前職の同僚に誘われ

パンダは野球の試合に
出場することに。
 
 
 
パンダは
小・中・高
と野球部に所属していたが
 
 
 
社会人になってからは
久しぶりの試合だった。
 
 
 
集まったメンバーは
9人ピッタリ
 
 
 
パンダは
打順5番
ポジションはキャッチャー
で出場した。
 
 
 
試合が始まると
草野球とは思えないほど
みんな真剣だった。
 
 
 
 
試合は接戦で
パンダのチームが1点リード
の状態で
最終回の守備についた。
 
 
 
 
ツーアウトで
ランナーは
二、三塁
 
 
 
 
一打サヨナラとなる場面で
相手チームは4番打者に
打順がまわった。
 
 
 
その初球だった。
 
 
 
速球を打ち返したボールは
センター前へ
 
 
 
 
三塁ランナーは悠々
ホームイン
 
これで同点
 
 
さらに二塁ランナーも
ホームへ突っ込む
 
 
 
センターは必死のバックホーム
 
 
 
 
イチロー並みの
レーザービームが
パンダのキャッチャーミットに
収まる
 
 
 
 
その時だった。
 
 
 
 
パンダの左膝に
激しく衝撃
 
 
 
 
 
ボールを落とさないよう
必死でこらえたが
 
 
無情にもミットから
こぼれるボール
 
 
 
悔しい
サヨナラ負け
となってしまった。
 
 
 
ゲームセットとなり
整列するため
立ち上がろうとすると
膝に激しい痛みが。
 
 
 
 
痛みはどんどんひどくなり
我慢できず
膝を動かすことができない。
 
 
 
 
結果、そのまま近くの病院へ。
 
 
 
 
靭帯断裂だった。
 
 
 
 
 
応急手当を受け
ベッドに移動された。
 
 
 
 
そして看護師から
 
 
家族に着替え等を
持ってきてもらうよう
 
 
言われた。
 
 
 
 
しばらくして、巡回にきた
担当医師にパンダが
どのくらいの期間
入院しなければいけないのか
尋ねると
医師は笑顔で答えた。
 
 
 
少なくとも1か月かな。
 
 
 
 
 
パンダにとって
初めての入院
 
 
 
しかも約1か月という
長期間
 
 
とりあえず家族に電話して
状況説明を行った。
 
 
また、会社へも連絡し
入院する旨伝えた。
 
 
 
これから
長い入院生活が
始まるのだが
 
 
パンダにとっては
ある意味好都合だった。
 
 
 
1か月以上
社労士試験の勉強に
集中できる
 
 
 
 
試験まで残り2か月を
切っていたので
 
 
試験日まで
社労士試験に専念できると
前向きに捉えた。
 
 
 
 
入院の約1ヶ月間
リハビリと
スマホでの社労士講座受講を
繰り返した。
 
 
 
もともとパンダは
集中力がないため
一日5時間以上
勉強することはなかったが
 
 
短時間ずつ
スマホの動画視聴
を行い
 
 
 
退院の前日には
一般常識を除く
全ての科目の講義を
受講することができた。
 
 
 
1ヶ月余りの入院生活を経て
7月中旬に無事退院することができた。
 
 
 
 
職場にも復帰し
仕事は相変わらず退屈だったが
 
 
 
試験日まで
行き帰りの電車の中で
一般常識の講義を
受講した。
 
 
 
そして試験当日。
 
 
お馴染み関大での受験
 
 
試験が始まった。
 
 
 
 
前半の択一試験
後半の選択試験
ともに試験終了時刻まで
目一杯使った。
 
 
 
会場を出ると
これまたお馴染みの
解答速報の配布ラッシュ
 
 
 
自宅までの帰りの電車の中で
択一試験の答え合わせをする。
 
 
 
総得点 51点
基準点割れなし
 
 
 
 
自宅に戻って
選択式を自己採点
 
 
 
総得点 31点
基準点割れ 労働一般常識1点
 
 
 
択一の自己採点をした直後
 
合格したかも?
 
という思いが浮かび上がったが
 
 
 
労働一般常識で
1点しか得点できなかったことで
絶望感でいっぱいだった。
 
 
 
 
翌日、
通勤電車の中で
予備校の合格点予想を見ると
 
 
 
労働一般常識は
難易度が高かったようだった。
 
 
 
とは言えど
1点しか得点できていなかったので
合格は無理と思っていたところ
 
 
 
過去の試験で
基準点が1点まで
引き下げられたことを知る
(第45回 選択式 社会保険一般常識)
 
 
 
かすかな希望が見えてきた。
 
 
 
 
その日から
毎日のように社労士予備校の
合格点予想や
銀次郎氏の合格予想ブログを
徘徊した。
 
 
 
 
合格発表日直前
銀次郎氏の合格予想ブログには
最終予想は
 
 
 
労働一般常識(選択式)の
基準点引き下げ
2点 ⇒ 確実
1点 ⇒ 十分可能性あり
 
 
 
となっていた。
 
 
 
 
パンダは合格すると信じて
発表日当日を迎えた。
 
 
 
 
合格発表日当日は
仕事だった。
 
 
 
午前中の仕事を終え
昼休憩時に
昼食を食べずに
トイレへ向かう。
 
 
 
スマホで
合格発表のサイトにアクセスし
合格者の受験番号を確認すると
 
 
 
パンダの受験番号は
 
 
なかった。
 
 
 
 
選択式試験の
労働一般常識の基準点は
2点だった。
 
 
 
総得点は合格基準を超えていたため
選択式1科目で足切り
という結果に終わった。
 
 
後日送られてきた結果はこちら
 
 
 
 
パンダにとっては
初めて合格を意識した年だった。