皆さん、こんにちは!
ひなたです![]()
「もっと認められたい/評価されたい」
「周りの期待にちゃんと応えたい」
「嫌われたくない/注目されたい」
皆さんは、このような気持ちを抱いたことはありますか?
このような気持ちは皆さんもよくご存じの「承認欲求」と呼ばれるものですが、世間ではこの言葉がネガティブなものとして扱われていることが多いですよね。
実際に「○○な自分は承認欲求が強いんだと思います。どうしたらいいでしょうか」というご相談をいただくこともよくあります。
ですが私は、承認欲求そのものは決して悪いものではないのではないかなと感じています。
私たちはみんな、他の人とのつながりを持ちながら毎日生きています。
誰かとの関係の中で生きているからこそ、相手から「認められたい」「受け入れられたい」と感じるのは、とても自然な心の動きだと思いませんか?
また、誰かに「ありがとう」と言われたり、頑張りを気づいてもらえたりした時に、嬉しい気持ちにならない人はいらっしゃらないと思います。
それは、きっと他者からのこのような声かけは、その人自身の“ここにいていいんだ”という安心感につながるから。
つまり承認欲求とは、「人とつながりたい」「安心したい」という人の心にある純粋な気持ちの延長線上にあるものなのではないかと感じています。
それではなぜ、今世間では承認欲求はこんなにもネガティブに捉えられてしまうのでしょうか。
それは、承認欲求が強くなりすぎると、私たちは「他人からどう見られるか」に意識が向きすぎて振り回されやすくなるからではないかなと私は考えています。
ということで今日は、そんな承認欲求を否定してなくそうとするのではなく、うまく付き合っていくためのコツを3つお話ししたいと思います。
① 「認められたい」気持ちを悪者にしない
まず初めに、承認欲求とうまく付き合うために一番大切なことは
「人から認められたいと思う自分」を否定しすぎないこと。
カウンセリングでも「褒められたいから頑張るっておかしいですよね」
「評価を気にしてしまう私は弱いですよね」と話される方がいらっしゃいます。
ですが、誰だって認められたら嬉しいですし、大切に扱われたら安心もできます。
だから、自分の中にある「認められたい」という感情そのものを消そうとしなくても大丈夫です。
私が考える、承認欲求の存在で苦しくなる要因は、
「“他者から認められること”で自分の価値を見出そうとしてしまうこと」ではないかと感じています。
たとえば、
・褒められないと生きている意味がないように感じる
・SNSで反応が得られないと自分には価値がない気がする
・期待に応え続けないと見捨てられる気がする
こんな風に「他者からの評価(承認)でしか自分の存在価値を感じられない」状態になってしまうと、他者の言動に一喜一憂する時間が増えて、心が消耗しやすくなってしまいます。
だから、承認欲求はもっていていいのですが、それだけに人生のハンドルを握らせすぎないこと。
それが大切です。
② 「どう見られるか」より「どう在りたいか」に意識を戻す
①でもお話したように、承認欲求が強くなると、意識がどんどん“外側(他者)”に向くようになります。
・嫌われたくない
・評価を落としたくない
・ちゃんとしている/すごいと思われたい
このようなことが自分の発する言葉や行動の軸になっていくと、
「自分が本当はどうしたいのか」が分からなくなってしまいます。
たとえば、本当は疲れているはずなのに「断ったら印象が悪くなるかもしれない」と思い、無理をしてでも仕事を引き受け続ける。
本当は自分の意見がちゃんとあるのに、「この場の空気を悪くしたくない」と何も言わずにやり過ごす。
こんな風に「他人から見られる自分」を優先し続けていると、
「本当の気持ちや考え」が奥に追いやれていき、少しずつ自分の心が見えなくなってしまいます。
ですので、自分の心を取り戻すために、時々、自分に問いかけてみてください。
「私は本当はどうしたい?」
「どんな自分でいたい?」
など
もしかすると、いきなりこのように問いかけても「自分の気持ちがよく分からない」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、先ほどの問いかけの前に「もしも誰も見ていないし、誰からも何も言われたりしないのだとしたら…」という言葉を足してみてください。
ほんのちょっとした違いですが、このような言葉を足してみることで、さっきまで感じられなかった自分の思いに少し触れやすくなったりします。
そして、このような問いかけをして自分の気持ちを見つめることは、他人軸から自分軸にシフトすることにつながります。
私たちは人と人との関わりの中で生活をしているので、人目をまったく気にしないことは難しいと思いますが、「他者からどう見られるか」だけではなく、「自分がどう在りたいか」にも意識を向けられるようになると、少しずつ心が安定していきます。
③ 「みんなに認められる」を目指さない
ここまで何度も書いてきましたが、無意識に「他者から認められたい」という気持ちが強くなるほど、自分の中にある承認欲求に苦しく感じやすいかもしれません。
ですが現実には、価値観や考え方、感じ方などは人それぞれ違っているため、どれだけ頑張っても全員に理解されることは難しいでしょう。
たとえば、あなたがとった他者への気遣いの行動が、ある人には「気が利く人」と映っても、別の人には「気を遣いすぎる人」に見えることもあります。
つまり、「他者からどう見られるか」は、相手側の価値観にも大きく左右されるということです。
だからこそ「全員に好かれること」を目指し続けるのではなく、
・分かってくれる人が数人だけどちゃんといる
・安心して話せる場所がある
・自然体でいられる関係がある
こうした「小さな安心」を大切にする方が、あなたの心はずっと安定していきます。
いかがでしたか?
ここまで承認欲求とうまく付き合うコツについてお話してきました。
「認められたい」
「大切にされたい」
そう思う気持ちはとても自然なことなので、承認欲求をなくそうと頑張る必要はありません。
大切なことは、他者から認められることで自分を支えようとせず、
・認められたい気持ちをもっている自分を否定しない
・「(他者から)どう見られるか」より「(自分が)どう在りたいか」を大切にする
・全員から好かれることは不可能だから、自分が安心できる場所や関係を大切にする
これらの心がけを積み重ねていきながら、少しずつ承認欲求とうまく付き合えるようになってくると、きっと人の評価に振り回されすぎずに自分らしく過ごしやすくなっていくと思います。
最後に…「認められたい」という気持ちは決して弱さではありません。
人とつながりたいと思う、自然な心の動きだということを覚えておいてくださいね。
それでは皆さん
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
