ななころびやおき -32ページ目
1型糖尿病が発覚してから
初めての人間ドック。
受検に際してたくさんの書類が届きましたよ。
さて注意事項として
何か書いてあるのでしょうか…。
えぇ〜( ;∀;)?
持効型、朝打ってるのに。
ということで、いろいろと知らなかった
1型糖尿病の人間ドック。
行ってまいりました。
疑問はその都度、教えていただきました。
インスリン
・持効型でも打っちゃダメなの?
朝食を食べないで来てもらうので、インスリンも打たないで来てください
ということなのだそうです。
リブレ
・レントゲンとか大丈夫?
持続血糖測定器(リブレやデスクコム等)を着けている場合に受けられない検査。
胸部X線
マンモグラフィ
体脂肪計
※放射線検査が受けられないとのことで、
マンモは乳腺超音波に変更していただきました。
低血糖対策
・待ち時間に低血糖になったら
ブドウ糖摂って良いの?

体調が悪くなったら摂ってください。
その際スタッフに声かけをお願いします。
その後の検査が変更になるかも
しれませんとのことでした。
あちこち検査していただき、
血糖値も160くらいで安定。
低血糖にもならず
胃カメラもバッチリ受けられて、
とりあえず、一安心。
( ´ー`)フゥー...
1型糖尿病になっていることがわかって、
その時に動き出していたプロジェクトの先輩に
病気の事をお伝えしたのです。
そしたら
「大変だね。疲れやすいだろうから、
何かあったら代わってあげるから。
自分のこと責めちゃダメだよ。
病気は悪さしないからさ。」
そんな風に言ってくださって。
糖尿病という病名で、
自分の生活習慣が悪かった=病気になった
と、どうしても思っちゃう中で、
病気は悪さしないって言葉で
なんだか安心したんですよね。
この病気になって、
それまでの生活より、日々やる事や
持って歩く荷物が増えましたけれど(笑)
新しい自分、周りのサポート、
今まで当たり前にできていたことが、
できない世界を知って、
これからの人生を
真剣に考えることができたこと。
いつかは、いなくなるのだから、
やりたい事はやっていこうと勇気を持てたこと。
全て
この病気がもたらしてくれたものばかりです。

病気は悪さしないから。
いつも根底にある言葉です。
本日は防災訓練
災害に対応するため必要な訓練を行う。
…なんですけれど、
いつもと違う場所で、見知らぬ人たちと、
初めての作業を行って、
あっちこっち行ってる間に、
アレ?何か頭の中混乱してきたみたい?
と思ったら
はい!リブレの数字
77↓
低血糖になりかけておりました

手が空いた隙に、急ぎブドウ糖4つを頬張ったら
なかなか飲み込めず(´-﹏-`;)
焦らず一つ一つ、確実に摂取しよう!
有事のことは平常時から。
訓練に参加できるのも経験のひとつ。
ありがたいことです。 (。ŏ﹏ŏ)

血糖値測定とインスリン注射が始まってから、
自宅と職場以外、
出かける事が怖かったんです。
何かあったらどうしよう。
その何かすら分かっていないのですけれど…
(´-﹏-`;)
そんな自分を奮い立たせて
出かけてみたのですが、
やっぱりインスリン注射が
出来なかった!!
理由としては、
自宅や職場ではトイレの個室で
ゆっくり打っていたのですが
同じような場所が無くて。
そして、この前まで注射していなかったし、
1回くらい打たなくても大丈夫という、
謎の自信から、
まぁいいか〜って、思っちゃったんです。
お食事はとても美味しくいただいたのですが、
帰りの電車の中で、
ものすごい睡魔におそわれまして、
これはおかしいと血糖値測りましたら、
389↑
( ;∀;)
…もう二度とこのようなことのないように
しなくてはいけないと
身を持って理解できた日でした。
前の職場で同期だった方が、
入院しましてね。
症状の関係もあって家族とは面会できないまま、
亡くなってしまいました。
昨年の今頃の話です。
家族でキャンプに出かけたり、ジョギングしたりと
とってもアクティブな方でした。
なので街に出て
家族連れやジョギングしている方を見ると、
ふとその方の姿とダブるんですよね。
そのたびに、
精一杯生きなくちゃーって思うのです。

