地元の殺風景なペットショップ
時々寄ってみるけど、小鳥たちから伝わってくるものがない。
かごの中もあまり掃除されてないし、太陽の光も入らない。
彼らを見ていたら切なくなるからなるべく行かないようにしていたペットショップ。
この間、そこで具合の悪そうなインコちゃんを見つけてしまい、意見せずにいられなくなった。
インコちゃんは止まり木に止まらず汚れた床でうずくまり、そばにはその子を心配するかのような眼差しの他のインコちゃんがいてなすすべもなく見守っているように見えた。
店員の女性にあのインコちゃんは大丈夫なのかと聞いた。
女性は
これから卵生むからです。
とあっさりと言った。
それならそれで暖めてあげるとか、場所を変えてあげるとかあるでしょ。
お店してるなら知識ありますよね?
と怒るつもりはなかったのに自然と相手を責める口調になってしまった。
そう言われて気分悪かったのだろう。
じゃあ、そうしますよ、カイロでも当てとけばいいですか?
とふてぶてしく言われて更に私は悲しさが込み上げてきた。
だいたい、いつもここの鳥さんたち、幸せな感じが全く伝わってきません!
もっと大切にしてあげてください…!
もう、半泣きである。
もう何も話せない。
もういいです。
そう言ってその場を立ち去って暫く、涙が止まらなくなった。
私は一体あの場所に何をしに行ったのだろう。
あの子を守ってあげることもできず、
店員さんの気分を害し、
泣いて終わっただけだ。
店員さんが悪いとかではない。
私の言ったことがよかったとも思えない。
もっと命や心を感じてほしい。
どうして…、という気持ちがずっと渦巻いている。