(前回の関連記事は「 北斗の拳 ラオウの姿をした霊体 」です)
超実用的!気功講座 第32回
数千年前の情報の霊視
前回の記事では、わたしが軍荼利明王の霊体を霊視してもらった
体験を例にとって、霊視で見える映像には個人差があることを
説明しました。
霊視と共に個人差が出てくる能力がオーラ視能力です。
わたしは生天的にオーラが見える人や、気功などの神秘行を行う
過程で後天的にオーラ視能力が目覚めた人など、いろいろなタ
イプの能力者を見ましたが、オーラの見え方にも個人差が
ありました。
よく神秘行系の本を読んだりすると、
「オーラは外層、内層に分かれている」
と書いていたりします。
神智学では①アストラル体②メンタル体③コーザル体④霊体
⑤プディ体などと5層にも分けている位です。
しかし、わたしは今まできっかり5層にオーラが分かれて見える
という人には会った事がありません。
わたしが昔会った、気功で印堂の経穴が開いてオーラが見える
ようになった能力者は、他人を見ると赤、青、黄色の3種の光が
混じり合ってその人を包んでいるのが見えると言っていました。
(まるで昔のTVのブラウン管みたいです。)
違う能力者はオーラが単色でしか見えないけれども、
色の濃淡で何層かに分かれて見えると言っていました。
面白い例があって、あるオーラ視能力者は小さい頃にたまたま
オーラを解説した本を読んでから、その図の通りにオーラが
何層かに分かれて見えていたそうです。
それが数年経って、オーラに関して違う解説をした別の神秘行の
本を読んだところ、今度はその本の内容通りにオーラが違って
見えるようになったということです。
ですから、オーラの見え方も能力者の意識の持ち方で
変化するものなんです。
逆に考えると、能力者自身がホログラムのようにオーラの映像を
創り出しているのかもしれません。
この考えを裏付ける話が1つあります。
古代のヒンドゥー教徒たちは、個々のチャクラにはその中心に
サンスクリット文字が書かれていると信じていました。
そして、インドのクンダリーニ・ヨガで特定のイメージを用いて
チャクラ瞑想を行うように、(→「チャクラ 」)
古代のヒンドゥー教徒たちは数百年にわたって、チャクラ部位に
サンスクリット文字をイメージして瞑想を行っていました。
日本の超心理学者 本山博氏の母親は生まれつきオーラや
チャクラを見る霊視能力を持っていたそうです。
しかし、長年にわたり彼女にはどうにも解せないことがあって、
彼女が自分の胸のチャクラを霊視すると、その部位に逆さまに
なったヨットのように見える奇妙な形の映像が見えていました。
そしてある時、その奇妙な形の正体が、古代ヒンドゥー教徒が
ハート・チャクラにあると信じていたサンスクリット文字の「ヤム」で
あるとわかったそうです。
(→「サンスクリット文字 」)
本山博氏の母親は、古代ヒンドゥー教徒が数百年かけて人間の
気場に刻み込んできた波動情報をホログラム(立体映像)として
霊視していたわけです。
よく「潜在意識レベルでは人類の意識は1つにつながっている」と
言ったりしますが、1人の人間の中には数千年前の人類の情報が
存在しているんですね。
言いかえれば、すべての人の中には人類全体の情報が
書き込まれたフィルムが存在していて、
霊視能力者は自分の意識とフィルムの波長を合わせること
によって、情報をホログラム(立体映像)のようにはっきりと
霊視しているわけです。
さらにわたしの推論では、本山博氏の母親は前世では
古代ヒンドゥー教徒だったのではないでかと考えています。
そのためチャクラに意識を向けると、自然と古代ヒンドゥー教徒が
チャクラに刻み込んだ波動情報に波長があったのでは
ないでしょうか?
このようにチャクラ、オーラ視能力というのは、能力者の意識や
霊的因縁によって違いが生じるものなんです。

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