本日で太閤位プロAリーグが終了する。関西本部初の試みで1卓を映像対局で放送。残りの2卓は別会場で行う。降級卓は別会場である。
相当厳しい位置にいるがまだ4半チャン残されている。高谷、宮田の両者どちらかを引きずり落としたいと思うが上位卓も成績次第ではライバルになる可能性があるのでとにかく大きなプラスを叩くこと。そのためには親番でのサイケデリックツモを炸裂させること。何より平常心で麻雀を打つこと。これらを、目標にしました。
第1戦
起家スタート。ダブ東を鳴いて69待ちの3900のテンパイ。親で早速テンパイ取れたのは幸先良いのだが全く必要ない②で高谷プロのこのサイケデリックテンパイに放銃。
8000の放銃。痛い。大きなプラスが必要な最終節あまりにいたいスタートでした。
このまま1回もアガれず迎えた南場の親番1本場
たった5巡目にこのようなテンパイが入る…。(供託2本)皆様どうされますか？リーチに出るなら打点は十分。とりあえずテンパイをとっても役あり。私はどうしてもソウズの多面チャンにしたく思い巡目も早いこともあり二切りとしてしまう。(しかもピンズの3メンチャンの目が見えるからこれは⑧切りのほうが良い)同じ巡目で対面から⑧。
その後数巡テンパイが入らずようやく9巡目に6ツモでリーチ。その後二ツモ。結局追っかけられて相手に軍配。テンパイ取ったとしてもピンズの多面チャン変化もあるし普通にテンパイ取ればよかったかな。
15000点持ちのオーラス。この4回戦は普通の4回戦ではない。大きなプラスが必要なんだ。大きなマイナスで初戦を終えようとしている。なんとか大きい手を目指すんだ。11巡目にこんな手になる。
長考。テンパイを取るべきか…。ここでテンパイとってもリーチツモで7ツモで12000しかない。ここは倍満以上アガッテプラスで終えるべきなのだろうか。それともこの手をしっかりアガッテ次戦を迎えるべきか…。とった選択は…。
九切りヤミテン。なんという中途半端な選択…。河も派手でマンズでて高谷宮田両者から直撃できるとでも考えたのか？そして天罰がくだる。次ツモ八。四七五六の安めリーチツモ倍満テンパイが取れていた。そこでツモ切りリーチ。道中ツモ六。流局。大事な初戦大きなマイナスで終える。中途半端な選択が災いしたのだから自業自得なのだがこの時今日はダメかもしれないと思った。
2回戦
ここも起家スタート。東発4巡目で3メンチャンリーチで初めてのツモアガリ。1000オール。サイケデリックツモまではまだ遠い。東1局1本場は簡単に流され東2局。かなり早い巡目でこのようなテンパイが入る。
北家なのできたならロンでも16000という大物手。なんとしてもアガりたい。道中⑨が上家から出たのですが皆様鳴きますか？これは難しいかな？私はノータイムでスルーしましたが待ちが増えるとは言えメンゼン壊して8000(①のみ12000)というのはどうかなと。結局⑦ツモって⑥⑨待ちになったところで⑨ロン。これは大きなアガリとなった。
南場の親番も終わり南2局。9巡目にこのようなテンパイとなる。
3回戦
辻本プロが一番成績が近いライバルとなったが差はまだかなり大きい。あと2戦しかないのだ。この半チャンは親番で(7本場)粘ることができたのでトップを取ることができました。本手はアガれなかったけど大きなアガリはなかったけど親番で粘ると大きいことを再認識。私みたいに実力が劣る者は親番でブレイクさせるしかない。来期も肝に銘じて戦いたいと思います。
最終戦
ボーダーが発表される。同卓の宮田プロとは35P差。一番近くのライバルは別卓の藤川プロだか、兎に角大きなトップが必要なことは変わりがない。東場の親番配牌を見ると字牌が目立つ。できれば字一色になればいいなと思っていたら発鳴けて中鳴けて(これでもう誰からも何も出てこない)以下の形でテンパイ。
当然テンパイは取るのだが真のサイケデリックを目指すのならツモ切りが正解であろう。字一色しか見えない。そんな生き方もいいのかも。これが4ツモではなくて東ツモならどうだろう？大きなトップが必要な状況。しかし48000がかならず必要というわけではない。東場ツモだったらどうしていただろう…。5、6と落としていきたいが…。
兎にも角にも親満のテンパイが入った！これはアガリたい！絶対に。ちなみに南も西も1枚目は鳴いていない。必ず山にいると思いながら祈るような気持ちで摸打を繰り返したが数巡後ツモ東。
そして次のツモも東だった。( ﾟдﾟ)<字一色のテンパイ入っとるやないか！
まあダメだろう。サイケデリックで生まれサイケデリックに育ち。この千載一遇のウルトラサイケデリックテンパイを逃していては…。
3段目で南が手に踊っていた。これが今期最後のサイケデリックツモであった。4000オール。まだやれるかもしれないと思った瞬間であった。
その後宮田プロのリーチをかいくぐってチートイドラドラを直撃したりその後宮田プロもチートイドラドラをあがり返したり混戦模様の中対局が終わった。
たったの1.2ポイント差の残留。本当についていたとしか言いようがなかった。1年を振り返ってみていろいろあった今期。残留した喜びよりも本当に自分が残って良かったのだろうかという気持ちの方が強かった。それほどまでにAリーガーに相応しくない麻雀をしていたと思える。来期はもっと自分自身成長して1年を戦えるように頑張りたいと思います。
太閤位決定戦進出者も決まりました。
右は今期圧倒的な強さを見せた城プロ。真ん中は思いを抑えきれず涙した稲岡プロ。そして左は18年越しの夢の舞台を手にされた佐々木プロ。今回全員が太閤位決定戦初進出となるが佐々木プロが初進出は意外である。それだけに今回の太閤位に駆ける思いは人一倍であろう。この戦いは見逃せない！当日は休みを取って観戦予定だ！
では失礼します。
まだ今期の戦いが終わったわけではないです。年明けに覇皇トーナメントの予選がある。最終戦の勢いと共に勝ち上がる！