生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
先日6月13日の記事【無理に「言語化」しないほうがいい】について書きましたが、今日はその続きになります。
今まで、行政の心の相談窓口で様々な相談を電話で対応してきました。
電話ですから、表情や態度はわかりません。
「言葉」が大事ですが・・・・
そこで私が感じたのは、「心の傷」「心の痛み」「心の苦しみ」はそうそう簡単に語れない、言葉にすることは難しい、簡単に伝えられるものじゃないということです。
特に、立場の弱い人や虐げられてきた人、何らかの障がいを抱えている人は、言葉で表現することに怖さや不安が大きいように感じます。
あるいは、「どうせわかってくれない」「否定されてしまう」「自分が悪いのでは?と考えてしまう」「言葉にしても何もかわらない」などあきらめや絶望を持っている人もいます。
追い詰められた人ほど、伝えることができない反面、苦しみを知って欲しいという気持ちがあるように感じています。
沈黙してしまう人もいます。
でも沈黙も表現のひとつだと私は考えます。
「言語化」だけが表現の手段ではありません。
ゆっくりと流れる時間の中で、次第に気持ちが伝わってくるときがあります。
沈黙でもいいし、色や物の喩えでもいいし、表現できないことが「表現」かもしれません。
でも、そこに「あなたの大切な気持ち」がのっているように感じます。
相談とかカウンセリングって、「言葉にならない」ところから始まるのかもしれません。
うまく伝えられなくてもいい、整理されてなくてもいい、彷徨っていてもいい、そこにある「あなたの大切な気持ち」に気付けるカウンセラーでありたいと思っています。
