カスタムファームウェア(CFW)とは、PSPの純正ファームウェア(システムソフトウェア)を書き換えて導入する、
純正ではないファームウェアのことです。
初心者でも簡単にカスタムファームウェア(CFW)を導入できるセットはこちら。
PSPにカスタムファームウェア(CFW)を導入するとどのような利点があるのか、
大きな項目を挙げてみました。
● 自作ゲーム、自作アプリがPSP上で動くようになる。
● メモリースティックからゲームが起動できるようになる。
● ファミコンやセガなど、エミュレータによりさまざまな過去の機種のゲームが遊べるようになる。
● ゲームの改造ができる。
などがあります。
ただし、カスタムファームウェア(CFW)を導入していると、
PSPの修理が受け付けられなくなるので注意が必要です。
カスタムファームウェア(CFW)を導入するには現在、三種類の方法があります。
一番古い手法としまして、
ダウングレードという手法があります。
PSPの純正ファームウェアのバージョン1.50のホールからハックする方法で、
バージョン1.50のみカスタムファームウェア(CFW)の導入が可能ということで、
それ以上にファームウェアのバージョンを上げている場合、
ダウングレードし、あえて1.50にすることをダウングレードと言います。
しかし、現在ではもっと簡単な方法が発見されたためすでに過去の手法となりました。
次に、パンドラバッテリーを使用した方法です。
パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)という二つのアイテムを使うことにより、
PSPに簡単にカスタムファームウェア(CFW)を導入する手法です。
現在でもPSP-1000、PSP-2000の中期モデルまでは有効な方法で、
カスタムファームウェア(CFW)が簡単に導入できるほか、元に戻すのも簡単に出来るのが特徴です。
ただし、PSP-2000の後期型~PSP-3000ではPSP本体に対策基板が導入されたため、
この手法ではカスタムファームウェア(CFW)の導入ができなくなっています。
最後はChickHENとCFW Enablerという二つのプログラムを用いてカスタムファームウェア(CFW)と同等の機能を持つようにする手法です。
こちらは、パンドラバッテリーやマジックメモリースティック(MMC)などというアイテムは必要なく、
プログラム二つで導入できます。
また、PSP-2000後期型~PSP-3000にも対応しているのですが、
PSP本体のファームウェアが5.03までが対象となっています。
5.04以上のファームウェアに更新してしまった場合、この手法は使えませんのでご注意下さい。
また、この手法は本体の電源を完全に落としてしまうと、
元の純正ファームウェアに戻ってしまうという特徴もあります。
以上、カスタムファームウェア(CFW)を導入する際は、
自分のPSPの機種やバージョンを見て検討することをオススメします。