カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」@新国立劇場・中劇場、
良い席取れたので観てきました。



女猿の美しい歌声から始まって、凍てつく風景の中で人形と人形のような複数の男女がスタイリッシュに絡み合う舞台でした。風景は寒いけど、とても暖かみがありました。

最高にオシャレなのは相変わらずで、等身大の人形との絡みが巧みで痛快。以前見た他の作品に比べると大掛かりな道具は控えめで、マジカルな要素も控えめに感じられました。だからなのか、演者の動きがよくわかって、エネルギッシュでかっこよさが逆に倍増した感じがしました。
椅子に手が挟まるクラウニングもあり、フラッグも美しかったけれど、特に印象に残ったシーンは、一人の女性が男たちを誘惑するシーンですね、彼女の仕草の一つ一つが妖艶すぎました!そして人形と化した男性・・・?解釈はいろいろ出来るよね。

終演後には出演者によるトークイベントが。
知らなかったから得した気分です。
(トークイベントだけにトク…)

人形を見せながら仕組みとか1体15kgあるとか、フラッグの素材など惜しげもなく教えてくれました。人形はよく見ると演者そっくりで、顔のしわや小さなほくろまできっちり再現されててびっくり。

それから、今回のメンバーは全員ノルウェーの同じ演劇学校出身ということ。
パリのジャック・ルコックで教えていてことのあるサンドラ先生のもとで学んだ男3人女6人の役者で、元々ダンサーでもなく、人形使いでもないそうです。
(いやあ、鍛え抜かれたダンサーじゃないダンス、ホント自然でいいです。いえダンサー並みに上手いんだけど)

奇しくも先日観たニジャウコフスキの舞台も、等身大の人形を使っていたのですが、似てるっちゃあ似てるけど、全然別モノに思えるのはなんだろう。
出発点が違うから?
九段下・イタリア文化会館にて、
映画「カルロ・ゴルドーニ ~世界に誇るヴェネツィアの大劇場」を観てきました。

上映前に、高田和文氏による簡単なゴルドーニの生涯についてと上演舞台を紹介するコーナーがあって、貴重な写真を見せて頂きました。
ストレーレルとかソレーリとか、ものすごく久しぶりに聞く名前でしたw
(ストレーレル、亡くなっていたのですね)

私どういうわけか、ゴルドーニがコンメディア・デッラルテを確立したと勝手に思い込んでました。それまで役者本意の即興演劇でしかなかったものを、彼が改革したんですね!
そして55歳からのフランスでの生き様も初めて知りました。