなんです。
高藤氏と彼の弟子たちは、人がその上に座れるくらいの大きさの
布製の等身大・遁甲瞑想盤を利用していたそうです。
(「仙道魔術 遁甲の法」の書籍にはハンカチ大の大きさの遁甲瞑想盤と
瞑想に利用する色彩盤がついていました。)
当然、わたしは仙道魔術に興味を持っていました。
「仙道魔術の奥義が分かれば、あらゆる術能力が身につくのでは
ないか?」と考えたわけです。
ただ、幾つかの問題がありました。
これは以前、わたしが連絡を取った高藤氏の弟子だった方から
聞いた話なのですが、「仙道魔術 遁甲の法」の内容が意図的に
実際の仙道魔術とは違う内容で書かれているらしいんですね。
最大の問題は、「人が上に座れる等身大・遁甲瞑想盤が無い」
ということでした。
「仙道魔術 遁甲の法」の説明では、
(イメージで付録のハンカチ大・遁甲瞑想盤を大きくして、自分が
実際にその上に座っているように状態をありありと思い浮かべる。)
というようなことが書かれていました。
しかし、仙道魔術は遁甲瞑想盤自体のパワーを利用して術能力を
身に付けるものですから、等身大・遁甲瞑想盤を使わないと本に
書かれているような現象を起こせるはずがありません。
そういわけで、わたしとしては、
(この「仙道魔術 遁甲の法」は、内容も実際とは違うらしいし、
等身大・遁甲瞑想盤が無ければ効果は出せないわけだから、
これは単なる読み物としての楽しさを追求した本なんだな。)
と思うことにしました。
そうして仙道魔術について忘れていた頃ですが、引き寄せの力が
働いたのかある経路で等身大・遁甲瞑想盤が手に入りました。
(書籍付録の・遁甲瞑想盤を元に作ったもので、現在は
入手不可能です。)
そこで、さっそく使ってみることにしました。

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