(前回の関連記事は「本当の小周天 」です)
超実用的!気功講座 第13回
高藤仙道の真実
仙道研究家 高藤聡一郎氏の元弟子だった方によると、
高藤氏が「本当の小周天」と呼んでいた修行法があり、
それについて
「本当の小周天は、回しちゃいけないんだよ」
と言っていたそうです。
(一般的に小周天は身体の正中線上の経絡ルート上に
気を回す行法とされています。)
そして、その「本当の小周天」を完成するための方法は
一連の高藤氏の著書の中では一切書かれていないそうです。
その理由として、元弟子の方は、
「先生が本当のやり方を書かなかったのは、やはり危険だから
と云った理由が最も大きいと思われます。」
「 本の通りに(小周天を)やっても、恐らくは、殆どの人が
大した変化(神秘体験・超能力覚醒)を 感じられないのでは
ないでしょうか?それも当然でしょう」
「そうでなければ廃人が続出していた筈で、そんな危険なことを
不特定多数の読者を対象にした本で書ける訳がありません」
と書いていました。
そして、高藤氏の本に書いている「小周天」の次の段階として、この
「本当の小周天」を完成させなければ、次の「大周天」には
進めないとも書かれていました。
(「大周天」は先天の気が目覚め、頭頂のクラウンチャクラが覚醒して
宇宙のエネルギーと繋がるという、気功・仙道の本来の効果を発揮
するために必要不可欠な行法です。)
小周天(本で説明)→本当の小周天(非公開)→×大周天(到達不可能)
というわけです。
高藤氏の本を参考に仙道・気功を修行している方はたくさんいるの
ですが、実際に本に書かれているような本格的な神秘体験を得たり、
サイキック能力を覚醒させた人の話は聞いたことがありませんでした。
それにはこういう理由があったわけです。
高藤氏の本を参考に小周天を完成させても
(これだけでも何十年かけても出来ない人がたくさんいます。)、
その次の段階の「本当の小周天」の
方法が説明されていないわけですから、次の「大周天」と呼ばれる、
本格的な神秘体験・サイキック能力の発現が起きるレベルまで
進めるわけがありません。
ですから、高藤氏の本の通りに小周天をいくら行っても次の段階には
行けないんですね。
しかも、高藤氏の弟子の中でも「本当の小周天」を完成した弟子は
数える程しかいなかったわけです。
この事実を知った時わたしは、
「これが高藤仙道の真実だったのか!」
「それじゃあ、高藤氏の本を参考に懸命に
修行している人の努力って何なの?」
と唖然としました。
そういうわけで、高藤氏の元弟子の方が「本当の小周天」について教えます
というので、即メールを送ったわけです。
翌日、返信のメールが来ました。
急いでメールを開いてみると、
「この文章を書いた人は、先生(高藤聡一郎氏)が言っていた
『本当の小周天』を完成しています。」
と書かれていて、続いてある人物の文章が転載されていました。
その文章を読んでわたしは驚きました。
なんとそれは、わたしが指導を受けていた東京の気功家が発行している
メルマガの文章だったんです。
続いて高藤氏の元弟子だった方はこう書いていました。
「なぜなら、このメルマガに書かれている内容は、先生(高藤聡一郎氏)が
『本当の小周天』について話していた事と完全に一致するからです。」
これを読んでわたしは、
「そうか、○○さん(わたしが指導を受けていた気功家)は、高藤氏に
匹敵するレベルなんだな。」
「このまま指導を受け続けて『本当の小周天』を完成させれば、わたしも
高藤氏の本に書かれているような気功・仙道の奥義に到達することが
出来るかもしれない。」
と身震いしたことを憶えています。