母親と子供がべたべたしていくと、子供にはいろいろな障害になりやすい。
ここのべたべたは身体面のことではなく、精神面の部分を指してる。子供の気持ちを全部把握したり、子供の友達関係を全部把握したり、助言したり、子供の遊びを導いたり。
男の子なら自己愛パーソナリティとか、引きこもりとかになりやすい。
女の子なら摂食障害とかになりやすい。
ただ、子供としては生まれてからこういう環境の中で成長したので、お母さん大好き、何があってもお母さんを探して話し頼り、違和感を感じないだろう。
ところが中学生や高校生ぐらいになると、何だかうまく言えないが、子供本人はどこかムズムズとした気持ちになり始める。それでもお母さんは世界一番自分のことを心配してくれて、世界で一番自分を愛してくれてる存在だから、お母さんを責めることができない。
それが成人して、自分の人生が狂い始めるのを感じ始めて、いきなり母親に対して物凄い憎悪を持ち始める。
摂食障害の人のお母さんは、自分の不運の人生や、旦那から支えをもらえなかったストレスや絶望感とかから、自信を持てない人が多くて。ほかのお母さんのように「まぁいいんじゃない?」「適当で大丈夫さ」「なんとかなるさ」的な気持ちを、摂食障害のお母さんが持つことができない。
逆に、「大変だから、私が何を犠牲にしてても、この子を守らなきゃ!」って子供の人生のあらゆる問題に介入し、解決してあげようとする。まぁ、これは摂食障害に限った話じゃないかもしれない。
子供って小さな失敗を重ねて成長するものだから。転んだからより上手に歩ける、走れる。友達と分かれる体験をしたから、人を大事にできる。悪い子に巻き込まれたから、将来悪い人間と距離を置くことができる。先生に怒られたり、クラスで恥ずかしい目にあったから、自律して、勉強したり、自分の身の回りの世話をできるようになったり。
子供頃の失敗や傷つきは些細な物が多く、その時に失敗させず、大人になって始めて失敗を体験させるとしたら、そのツケはあまりにも多いでしょう。
過保護の母親はそういう成長のチャンスを全部奪ってしまう。
別に母親の悪口を言ってるわけではなく、母親だって彼女の母親彼女の旦那の振る舞いってこういう不安な気持ちになったんだから。
んで、子供にとって母親はあまりにもいいお母さんすぎるから、お母さんを悪く考えるのに物凄い罪悪感を感じるから、自分自身、自分の体をめちゃくちゃにすることで、母親に反抗の気持ちを表現してる、ってのは通説の一つ。多くの摂食障害の人は、そこを気づかないままで行動することが多い。
もし、子供は中学生や高校生ぐらいになって、「教えない!」「聞かないで!」「見ないで!」「お母さんは口出さないで!」とか言えたら、あなたは立派な母親だろう。
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