気 広義では生命力全体を指しますが、気血水論では精神的な分野に限定されて用いられます。地や水を動かす作用や、温める作用を持っており、陰陽では陽に分類します。
血 基本的には血液を指します。身体に栄養を与え、潤す作用を持ち陰陽では陰に分類いたします。
水 体の中にある血液以外のリンパなどの水分を指します。身体に栄養を与え潤し作用を持ち、陰に属します。
気・血・水の状態 主な症状
気虚 気が不足している。 無気力、倦怠感、働く意欲がわかない、息切れなど
気 気滞 気が滞っている。 喉の詰まった感じがする。焦燥感、憂鬱など
気逆 下方に治まるべき 不眠症、イライラ感、動悸、めまいなど
気が上昇している。
血虚 血が不足している。 顔色が悪い、爪がもろい,眼のかすみ、動悸
血 瘀血 血が滞って、体内に のぼせ、冷え、頭痛、肩こり、めまい、
非活性の古血として 目の充血、痔、生理不順、更年期障害
残ってしまっている。
出血 瘀血による出血、血瘀 鼻血、痔出血、下血、発疹など
による出血、温病で血分
である為の出血の三つがある。
