なんとか地獄から生還。6日目からは食事が出るようになる。


初食事のメニューです。すべて水分。左下お粥にさらに水分を含ませたもの。私お粥嫌いなんですよね。でもまあしかし地獄の2日目に比べればなんてことはない。食べる。で味噌汁を一口すると美味いこと😢これでこんなに美味いなら普通の料理ならどんだけ美味いんだ?で左2つは甘い飲み物。初日ということであんまり入らなかった。
まあそんなこんなで食事が続いたのだが2日後事件が起きる。急に38.9度の熱が出て食事が中止になる。この後血液検査(2種類)、レントゲン検査、尿検査、CTスキャン検査とするがほとんど異常なく原因がわからないらしい。しかしこの頃はまだ自覚症状がなく体はピンピンしていた。不思議よね。38.9度でピンピンやで。頭が混乱する。
そしてしばらくその状態が続く。しかし点滴だけでは栄養が足りないので食事を再開することに。今回は3分粥と鳥の肉じゃがというちゃんとしたメニュー。ゆっくりしっかり噛んで完食。このまま食事をしっかりつづけて行けば退院できるかな?と喜んでいたらそのしばらくしてあと。とんでもない悪寒におそわれる。寒くて寒くてたまらない 。とりあえずベッドに戻り、あったかくして
寝る。体温を測るとなんと39.8度。
何これ。人が死ぬ体温じゃないの?栄養を摂って不健康になる。この体の構造はどうなってるんだろう?もう呆れてモノも言えない。当然食事も中止。武井壮にさらに目力を備わったような主治医の先生に「お腹痛くない?」と言われるがお腹は至って普通。結合部分に菌がたまってるのかもと言っていたがそのために毎日抗生剤とやらを点滴で投与してるのに効果がないんか?意識が遠のいていく。


この薬が私を地獄に誘ってくれる。強烈な解熱剤でこれを飲むと死ぬほど汗が出る。タオル4枚使っても足りない。それを1日2回。地獄である。その間は熱が下がるのだが薬の効果がなくなるとまた熱があがる。そのヘビーローテションである。何の生産性もない。退院なんて夢のまた夢である。腸の手術で入院してるのになぜ高熱に悩まされてるんだ?全く意味がわからん。
食事が再開できないので強い栄養剤を投入するため心臓ちかくに管を通すと言うプチ手術を受ける。(同意書をかかされた)その点滴が始まったら体調が良くなった。ただ、熱は下がらない。たまに寒気もする。このまま永遠に熱が下がらないのだろうか?
それにしても新しい点滴本当に素晴らしい。これを投与してから気分がいい。気力も感じるし、なんと精力もでてきた。後は熱だけなのだが…。
武井先生が「血液検査は順調でこんな高熱が出るはずはないんです。ひょっとすると点滴が原因かもしれないのでしばらく抗生剤を中止してみましょう」
抗生剤は体の中の細菌を倒すために使うものなので若干心配なのだが任せることに。すると熱が出なくなる。その後は一切熱が上がらなくなり、食事も再開された。まずは3分粥から始まり、5分粥そして全粥と全く順調に進んでいった。
そのうち看護師さんもほとんど来なくなった。毎日がご飯食べて体温を測るだけの日々。散歩していたら武井先生とお会いしその時に退院を言い渡される。え!もうですか?この時夢のような気分だった。
本当に早かった。1ヶ月以上かかると言われたが1ヶ月以内で退院となった。若いから治りも早かったのだろうか。
7月11日退院。初の自宅での食事。そうめんを食べる。あまりの美味さに震えそうになる。もう体はほとんど大丈夫。ただ足腰が弱くなっている。体力も相当落ちていると思うので、ゆっくりと全快に向けて進んでいきたいと思います。応援のメッセージを下さった皆様本当にありがとうございました。そしてご迷惑とご心配かけてしまい申し訳ありませんでした。
明日のプロアマリーグ大事を取ってお休みさせて頂きますが、関西本部の仲間たちが運営してくださるということなので思う存分麻雀を楽しんで頂けると思います。エントリーされた皆様心よりお待ち申し上げております。
では失礼します。