もう今月も終わり…いや、今年も終わりだね。早いもんですよ。

 

特に今年は激動の年だったからね、俺の知っている限りでいうと…1995年以来の日常が揺らぐ感じ? 阪神大震災、オウム真理教、狙撃事件、ハイジャック事件、当時はまだ小学生だったけど、物騒な世の中になったと思ったのを覚えている。あの時に近い閉塞感が今の時代にもあるんじゃないかな?

 

とまぁ、書きながら暗澹とした気持ちになってくるわけですが、今日もヴェネツィア世界で作業をしてきましたので、それについて書いていきます。

 

(作業は順調です。今日で大半の問題が解決したから、あとはディティールと調整)

 

まず、昨日新たに浮上した恐竜とゾウさんの相性問題だね。これは解決策が見つかった。頭の中でシミュレートした方法がバシッとハマった感じで嬉しいよ。

 

結果から言っちゃうと、恐竜エリアに入ると同時に、ゾウさんのポーズを変える。これだけでOK。

 

要はね、ゾウさん自体がどっしりした印象を受けるから、重量感のぶつかり合いになってしまうのよ。実際のサイズに違いはあれど、遠近感の関係で差が感じられなくなる。

 

(恐竜が暗くてハッキリ見えないのも原因だったのかな? ゾウさんの存在感が異常)

 

んで、肝心のポーズなんですが、これは頭を抱えてしゃがみ込んでいるというポーズにした。恐竜に怯えている姿を表現したものだね。

 

今日はポーズの決定だけで、アニメーションの調整はやっていないから、今後頑張る必要がある。アニメーションは作るのが難しいから、今から不安です(笑)

 

(ゾウさんの顔が見えないだけでだいぶ印象が変わる。サイズも縮小された事になる)

 

(カメラを引くとこんな感じ。改めて恐竜の完成度に感心するね)

 

全体の流れが決まったから、各エリアのメインイベントをブラッシュアップする事に。飛行機は上空を通過する途中に何かを落としたりすればいいだろうから、そんなに難しくない。となると、教会のイルミネーションから手をつけるべきだね。

 

そんなわけで、まずは花火の位置と量、サイズなんかを変えてみた。これまで用意されたロジックをそのまま使っていたから、なんか物足りなさを感じていたのよね。

 

(調整を加えた事で映像が一気に華やかになった。でもまだまだ足りない)

 

次にやったのが、色の変化のバリエーションを増やす作業だね。これは新たなペイントの追加と、元からあった窓のグロス値の変更の2段階で行った。

 

ペイントは…、クローンやエフェクトでいくらでも面白い効果を生み出せるんだけど、それは占いの部屋で使いたいから、今回はカラーサークルを動かすだけに留めた。

 

グロス値の変化は、アクションレコーダーとシグナルマシンの両方を試した結果、シグナルマシンの方を採用した。

 

これらの作業によって、このエリアもだいぶ良くなったと思う。

 

(本当は花火を最後にするべきなんだよな~。なぜか中間地点になってしまった)

 

花火エリアのすぐ後に恐竜エリアがあるから、そのままの状態では恐竜の姿が丸見えになってしまう。

 

これに関しては、巨大なトンネルで独立した空間を作る事も考えたんだけど、それをやっちゃうとコンセプト自体が変わっちゃうのよ。ジャングルクルーズみたいになる(笑)

 

というわけで、ここもゲートを使って目隠しをする事にした。メモリも増えないし、現状これがベストかな?

 

(元の状態だと、恐竜が丸見え。ネタバレ甚だしい)

 

(ゲートで目隠し。こういう雑な自分が好きだったりする)

 

うん、実はラストのラストにもう一つ仕掛けがあるんですが、それは日記がオープンしてからのお楽しみという事で。

 

とにかく、このステージもどうにかなりそうだね。明日からはまた別のステージで作業をするかもしれない。その日の気分に任せるよ。