今日は伊達眼鏡をかけて、1日デパートのお洒落酒屋で酒を売る。

そこに、雑誌の取材が!

うむむ・・・悔しい・・・
私は、酒大好きだけど、だけど、

だけど、やっぱり本の仕事がしたいんだ!

と、出版人に対して叫びそうになり、
休憩中にケンタッキーに行く。

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ふとね、高校の時代、半年間の間、
3年間の部費を稼ぐべくケンタッキーでアルバイトをしてたことを思い出し、
そこにいた当時23歳の社員さんがすごく美人で、
でも外見と中身は正反対に柔らかくない方で、
その人は彼氏と別れたり付き合ったりしてて、
現在は違う男性とご結婚されたということを思い出し、
当時の北海道の鼻水も凍る様な寒さの中、
Xmasに腰まで雪に埋れながら、
荒れ狂う同級生と過ごし、
ケンタッキーの半年間で5キロ太ったことも気にせず、
いつか東京に出ることなんて夢にも思わず、
やっぱり本だけは好きで好きで、
思春期の行き場のない思いを非行ただ一つに向けて発揮する友人に、本などと小馬鹿にされながら、
マイナス20度の中、
雪の上に大の字に倒れたりしていて、
そんな友人は16.17で子供を生み、
今や、ランドセルはどこのが安いとか、またでかくなった腹をかかえて、ミスタードーナッツでゲラゲラ話し、
車体を低くした車で雪を削りながら、
小さなアパートに子供を2人も3人も引きずって帰り、
土木業の旦那の汚れた服を洗うことを思い、
私はどうしても、あの頃の自分から私は私のままだと思いつつ、
あの世界で生きていた自分が信じられないでいる。

東京に出て、たくさんの出会いがあり、
夢を追いかけ、崩れそうになっては、
友人と酒を飲み、行き当たりばったりの六本木でまた酒を飲み、
勉強と吸収の区別もつけれず、
あらゆることに手を付け、足を向ける。
そんな私を故郷の友人は尊敬し少しばかりの劣等感を抱き、
私は友人を憧れ、憧れじゃないものもあり、
もっと底の方で羨ましく感じてる。

不思議なもんだと思う。
逃げ道を自らなくした私と、
逃げ場のなくなった彼ら彼女らが、
同じ学び舎にいたことが。

日々大量の新刊が出続けることが、私の救いで、
東京の友人と傷を舐め合い、
故郷の友人を見て、自分の立場を見て取る。

まだまだ、頑張れそうだと骨をしゃぶりながら思う師走。

師走って、賑やかな一方、
寂しさとか、なんかやるせない思いになるのは、私だけかな。