1日の終わりに
駆け抜けた1日の終わりに
少しだけ自分に意識を戻してあげる
固まった体
首 肩 背中 喉
そのひとつひとつに
いたわりの気持ちをもって
気づいていく
呼吸がどんなに浅くなっているかに気づく
例えそれがどんなに
居心地の悪いものであっても
それを変えなくても
変えられなくても
変えようとしなくても
まずは
ただ、そのまま
あぁ、そうなんだと
「わたし」が気づいてあげる
例えどんなに
やるべきことがまだ終わってなくても
ひとまずいまは
今日のところは
「終わりにしていいよ」と
意識的に
自分に言ってあげる
そうでないと、
私は走り続ける
考え続ける
とめどなく溢れる思考に
気づいてみる
そのひとつひとつに
気づき、何をするでもなくただ
呼吸をおくる
聞いたよ
と
すると、
さっきより深いところにあった
固さに気づいていく
歯のかみしめ
喉の奥
みぞおち
それに触れられるようになる
すべてを終わらせるより
大切なことがある
何をしたかより
大切なことがある
固い体のまま
浅い呼吸のまま
それでも
いま
私は、さっきより少し
「わたし」と一緒に
いられている
