こんにちはみかさんです。

 

冬から春へそして初夏、新潟の海はようやく開幕し魚が釣れるようになってきました。

3月~4月は何を投げども何をしようとも全く魚の気配を感じられず。

 

しいて言えばテトラ手前で稚鮎らしき小魚が入っているくらい。

では稚鮎にフィッシュイーターがついているのかと思えばそんなことはなく、シーバスなんか夢のまた夢、ヒラメもお留守で穴釣りすら渋くて1日1~2匹がやっとのこと。

波高凪の日にはまるでプールにルアーキャストしているかのよう。

太平洋側と比べると新潟の釣りは過酷です・・・。

 

最近は新潟県内の各地でイワシの接岸がみられるようになり、ようやく釣りが成り立ちそうです。

その少し前からアジなんかは釣れていて、サイズも20~40cm程と良型。

魚の引きに飢えていたロッドとリールが息を吹き返しました(笑)

 

そんな中、先週末にも釣行に行ってきまして、爆釣したのが表題のRJ16

 

 

画像はコアマンHPから拝借

 

92mmサイズに16gのジグヘッドというワーム。

搭載ワームはコアマンのアルカリシャッド75mm

 

ルナミス96MLにぺ1号フロロの4号でフルキャストすると60m~70m程飛ぶ(体感なので違ったらすいません)

私は釣りに関してはサウスポーなのでうまい人が投げるともっと飛ぶのかもしれない。

 

兄弟機の超人気ルアーVJシリーズは、バイブレーションジグヘッドでVJ。

RJシリーズはローリングジグヘッドでRJとなる。

 

ローリング、と製品名称につけるだけあってウォブリングせずにローリングのみ。

メーカーページではドリルロールと表記されている。

 

このルアー、少し変わった造形をしていて、画像を見るとわかるように通常のルアーのようにルアーの腹下に針があるわけではなく、ルアーの頭から背中にかけてダブルフックを搭載している。

 

フッキングすると頭の上についているダブルフックの固定凸から針が外れ遊動する仕組み。

これによってバラシが軽減するのだとか。

 

画像はコアマンHPから拝借

 

 

 

使いどころはもう何時でもよいかと。

投げて魚のいるレンジに沈めてロッドは水平のままハイギアリール1秒1.5回転くらいのペースで巻くだけ。

 

どこに何がいるかわからないのであれば着水同時に1秒1.5~2回くらいのペースで表層を意識しながら巻く。

 

その後は1.5回転くらいで中層からボトムをそれぞれ段階的に攻める。

 

ただしトップやサブサーフェスで使用する場合はロッドを立て、ある程度早巻きしないとレンジキープができない。

 

サーチベイトとして表層で使用するのであれば、無理に本製品を使わずに軽量版のRJ10を使用したり、本ブログでも依然紹介したマニックフィッシュ88等を使用するのがおすすめ。

 

 

 

 

 

元々シーバスルアーなので勿論シーバスは釣れるが、外洋の青物にも効果抜群なようで、今回に至ってはアジとサバでいい思いをさせてもらった。

 

シチュエーションとしてはイワシナブラが回遊しつつ表層でナブラしていて、それ以外の場合はアジがボトムで回遊するといった上下で2枚層の状態。

 

平時はアジをボトムで攻めつつ、目の前をナブラが通った時には表層ナブラ打ちをするという使い方をしていた。

 

昨年の今時期は70オーバーのショアレッドを身内が出していたり、シーバスがイワシに狂い爆釣するなどかなり期待していたため、このルアーをチョイス。

 

私の知る限り意外とこの使い方をできるルアーは多くなく、ナブラ打ちの飛距離重視でシンペンであればレンジを入れられず、かといってメタルジグ等であれば表層使用がめんどくさい。

 

RJ16は手間をかけずにそのどちらも高水準で実現することができる。

 

鉄板バイブや重めの樹脂バイブを使用する手もあるが、アジの回遊がボトムで、沈めざるを得ないがかなり根が荒い。

VJも試したが残念ながらロストしてしまった。

 

その点、RJはフックが腹ではなく背中にあるため、根が荒いボトムでもルアーのロスト確率が低い。

勿論、岩の間にヘッドが挟まったりすれば根がかりすることもあるだろうが、それは本ルアー以外のすべてにも言えること。

 

結論から言うとその日は4時間半ボトムを攻め続けて一つもロストしなかった。

 

外洋でいい思いをする反面、河川でのシーバスゲームにははまりきらないこともあるかもしれない。

16gの為飛距離が出てよいものの、重量相当に沈むため、活性の高い表層に出てきているシーバスを効率よく捕るには至らない。

 

リールの巻き感度からルアーの潮噛みを確認し、巻き速度やロッドの角度を調整しつつ神経質に釣りをする。

適当に投げてる釣れるというわけにはいかない。

 

ナイトゲームで使用するなら活性がやや低く、中層に魚が留まっているときや表層の水質が悪くボトムにルアーを入れたいときに使用するとよい。

 

表層で使用は避け、よりイージーに釣りをする為、ルアーチェンジも十分に検討の余地がある。

依然紹介したワスプスラローム80sやマニックフィッシュ88等をお勧めする。

 

 

 

ただし、これはナイトゲームでの使用に限られる。

 

ナイトのスローペースな釣りでは嵌めずらいというだけで、デイゲームのミディアムからファストリトリーブでは十分どころかもはやチートの域。

 

デイゲームはコアマンというだけありその辺も意識しているのだろう。

 

残念ながら私は、まだ河川でのRJ16の使用にこぎつけていない為、シーバスの釣果は無。

無・・・。

 

でも釣れる確信がある。

だってJVの兄弟機だもの。

表層はイマイチと言いつつ、これ一つあれば使い方次第で全レンジ攻略できるのでは・・・?と思わせるルアーの出来の良さ。

 

 

中層からボトムを楽に攻めたい、根がかり回避策として、魚がいる層がそれぞれ違いルアーチェンジが面倒な時等々、そんな時に必釣ルアーRJ16如何だろうか。

 

 

アジとサバ、20cm前後のカサゴ君。

話題には上げなかったものの根魚も釣れる。

そりゃそうだ、だって根がかりしないボトム攻めができるワームなんて、根魚用といっても過言ではない(過言)

 

それと、釣った後は針をちゃんと元のポジションに戻すこと。

ナイトゲーム等で見えずに忘れてキャストするとフッキングが決まらずに痛恨のバラシの元となるので注意。