意見を引き出す聞き方 | プラススタディのブログ

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山科区の個別/少人数対応学習塾、プラススタディのブログです。

こんばんは。プラススタディの福嶋です。


昨今、いろいろな媒体を通じて「自分の意見」を他者に向けて発信できる機会は飛躍的に増大したのではないかと思います。

かくいうこのブログもそうです。twitter(ブログの更新をツイートする以外に使っていないのですが)も含めて、ただ塾や教材作成をしているだけではつながり得ない方々に、日々考えていることを読んでもらえるのは非常にありがたいことだなと思います。


とはいえ、よくよく注意して使わないと「気持ちはわかるけれどそれを公の場で言ってはダメだ!」という内容をうっかり投稿してしまい、それこそいろいろな人を巻き込んで炎上、なんてことも起こり得ます。


公立中高一貫校の適性検査で「この文章を読んだうえで、あなたの考えを書きなさい」という問題が毎年出題されていることや、小学校で採用されている教科書に「文章を読んでどう思ったか考えてみよう/話し合ってみよう」というコーナーがたくさん作られているのは、まず自分の意見を持つこと、それを他者に伝えること、他者の意見(多くの場合自分の意見と同一ではない)を聞いて参考にすること、などを義務教育で身につけてほしい、というメッセージなのかなと思っています。


ただ、文章を読んで感想や意見を求めても、子どもたちは「分からん」「別に」挙句の果てには「ふつう」などと返してきたりします。「文章を読んでも意見が言えない」というご相談も割とよく受けます。

実際に生徒と話をしている実感でいうと、意見が「ない」のではなく「どう出せばいいのか分からない」が現実なのかなと思います。


こんなとき、まずは「よい/悪い」「好き/きらい」という程度の根拠で反応できるように、「一番よいと思ったのはどこ?」とか、「一番好きな登場人物はだれ?」などと「答えやすいように質問を変える」というのが定番です。

一つきっかけをつかめば、そこから連鎖的に質問を繰り出せたり、自力で内容をくわしくしていくことができたりするものです。上の例でいえば、「○○が一番よいと思った」→「どんなところがよいと感じた?」という風に質問を重ねていけますね。これをまとめていけば、「根拠のしっかりした自分の意見」につながっていきます。

可能であれば、このときに文章を読み直しながら根拠を答えられるようになるとより良いと思います。



もちろん、公立中高一貫校の実際の問題にはこれだけでは対処できませんが、とっかかりとしてはこれが一番基本になるところかなと思います。


僕はどちらかというとすぐにカタをつけてしまいたいと思ってしまう方で、抽象的な質問を一気に答えさせようとしてしまいがちなのですが「一気に処理せず少しずつ」「答えやすい質問への変換」は常に意識しておきたいなと思います。



それではまた。


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