チャイコフスキーの弦楽セレナーデが好きだ。
二年前、お正月のNHK番組で小澤セイジさんが指揮をしていた。
途中から見たため曲目がわからなかったが昨夜FMから流れてきて、弦楽セレナーデだとわかった。
秋の高い空、乾いた空気、木々のざわめき。
大勢いるのに一人のような、笑いながら泣いているような。
美しい寂寥感を誘う
弦の響きと音の流れとそれらの調和。
どんな気持ちでチャイコフスキーはこの曲を創ったのだろう。
昔の偉大な作曲家の感性は、計り知れない繊細さと強さと透明感、その魂の存在感を感じさせる。
どんな目をしていたんだろう。
もし会えるなら目の輝きを見てみたい。
どんな顔をして作曲し、指揮をしていたのか、見てみたい。