11月2日“シブがき隊解隊記念日”事書こうとしたのですが、何を書こうかと思っているうちに2日もたってしまいました。淲

で今から22年前11月4日(金)は、“シブがき隊解隊記念ドラマ”“さよならは一度だけ”の放送日でしたね。
“追いつめられた男と命がけの恋の結末は?”
「走り高跳びの選手で引退を考えている」順一(薬丸裕英),「兄の婚約者に思いを寄せる」日出夫(本木雅弘),「カード地獄に追い込まれている」行男(布川敏和)の3人の大学生がニューカレドニアの卒業旅行でそれぞれの生き方を見つける“青春ドラマ”
解隊記念ドラマのセリフの一部!!
(皆さま当時を思い出して…)
Y:『何だここは…。』
F:『植物園じゃね~か?』
M:『おーい帰り道わかんのかよ。』
Y:『そんなこと心配すんなよ。俺たちには前進するのみ。行くだけよ。』
F:『えっなんか向こうで変な鳴き声してる。』
Y:『行ってみっか?』
F:『こいつか。さっき変な声で鳴いてたの?』
M:『カグー。カグーだってよ。』
F:『あっあれだよ。ほらっ、あのさなえちゃんが言ってた、ほらっ、あの幸せを運ぶ何とかいうやつ…』
M:『ああ…思い出した、思い出した。』
M:『ニューカレドニアだけ生殖する鳥で、その数少なさゆえに珍重され…』
Y『そんなことどうでもいいから、ちょっとこっちこい。』
M:『なんなんだよ酒ぐせ悪いやつだなぁ~。』
F:『なんだよ!』
Y:『いいから俺の言うこと聞け。』
Y:『今回の旅行はお前らにとっては卒業旅行なわけだろう?』
M:『うっん。そういうことになるなぁ~。』
Y:『俺にとっても陸上辞めて別の生き方探す為の大事な区切りな旅行でもあるわけだ。』
F:『そんなことどうでもいいじゃねかよ。』
Y:『聞けよ。』(行男の頭を叩く)
F:『いてっ!』
Y:『いていのもこれが最後だ。』
F:『はっ?』
Y:『大学出て勤めるようになったらもうこんなふうにつのんで3人あ~だこ~だ言う事も出来なくなる。』
M:『そうだなぁ~』
Y:『3人つるんでバカいったりばかやったりも出来なくなる。』
F:『あ…』
Y:『最後の最後だ。だから一言ずつ言う。』
F:『何を?』
Y:『思ってることをさぁ~』
M:『うっん』
Y:『俺は東京帰る。帰ってお茶汲みをバカにしない営業マンになる…。』
M:『俺は帰ってマジで仕事探す。ちょっと遅いけど踏んばればどっかもぐり込めるとこぐらいあるからなぁ…。』
F:『俺残るはここに…。』
M:『え~!』
F:『今東京に戻っても、今までどおり無駄遣いしちゃいそうだし、ここで働かしてもらって金貯めるわ。』
M:『良いのかよ、本当に…』
F:『いいさぁ~。ここだったら車いらないしさぁ~、それに服もTシャツとジーパンですむし、あのおじさんとも気合いそうだし…』
Y:『それと最後の最後にもう一つ。俺はお前らみたいなやつと出逢えて…出逢えて良かったと思ってる。』
M:『あ…』
F:『3人とも最後までバカだったよなぁ~』
M:『言えてんなぁ~』
Y:『これで終わりだ。』
F:『ああっ』
M:『終わりだなぁ~』
中略…
F:『楽しかったよ!』
M:『思い切り走ったって感じなぁ~』
Y:『3人バラバラになっちゃうけどまたいつか青春したいなぁ。』
F:『泳ごうか?』
M:『よっし!』
Y:『行こう~』
ラスト本木さんのナレーションにて幕を閉じる。
M:『この瞬間俺の命がけの恋はあっくなく終わった。兄貴となおさんの間に何があったかはわからないが…』
『なおさん、これで良かったのかもしれない…』
『順一は会社に残り陸上で鍛えた体にものをいわせて、営業マンとして毎日走り回っているそうだ!』
『行男はどういう方法で金を集めたのかわ知らないが、松村さんの店の近くに小さな土産物屋を開そこのオーナーにおさまっている。あいつの事だから観光客の女の子に声掛けながら調子良くやっているにちがいない。』
『俺は産休を取った先生の代用教員としてこうして教壇に立っている。』
『幸せを運ぶと言われている飛べない鳥カグーは、もしかしたらそれなりに幸せってやつを俺たちに与えてくれたのかもしれない!!』
『短かったけどあの旅には俺たちの全てが、これは奴らとあの鳥とあの時間、旅、一生忘れない!!』