ようやくゲーム世界の全体像が見えてきた。色々考えた結果、横スクロール移動をベースにして、そこに奥行きシューティングやノベルといった、様々なゲームのパロディーを絡めていく事にした。

 

横スクロールにするメリットはとても多くて、まず進行性が担保される。左から右へ移動するという流れが、日記を上から下に読んでいくという流れと一致する。RPGにしちゃうと、行きたいところに行けるから、日記とは相性が悪いのよね。

 

次に、横スクロールにする事で、立体を活かした表現が可能になる。RPGのマップは上空見下ろし視点だから、奥行きを付けると地面までの距離が長くなるだけなのよね。

 

そして、何より作るのが楽(笑) 移動が左右に限定されるし、キャラクター選択の幅も広がる。

 

このへんについては、スクショを見ながら説明していくよ。

 

(奥行きをつけてもこんな感じ。上空視点だと前後の概念が無いのよね)

 

(クォータービューで無理やり奥行きを表現。これはシューティングで使った方が良さげ)

 

(移動方向が全方位だと、建物を12個に分割しないと駄目。横スクロールなら2つで済む)

 

横スクロールはあくまでも移動の手段で、戦闘はRPG形式で行うつもりだね。ただし、ダメージのやり取りは極力抑えて、会話をメインにするつもり。日記本文のフォローみたいな感じだね。

 

ドット絵に関しては…、あまりこだわり過ぎない方がいいかも。素材が少ないから、動きが表現出来ないし、単純に絵面としてそこまで面白くない。

 

さて、こうなってくると、プレイヤーのいる空間をどう使うかが問題だね。今考えているのは、手前側にドーンと本文を表示して、虫食いみたいな感じでテキストの一部を非表示にする。ゲームを進めていく事で、その部分が埋まって、全文が読めるようになる。これがベターかな? 

 

まぁ、ゲームをプレイしないと日記が読めないっていうのは不本意なんだけど、2~3分の間に色んな要素を入れ込んで密度を高めれば、そこまで悪い気はしないはず。

 

(平地、建物内、その他で、4つぐらいの空間で足りそう。あとは演出でフォロー)

 

うん、一番不安なゲーム世界だったけど、どうにかなりそうだね。他の世界と違って操作が多くなりそうだから、早めにフォーマットを作って動作確認に時間を使うつもり。構想が固まってきたから、明日から本格的に作っていくよ。