あなたを笑わせたいと思う


あなたの悲しみを知っているからこそ


あなたを笑わせたいと思う



その悲しみは重すぎて
私がはらうことは出来ないけれど

それを理解しきることも
安心させてあげることも出来ないけれど


この一瞬に少しでも

あなたの心に陽が射しますよう



私は祈り

そして電話口で次々と冗談を飛ばす



気を抜くと泣いてしまいそうだから

頭は真っ白にして


ただあなたを笑わせる


その声だけが


私の救い


私の祈り


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もう開けることのないと思っていたページを開くと

5年前の私に会った

あまりにも多くのことがあった5年のはずなのに

ゆっくりと語りかけてくる
あまりにも変わらないその姿に

私は胸を打たれた


むしろそれをまだ私が失っていなかったことに安堵した


5年前のあの日とは
まるですべてが変わっていて


震災、仕事、家族、ライフワーク、結婚

あると思っていたものはなく、
ないと思っていたものがある。


喜び、悲しみ、痛み、恐れ、安らぎ

そのすべてが目まぐるしく廻り、
私の中で混ざり合い、溶け合い、流れ出して
正しさも誤りもわからなくなった

いま


5年前の私は静かに語りかけてくる


少し不安気ではあるけれど

いま、また時を巡り
帰ってきてくれた言葉たち


「残すことに意味があるのかわからないけど

あらわすことに意味はあると思う」



何度も私の中で繰り返し響くその音を辿り

いま、またあらわしてみようと思う。



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扉がひらいた
ぴーすけ冒険記-扉



ひとりでは決してあかなかった扉


重くて、怖くて、背中を向けていた扉



でも、本当はあけたくて仕方なくて


その向こうに広がる世界にどうしても行きたくて、


行かなくてはいけないと、


絶対に行けると知っていて。



でも、自分に出来るとは思えなくて


ずっと見ないようにしていた、扉・・。




そっと、一緒に押してくれる人たちがいた。


一緒にその向こうの世界を夢見てくれる人たちがいた。



あぁ、すべてが輝いてみえる。


力がみなぎってくる。



扉が、静かに開いていく。




もう、怖くないよ。


ひとりじゃないんだ。







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