たまたまチャンネル回していたら、「吉増剛造×佐野元春のスウィッチインタビュー」(昨日のETV22時より)がやっていて、見入ってしまった。

 

プロ野球中継に飽きてチャンネル回していたら、たまたま「海で泳ぐ!狩る!謎のオオカミ ~ダーウィンが来た~」(本日のNHK14時過ぎ)がやっていて、見入ってしまった。

 

どちらも「探す」ことに貪欲なのだ。自分が表現すべきことが何なのかを探しつくして、詩や朗読として表現する2人。海辺で生きるようになって、海の獲物を探しつくすオオカミ。

たまたま出会うのだけど、目が留まり、引き込まれるということは何かあるよね。たまたま、、たまたま、、。

 

たまたまに触れられる日常が戻る。年度末納期の業務からそろそろ脱出だ。

書き出しに感心したので、休日を使って高校の倫理の教科書を読み通してみた。

 

世界・日本の思想の流れをつかむには非常に良いですね。

 

西洋思想の大きな流れでは、イデア⇒神⇒理性⇒主体⇒実存⇒構造⇒脱構築へ。

日本思想では、一貫して「おのずから」(=じねん)がべースにあって、中空構造の中に仏教⇒儒教⇒蘭学⇒西欧技術⇒西欧思想が入ってきて「みずから」も加わるが、やっぱり「おのずから」に消化される。

 

しかし、高校の時に、これをちゃんと学んでおけばよかったとは思えないな。ずいぶん工夫されているんだけど、やはり教科書で、人名や用語の羅列に見えて18歳には厳しそう。

 

親父も何度か眠りに落ちた。

業務が重なる中、引き受けなれけばよかったと思った集中講義でしたが、終わってみれば、やってよかったと。

 

人を助ける介護改革、カウンセラーから政治へ、地元らしくゆったりできる喫茶店、安全・安心なドローン普及、やりがいを生む社会システムの構築、障害者福祉施設づくりからベトナムを豊かに等、それぞれが考え抜いて、ずいぶん面白いコンセプトの起業プランを創ってくれました。

 

それでも一旦は、みんな就職したいらしい。彼らの未来にエールを送りたい。