支部総会後の懇親会が
お開きとなり
パンダは
自宅へ帰ろうとしていたところ
トド先生から
この後、支部の幹事たちで
2次会するけど
時間あるなら来る?
他の先生紹介するよ。
と言われた。
パンダたち新人社労士3人は
付いていくことにした。
ホテルの最上階のラウンジでの2次会。
トド先生が1人1人紹介してくれ
支部の中でも開業し活躍されている先生方
と名刺交換させてもらった。
開業したばかりのパンダに対して
先輩の先生方から色々とアドバイスを
いただき、有意義な時間を過ごした。
そして2次会もお開きになり
自宅へ帰る電車の中で
トド先生から
先輩の事務所訪問したら
色々と勉強になるよ。
俺も開業当初、いくつかの事務所を
訪問したから。
さらに続けて、
もし良かったら明日、
俺の事務所に来てみるか?
どんなことをしてるか
色々と教えてあげるよ。
と言ってくれた。
翌日は土曜日だったこともあり
是非お願いします!
と伝えたところ
休みの日に子どもを奥さんに
まかせるの大変やと思うから
一緒に連れてきてもいいよ。
と言ってくれた。
翌日、
トド先生からのお言葉に甘えて
家族4人でトド先生の事務所を
訪問した。
トド先生の事務所は
幹線道路沿いにあり
大きな看板が設置されていた。
事務所の駐車場に車を停め
家族全員で事務所内に入る。
1階がオフィスで
2階が応接室となっていた。
オフィスには
従業員のデスクやパソコン、
複合機が置かれており
壁際には書棚が並んでいた。
オフィス内を一通り
見せてもらった後、
応接室へ移動。
応接室は
大きな会議用テーブルと
椅子が並んでいた。
パンダが憧れる事務所だった。
この日はトド先生の奥様も
事務所に来られていた。
トド先生と奥様から
事務所の開業から現在に至るまでの話を
聞かせてもらった。
以前、現在の年収が〇千万円という話を
聞いていたが、
開業当初は収入がほとんど無く
5年くらいはアルバイトをしながら
なんとか食いつないでいた
という話を聞き
そう簡単には成功できない
ということをパンダは改めて感じた。
貴重なお話を聞いた後、
トド先生の居室を案内してくれた。
トド先生は自分のパソコンを起動し
あるファイルを開いた。
それは名刺のデータファイルだった。
折角、事務所に来たわけやし
パンダの名刺作ってあげるよ。
と言い、
illustratorというソフトを使って
名刺のデザインを作成してくれた。
さらに、
どうせなら事務所のロゴも作ろか?
と言い、パンダの事務所のロゴを
デザインしてくれた。
1時間後、
名刺のデザインが完成した。
じゃあ早速、このデザインを
印刷業者に送って、印刷してもらおう!
トド先生はそう言って、
ネット印刷業者のホームページに
アクセスし、
名刺を500枚発注した。
パンダはまさかここまでしてくれるとは
思ってもみなかったので
トド先生に恐る恐る
デザイン作成料と名刺印刷費用は
いくらお支払いしたらいいですか?
とトド先生に聞いた。
すると、トド先生からは
そんなん、要らんよ。
横で見てたから次からは自分で作ってな。
と返された。
この日からパンダはトド先生のことを
師匠として見るようになった。
⇒ 第34話へ続く