13日の夜から左腹が強烈に痛くなり痛くて眠れなくて翌日仕事に行くも早退させてもらって病院に
行ってきました。近くの消化器科に行ってきたのですが、「川崎病院の緊急診療に行ってくれ」ということなので只事ではないのか?と思いながらも行くと診断の結果、腸に穴が開いているということ(急性腹症)で緊急手術、緊急入院となってしまいました。しかも入院期間が最低1ヶ月ということで予定を全てキャンセル、多数様のご迷惑をかけることになり大変申し訳ありませんでした。
生まれて初めての手術、しかも全身麻酔。7、8人のスタッフ囲まれながらベッドに仰向け。恐ろしくなる。両親の同意も必要ということでわざわざ両親に病院に来てもらった。こんな歳にもなって何をしてるのだろうか?情けない。しかし今は何よりも病気を治すことが先決。とにかく元気になることだけを考えよう。
目が開いた時手術は終わってます。と説明を受ける。手術開始。徐々に意識が遠のいていく。しかし目が醒める前に何か会話しているシーンが何カットか流れた。痛みは感じない。そうしていると目が開く。手術は一応成功。人工肛門はつけずに成功したとのことでとりあえず安心する。そこから集中治療室へ。もう傷口も痛いし、不安やしたまらなくなる。
「9時になると主治医の先生来ます」
と付き添いの看護師の方の言葉。気が遠くなる。痛み止めのボタンを何度も押して何とか9時を迎え別の病棟へ移動。
「今後リハビリもしないといけませんし、自分でベッドから車椅子に移動しましょう」
とチーフ看護師さんの言葉。全体力を使い車椅子に移動すると激痛が走る。しばらく車椅子に放置され痛くてたまらない。早く移動してくれと思ったら移動してくれた。最初は個室に招かれるがそこからはずっと寝たきり。この日は本当に地獄で何もすることがなくただ痛みに耐えるだけの日々。おしっこはリハビリのため自分で行くように言われるが体を起こす度に激痛に襲われる。寝る⇄おしっこfeat激痛。ただそれだけ。何の娯楽もない。ただただ寝るだけ。お腹も痛いのだが鼻から管を通している影響か喉が痛くて、ツバを飲むたびに痛みが走る。喉になんかつっかえてる感覚がして気持ちが悪い。痰なのか出そうとしても何も出ない。咳き込むと傷口が痛い。何もすることがないので(ケータイをいじってもいいのだがそんな気力もない)なんとか妄想で時間をつぶそうと試みるが何も頭に浮かばない。変なシーンや見たことのないシーン。よくわからない音楽が脳内再生される。(逆サザエとかクイズヒントでピントのテーマ曲とか)とにかくそんな状態で時は過ぎました。夜中お腹が異様に張り出した感覚になり我慢できなくなる。痛み止めのボタンを何度も押しても効果がない。そして尿意。この時は死ぬのではないかと思った。死ぬ気でトイレに行きその後は痛み止めの点滴を打ってもらいなんとか1日を乗り越えた。
3日目からかなり楽になり5日目で鼻の管が取れる。ツバを飲んでも痛くない。あぁ幸せ…。当然傷口の痛みは残るがなんとかゆっくり歩くぐらいなら苦にならなくなる。先は長いが頑張っていこう。それにしても開腹手術ってこんなに辛いものなのか。退院したら今後の生活をしっかり改めて健康診断もしっかりいかないといけないですね。