取り敢えず、ヒアゼイライの1周目が終わった。
始めにどうしても伝えておきたいのは、
タイトルの通り、ヒアゼイライは決して駄作ではないという事。
それどころか、人によってはとてつもない可能性を感じる、
カルト的な野心作と評価するのでは?
と、考え方が大きく変わった。
言いたいことが山ほどあるので、プレイの順を追っていく形で解説をした後、
最後に個人的な現段階での感想をまとめたいと思う。
その上で、やむを得ない範囲で、ネタバレが含まれてしまうので、
初見の新鮮さを味わいたい方とは、ここでお別れという事になります。さいなら。
先ず、昨日の続きからゲームを再開しようとするも、
チェックポイントがだいぶ前にあったらしく、かなりの巻き戻しを喰らってしまった。
この辺はロビンソンの欠点でもあった。
オートセーブのタイミングがよろしくない。
そんなこんなで、昨日既にプレイした箇所を再度プレイ。
途中、R2ボタンでダッシュが出来る事を発見。
これで探索がだいぶ楽に。
しかしこのゲーム、マップのルート分岐が結構多い。
全てのポイントを回ろうとすると、中々骨が折れる。
そしてこの分岐の多さが、ちょっとしたトラブルを生んでしまった。
明らかに重要だと思われるイベントポイントがあって、
そこの探索を後回しにしていたのだが、
別のポイントでなんの脈略もなく次のチャプターに強制移動。
さっきのポイントに戻りたくても、オートセーブなので戻れないという事態に。
RPGのダンジョンで、宝箱を取り逃したままダンジョンが崩れてしまい、
二度とその宝箱を入手出来なくなるあれと一緒。
まぁ、諦めて2周目の時に回収するしかない。
しばらくゲームを進めていくと、謎の獣人達が徘徊するエリアへ。
この獣人達が、ヒアゼイライでの所謂"敵"に当たる。
彼らに目線を合わせ接近すると、ヤられてしまいチェックポイントに戻される為、
ステルスゲーと同じ要領で、彼らに気づかれない様に進む必要がある。
これが、このソフト唯一のゲーム性と言っていい。
因みに、退廃した街の雰囲気は相当いい。
プレイしながら幾度となく「画質さえ良ければ…もったいない」と、呟いていた。
さらにゲームを進めると、謎の化物に追われながら、
元恋人(?)を追いかけるシーンに。
ホラー的な要素がないとネットで散々言われているヒアゼイライだが、
このシーンのプレイヤーの焦りと切迫感は相当なもの。
ロビンソンのバッテリーのアレ(プレイした人ならわかるはず)と同じ緊迫感。
そしてこの後、このゲームは驚愕の展開を向かえる。
先ずは下の画像を確認して欲しい。
プレイヤーはこの化物と2人きりで真っ暗なトンネルに閉じ込められる事になる。
暗闇で直ぐ側からコイツの叫び声が聞こえてくるのはかなりおっかない。
しかし、問題はそこではなかった。
もう一度画像をアップでご覧になって欲しい。今度は化物の右手に注目して…
そう、この化物。オ○ニーをしているのだ。
これはネタでもなんでもなく、本当にその行為をしていると、本編で説明されている。
画像ではわかりにくいが、手を前後にスナップさせながら見悶えしているのだ。
そして、このモーションがよく出来ている。割りとマジで関心するレベル。
正直、この時点で俺はこのゲームをどう評価するべきか困惑していた。
こんなものを見せられ、一体どうリアクションすればいいのか?
しかし、ヒアゼイライの本編はここからだった。
さらなる衝撃が俺を襲う。
~後編へ続く~