（前回の関連記事は「クンダリーニの危険性（先天の気） 」です）
抑えきれない感情
前回の記事ではクンダリーニ（先天の気）が目覚めることにより、
波動の性質が変化する話をしました。
よくスピリチュアルの世界で「波動が上がる。」と言ったりします。
これは前回話した、物質的な重い波動から、粒子のような
軽い波動へと変化することを表現しています。
わたしが神秘行を指導する際にまず気功の行法から始めるのは、
この波動の性質と関係があるんです。
気というのは、物質的で重い性質を持っているんですね。
ですから、ビリビリ感や熱感といった感じで初心者の方でも
感覚化しやすいんです。
それに対してレイキ（ヒーリングに用いるエネルギー）は
波動的に軽い性質があるために、アーチュメントを受けても
なかなか感じにくかったりするんです。
（レイキのエネルギーも使う人の波動によって差はあります。）
わたしがクンダリーニ覚醒を起こした後に、いろいろな気功家や
霊能者から「波動が上がっている」と言われたのですが、
それはエネルギーの性質が変化したんですね。
しかし、急激な変化は副作用を引き起こしました。
それは「カルマが現れ始めたんです。」
当時のわたしは病院のリハビリ科に勤務していました。
大きめな病院だったので、そこの院長とは普段は顔を合わせる機会は
ほとんどありませんでした。
それがクンダリーニ覚醒を経験したあたりから、出勤途中や病院内の
会合などで妙に顔を合わせる機会が増えました。
その度になぜか分からないのですが、ムッとした気分になるんです。
それは向こうも感じていたらしく、ちょっとしたことで言いあったりして、
はっきりした理由もないのに徐々に険悪な関係になっていったんです。
客観的に考えれば別に怒る必要がないと自分でも分かっているのですが、
なぜか激しい怒りが湧きあがってくるんです。
そうすると、向こうもわたしの細かい言動に注意したりしてお互いの怒りの
感情が激しくなってきました。
家に帰っても腹が立ってしょうがないんですね。
そうして怒りに満たされていると、足の方からざわざわしたイヤな感じの
エネルギーが出てきて全身を満たすんです。
その不快な波動に意識をシンクロすると、過去にわたしが誰かと激しく
争っていたような感覚が伝わってきます。
職場では院長と顔を合わせるとお互いにすさまじい怒りの念を発するように
ようになりました。
職場では立場的には向こうの方が強いので、わたしも一応は態度を抑えて
いたのですが、エネルギー的にはこっちが断然強いですから無意識に
院長のエネルギーを攻撃していたんでしょう。
そのせいか分からないのですが、院長も体調を崩しがちになりました。
「うーん、困ったな。どうしたらいいんだろう。」
気功を行っている知人に相談したところ、ある女性霊能者を
紹介してくれました。
そこで電話で霊能鑑定を受けてみたんです。
すると女性霊能者が第一声でこう言いました。
「これは物凄いカルマの反応だわ！」
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