漢字の覚え方(学年配当) | プラススタディのブログ

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こんばんは。プラススタディの福嶋です。


小学生と勉強していて頭を悩ませていた(過去形です)ことの一つに、「漢字をどのタイミングで習うか」ということがあります。


過去形と書いたのは、今は生徒と話す時にはさほど気にしていないからです。

もちろん、教材を作るときには、配当の学年だけではなく、使っている教科書のそれまでの範囲で出てきているかどうかまでチェックはします。教科書によって習うタイミングが違いますから、学年だけ覚えていてもそんなにきっちり役には立たないのです。


ただ、授業の際に板書をしていて「それ習ってないから書けない(書かない)」と言われたら「今覚えれば後で楽になるから書いてみよう」と言うようにしています。


厳密にはきちんと理屈があってどの字をいつ習うかが決まっているというのはもちろん知っています。

けれど、「院」が小学3年生配当、「完」が小学4年生配当、というのを改めて見ると「なんで?」と思ってしまうんですよね。「院」習った時点で「完」書けるでしょ、と。


こういう例は枚挙にいとまがありません。

「館」は小学3年生配当、「官」は小学4年生配当。

「妹」は小学2年生配当、「未」は小学4年生配当。


となれば、既習か未習かというのはそんな大した問題ではないような気がするのです。

また、「それまだ習ってません(だから書けません)」という生徒は、自分が覚えていないこと、忘れてしまっていることをすべて「習ってない」と言ってしまう傾向が強いような気がします。これはあくまで「気がする」だけですが。4年生に2年生配当の漢字を「知らん」「習ってない」と言われることも多いですからね。


ただ、そうは言っても小学1年生に「夏期講習」を漢字で書け、とか、そんな無茶なことは言いません。

テストを作るときなどにしっかり確認もしていますし、だいたいの配当学年も覚えています。

でも、授業の時やホームワークルームのときにはあえて気にせず書いて「習ってなくても書けるはず」と言います。



まずは、「習っていない」を「書かない/書けない」の理由にしてもあんまり得はしないということを理解してもらいたいなと思います。基本的に「書けない」字なんてものはないので。


おもしろいことに、しょっちゅう「習ってないもん、だから書けません、書きません」と言う子でも、自分の名前(小学校で習わない漢字が指名に含まれる子もいます)は漢字で書けたりするんですよね。

だからやはり、既習未習問わず、漢字は正しく覚えられるならどんどん先取りしていいと思います。


それから、最近で言えば「妖怪」を漢字で書ける子が増えていますが、どちらも小学校では習わない漢字です。

ほらね、やっぱり「いつ習うか」はそんなに大切な話ではないのです。


だからまあ、大人の方では「習っていない字は書いてはだめ」(正直言ってこれは本当に意味が分からない)とか「習っていない字は書かなくてよい」(これは多少理解できる)と言うのではなく「習ってないのにきちんと自分で調べて書けるようになっているのはかっこいいこと」という言い方ができるといいかなと思います。


ああ、本当はもうちょっと違うことを書く予定だったのに、思わず学年配当の話でたくさん書いてしまいました。続きはまた後日。


さて、昨日ブログに書いた通り、プラススタディのホームページ に、受験生に「最後の一押し」のサポートをするカリキュラムの告知を載せています。


毎年受験生に言っているのですが、年が明けてからの2週間は基本的に身体や精神の調整をする期間であって、負荷をかけて学力を伸ばしていく時期とはいえません。今日の時点ですでに、受験本番までに「今日はこれまでのどの日よりよく頑張って勉強できた」と言えるような日はもう100回も取れない状態なのです。


国語という点数アップに時間のかかる教科に不安を抱えている受験生に、なんとか「こうすればいいんだ」という実感を持って本番に臨めるようになってほしい、という気持ちで準備した講座です。

空きコマ数の関係上そうたくさんの生徒さんを受け入れられないとは思います。気になったら迷わずご連絡ください。


お待ちしております。


それではまた。