実は、もう3週間以上も前に読了した。
一気読みというのだ。
復興書店(http://fukkoshoten.com/)で購入。
読後、どうしていいか分からない、
主人公が無理やり食べさせられた気持ちの悪い
食事を一口食べた後味がずっと消えないような
苦しい気持ちだった。
「イジメ」という理不尽で不合理で、残酷な現実を
子供時代に経験することは、本当に辛いことだと思う。
私に経験はない。あっても低学年の時に通ったそろばん塾で、
言いがかりをつけてくる○ーコという有名ないじめっ子がいて、
関わりたくないと泣いてそろばん塾をやめさせてもらった記憶はある。
しかし親友がイジメをうけた。
目のくりっとして、ショートカットでマニッシュなのに、
儚げな雰囲気をもつ彼女は思春期を目前とした5年生の時に
嫉妬されたのかもしれない。遊びにいったお家はアパートで、
いわゆるカギっ子だった。
私は学級会でイジメを指弾した。
やがてイジメの首謀者は自分が苛められる番になった。
が、親友との思い出はそこまでだ。
きっと、ありがた迷惑だったんだろう。
その後、6年生の女性から学校帰りに急に「歌を歌え」と命令された。
優しい言い方だったが、命令している彼女の眼には、あきらかに
ちょっと違うものを感じた。適当に何かを歌ったら、「この子かわいい」
ということで、釈放された。
その後、私は私立の学校に入学し、地元中学へ言った同級生のことは
知らないが、校内暴力で相当荒れた世代と後で聞いた。
渦中に身を置いていたら、私もどうなっていたかと思うとぞっとする。
本書を読んで、同じ体験をしている多くの人がいることに
深い悲しみを感じる。やるせない。
いじめた側が100%悪いのに、死をもってその苦しみから逃れる道を
選ぶなんて。
中園氏が宣伝するhttp://group.ameba.jp/group/bedEp6sp6k9C/
逃げる自由も、自分らしく生きる場所も、必ずある。
イジメなんて、許さない。