チベット密教の秘術 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「気で骨に穴が開く!? 」です)


超実用的!気功講座 第23回


チベット密教の秘術


前回の記事では、気功の修行段階である「初歩的小周天」から
「大周天」へ移行するためには、尾骨・仙骨という骨の内部に
実際に気で穴を開ける必要があることについて説明しました。


気で尾骨・仙骨に穴を開ける際には、その部位に実際にキリで

穴を開けるような感覚と痛みを感じます。


しかし、現実にはその穴を通して脊髄液が漏れたりはしません。

あくまで気という半物質の世界で起きる現象なのです。


そこでこの現象を説明するために、気功・仙道研究家 高藤聡一郎氏の
著書「秘伝!チベット密教奥義」の中から、原理的によく似た修行法
の記述を抜粋してみます。


第5章「頭頂から抜けでる秘法・転識の行」の中に、体外離脱のために
頭頂を開く行が出てきます。


この行をポア(転識の法)と呼ぶのですが、中国の有名な気功家である
因是子が1937年にチベット密教の僧侶からこの行を習った際の記述
が載っています。


因是子さんは南京のお寺で開かれた参加者39人の講習会で伝授を

受けたそうなのですが、

まず最初に指導僧(聖露上師)が参加者全員の頭頂部をカミソリで

小円状に剃ったそうです。
(ちょうど河童の頭のお皿みたいな感じですね。)


なぜこんな事をするのかというと、後で実際に頭頂が開いたかどうかを
確認するためだそうです。


そして、修行が始まるのですが、その方法というのが奇妙なもので、
毎日4回、毎回2時間かけて以下のような行を行ったそうです。


「まず、頭上に無量寿仏がいて、足を垂れて座っているイメージをする。」


「次に自分の体の中に、頭頂から会陰にかけて、外側は藍色、内部が

 鮮やかな赤色からなる1本の管が通っている様をイメージする。」


「次に丹田に輝く小さな球をイメージし、これを心中、つまり胸のところまで
 移動させ、気合を込めて『カーツ!』という言葉を発する。」


「この音ともに輝く球がまっすぐ管の中を上昇し、頭頂を突き抜けて

 無量寿仏の心中まで達するイメージをする。」


「次に軽く『ヘイ!』という言葉を発し、この音とともに仏の心中にある

 輝く球が下ってきて、頭頂を通って元の場所まで戻ってくる。」


このイメージと発声を伴わせる事により気脈を開くというのは

チベット密教の特徴です。


面白いとは思うのですが、現代日本でこれを行うと近所迷惑ですし、

ヘタをすると通報されますのでわたしは試したことはありません。
(カラオケボックスで行ったらいいかもしれません。)


因是子さん達受講者は、この行法を気合を入れて汗でびしょびしょに

なりながら、毎日8時間も行ったそうですからすさまじい修行ですね。


そのかいもあってか、2日目には奇妙な効果が出現したそうです。


「頭頂から鮮やかな赤い光が空中に放射されるのが見えた。」


「頭頂部がキリで突き開けられるような感じがし、実際に球が中に

 あって外に出ようと、 その場所をガンガンと叩いているかのような

 有様を示した。」


修行を続けるうちにさらにこの不思議な現象は強力になり、


「突然、頭のてっぺんが割れるような感じに襲われた。」


「頭のてっぺんが盛り上がるような感じがし、キリで突き開けられる
 ような感覚が走り続けた。」


「はじめは頭の骨がとても厚いように感じられたが、キリで突かれるような

 感じが続くにしたがい、少しずつ薄くなっていくような気がしてきた。」


因是子さんがこの行を続ける内に、実際に骨にキリで穴を開けているような

痛みに襲われたり、はじめは厚く感じられた骨が薄くなってゆくように

感じられるようになってきたあたりの描写は、わたし自身や師匠の体験と

重なります。


因是子さんは頭がい骨、わたしと師匠は尾骨・仙骨と、穴を開けた骨の部位に

違いはありますが、原理的には同じ現象だと思います。


(ちなみに因是子さんの波動にシンクロすると、彼は背骨内部には

 気を通していませんでした。)


次回はさらにこの現象について詳しく解説しようと思います。



 つづく








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