胸が
ぎゅっと絞られる
誰かが自分から離れていく
しんどさ
稽古中に
メンバーが飛び出していってしまった
ここ数日
ピリピリと怒っているようだった彼女の様子が
私への不満だと思って怖かった
思い当たることはあった
だから今日稽古が終わるまで我慢して
二人で話そうと思ってたのに
稽古中の彼女の冷たい言葉に耐えられなくなってしまった
みんなの前で
どうしたのか気になってる、
悪かったなら謝りたいと言ったら
黙りこんで
遂に飛び出していってしまった
私は不満を聞く覚悟をきめて
向き合おうとした
すぐに不満をぶつけてくれると思ってしまった
それが彼女を逆に追い詰めてしまった
へったくそだな
ただ正直になればいいと思ってる
自分が耐えられなくなっただけ
彼女にとって安全な場
タイミングではなかった
今回の公演は
メンバーから不満が出ることが多くて
キツいなぁと思ってたけど
これは本当にキツい
ぶつかれてただけ良かった
いなくなっちゃうなんて思わなかった
でも、よく考えれば
これまでは1対1でのことで
みんなの前で一人だけ嫌だと言うなんて
キツいことだよな…
私は自分のせいで相手が怒ってると思って
その状況が怖くて耐えられなくて
変えることに夢中になって
彼女をマイノリティにしてしまったことに気づく
へったくそ
夜道
風が抜けていく
木々のざわめき
反省は止まらない
自分を責めるのは永遠に出来る
違うやり方を
私はまだ知らなかった
あーぁ
海がみたい
