ななころびやおき -34ページ目

ななころびやおき

七回転んで八回起きる。
1型糖尿病と共に生きる、転びつつ、起きつつの日々を綴っております。

生活を変えなくて良いと

お医者様には言われましたが、

毎日の血糖値測定、インスリンの注射、

それを日々のルーティンにしていくには、

忘れてはならない工夫が必要でした。

スマホのカレンダーに1日3回の血糖値測定、

3食毎食事前のインスリン注射

この予定を入れたら、それだけで

一日のスケジュールが画面いっぱいになりまして。

何ヶ月も渡って表示させておきました。


クローバー クローバー クローバー


インスリン注射が始まったのは、

年末年始休暇中でしたので、

ほとんど家の中で過ごしていたので、

スケジュール通りにいきましたけれど。

当時は食事前にトイレに行き

インスリン注射を打っておりました。

家族であっても、注射をしている姿を

見られる事が嫌だったのです。

でもこのまま、一生家にいるわけにはいきません。


いろいろな生活場面で生きていかれるように、

できるだけ外に出ていこう。

何が起こるか分からないけれど

この病気になった自分は

どんな自分なのか見つけよう


1型糖尿病1年生の私は

怖いけれど外に出ていろいろと経験してみようと

思った2024年のはじまりでした。















今までと同じ生活であっても、

今までと違う習慣をつけねばならない…凝視

毎日の血糖値測定とインスリン注射。

スマホのカレンダーに入力をしたけれど

常に目に見えるようにテーブルに置いておかないと

きっと忘れちゃうから。

前科もありますし…タラー

インスリンポーチとリブレケースは

目立つ物のほうが、良いなぁと思っていましたら

家の中にあったのです!

亡くなった母の作ってくれた

ハワイアンキルト。

大きさや形が微妙で使わずに

大切にしまっていたものが、

まさかの

大きさも形もシンデレラフィット目アップ


 



まるで、このために用意されていたみたいで

なんとも感慨深い思いでした。




 



お母さんにありがとうクローバー








毎日の血糖値測定と


インスリン注射をやっとこなし始めた2週間後。


「そろそろリブレ、

着けてみようか。」


え?( ;∀;)

また新しいものを…


先生、ソレは何ですか?

着けるって?どういう事ですか?


「準備できたら呼ぶから。

それまでこれ読んで待ってて。」


お医者様に渡されたのは、

フラッシュグルコースモニタリングシステム※

リブレの説明書でした。


※皮下の間質液中のグルコース(ブドウ糖)濃度を連続的に測定し、血糖値の変動を記録する医療機器。

センサーを上腕に装着し、

リーダーをかざすことでグルコース値を確認できる。



当時の私は、毎日血糖値を測れているのに、


何故と疑問に思い


「先生、どうしても

着けなくてはいけませんか?」


と、お聞きしたのです。


すると、


「うん。低血糖が心配だから

着けておいたほうが良いと思います。」



…ほぉキョロキョロ


低血糖の自覚症状が今ひとつ分からないけれど


先生がおっしゃるなら。


「センサーは14日間有効だから。」


え?14日間つけっぱなし?

お風呂は?ずっとシャワー生活なの?


「お風呂入って大丈夫です。30分以内なら

水につけても大丈夫だから湯船も入れますよ」


…それならばと


看護師さんから使用方法を教えていただき



センサーの入っている入れ物の

キャップを開け(カチャッ)


センサーの接着をして(ガッチャ)


上腕の後ろ側に針の出ている面を押しあてる

(ガッチャン!)


Σ( °-° )ウッ

…針刺さったけど痛くはないが、音がすご…


この後、リーダーをかざしてセンサーを起動させ


60分後に測定が可能となるとのことで帰宅。




針がいろいろ刺さる生活になったことに


複雑な思いながらも


受け入れる自分となりました。。




 






「ポチ子さんのおうちのワンちゃん、


くしゃみしますか?」


(๑•᎑<๑)ー☆


どうやら、飼っているチワワさんが


3回連続でくしゃみをして、


驚いたとのことで。



(ΦωΦ)フフフ…




うちのモフモフブラザーズ2号


スムースコートチワワのポチは


小さい頃から時おりしております。




シュンDASH!



みたいに小さな発声で。




あぁ…


とてもとても






あざとカワイイですラブ気づき





糖尿病と診断され、

血糖値測定とインスリン注射の手技を教わり、

心身ともにスタミナを消耗し

やっとのことで自宅に帰ってまいりました。

緊張感をもちながら、

その日は事なきを得たのですが、

やらかしたのは次の日の朝のこと。

ジェントレットに針を装着し、

朝の血糖値を測定しようとするのですが、

針がポロンと落ちてしまい、

いつまでたっても

指先から血液を出す事ができないのです。


このコがジェントレット。

採血用穿刺器

ジェントレット


取扱説明書を見ても、

何故針が落ちてしまうのか、

わかりません。

何度も何度も出来なくて、冷静ではいられず、

余計にわかりません。

頭からシューッと何か出るんじゃないかと

ふんふんと奮闘していると、

後ろから救いの声が…。


「それ、
押すところ違うんじゃない?」




え?( ;∀;)


そうです。

穿刺する時は

側面の細長い小さなボタンを押す必要があるのに

一番端っこを押していたのです。

そこは、採血の最後に針を外すためのボタン。

針が外れるのは当たり前だったのです。

1日寝たら、
すっかり忘れてしまっておりました(ToT)
(酉年デス)


こんな事も覚えられないのか!自分!!

と泣きっ面半分、

きっと後々、笑い話になるよ

と含み笑い半分。

失敗は成功の母。(違っ)

おかげさまで、以後気を付けて過ごしております。