お久しぶりです。ブログの更新が滞っておりました。なかなか筆無精で更新できなかったのですがたまには何か書いていかないといけないなぁ。
さて関西本部では緊急事態宣言が解除されてしばらくしてからリーグ戦が再開となり、すでに3節が消化されました。5ヶ月ぶりとなる第2節は「必ずプラス」を目標に臨んだところ奇跡的にプラスで終えることができ第3節もプラス。なんと第2位の位置で第4節を迎えることができた。ここでプラスにすることができれば一気に乗っていけるだろうと思い、「小さくてもプラス」を目標に掲げ会場に向かいました。
第4節は5人卓で私が1番目に抜け番だったので観戦(今期は私がレポート担当)しながら自分の出番を待つ。この時は2回戦自分に起こることは全く予期できなかった。


▲67.2。1節でこれだけマイナスでもかなり悲惨だがなんと1半チャンである。これを4回繰り返せば1節の成績が▲268.8になり降級は確定で恐らく長い日本プロ麻雀連盟の歴史の中でも最低記録であろう。まああり得るちゃあり得るんじゃないか?それぐらい出口の見えない1半チャンで絶望しかない苦しい戦いだった。

東1局
起家。全く覚えていない。辻本プロからリーチが来たような気がするが花岡プロが上がったのかも。

東2局
花岡プロの親番。ツモスーのテンパイ打牌の花岡プロの現物の2枚切れの7で城プロのタンヤオドラ3の7700に振り込む。これはいい待ちで唸ったがそれと同時にがっくし。

東4局に城パラダイスが始まる。2000オール、3900オール、この時点でも死にかけているのだがその2本場ようやく手になり入り目がタンヤオ確定の六でこれは元気よく7700のドラまたぎの47のリーチをかける。これはアガリたい。しかし城パラダイスの前にはこんな本手も赤子の手である。1発目のツモの3でロンの声。ダブ東アンコウの9600どんだけ手牌充実してんねん!確かリーチかけたの7巡目ぐらいだったような…。

南1局、親番。なんとか粘りたい。私みたいな弱者が勝つには親番でブレイクするしかない。いつも心掛けていることだが…。ドラは⑨。早めに切っておこうと切ると花岡プロポン!あれ?親番でよくドラ早めに処理されますよね(激謎)
そしてチンイツドラ3という40008000を手にされる。親被り。ここで点棒を借りることになる。対局後後ろで見てた坂本プロが「鳴いた時ピンズ5枚ぐらいしかなかったでぇ」と貫禄のコメント。これが太閤位3連覇の引きと構想力なのだ。なぜドラを抑えなかったのか…。ひょっとすると私がピンズのチンイツを上がってたかもしれないのに(激謎)。
その後も振り込みまくって2900点払おうと思って点棒ケースに入ってる点棒を全て出して払おうとすると花岡プロに

「ヨシモン足りひんよ」と冷静に突っ込まれまた1万点借りることに。この時顔は必死に冷静さを保とうとしているが頭の中のサイケはもう洗濯機の中をグルグル回っていた。
南3局。辻本プロの親番私の命は風前の灯火だがせめて二人沈みで終わらせようと気を引き締め直す。なかなか好配牌がやってきてこの形で⑤をカン!

23478四六八八八  カン⑤⑤⑤⑤  ドラ八

まあこのカンは悪くないような気がする。リンシャンツモ切りの次の牌が五である!

23478四六八八八 ツモ五  カン⑤⑤⑤⑤  ドラ八

さあどうしよう?私はノータイムでドラ切ってリーチ行ったのだが…。少し残念な入り目でもある。まあツモれば満貫は確定。なんとかアガッテ少し回復したい。しかし辻本プロから同順に追っかけリーチが来た!そしてサイケ六ツモ切りにロンの声が!!!六九の高めタンヤオのピンフドラ1であった!!

最後の八そんなとこにおったんかい!しかもなんで高め1発で持ってくんねん!
うーーーーん。私が間違っていたのだろうか。調子がすこぶる悪いのに手に溺れて鼻息荒くリーチしてしまったのかな。一度単騎に構えて六つもで三六七待ちで勝負が一流への道なのだろうか?
11600。高い。痛い…。「ハイ」と答えそして点棒を借りる。麻雀って点棒を借りるゲームでしたっけ?頭の中では洗濯機の中でグルグル回っている自分がいる。この時点で3節までの貯金を全て失っていた。こんな私が3節もかけてせっせとためた70ポイントをたった1戦で全て失うとは…。まあそれだけ運だけの勝利だったということなのだろう。
その次局花岡プロからリーチ。サイケの息の根を止めにきた。だが麻雀の神様はまだ私を見捨ててはいなかった。初のアガリをプレゼントしてくれたのだ。フリテン(激謎)ツモの700-1300。なんとか貯金は全部使わずに済んでなんとか終局。

これだけ1半チャンで負けたのは恐らく初めてだと思いますがまあどんなことが起きても常に平常心、向上心を持って自分にできることをしっかりやることが重要だと思いました。4節終わってまだ奇跡的にも2位にいますがいつでも貯金はなくなることと自分の弱さを自覚して懸命に次節以降も戦うだけです。ご清聴ありがとうございました。