障害の認定は、障害が固定した後に行われます。
例えば、手や足を切断した場合は、その時点で障害固定となります。
切断した手や足が生えてくることはないからです。

病気やケガの場合は、治療等から一定期間経過後の安定した時期を待って、障害固定とします。
障害固定の時期は、障害の内容によって、3ケ月あるいは6ケ月が目安とされています。
障害者手帳の診断書を書くのは、指定医として登録した医師にしか書けません。

最初、私は、夫のかかりつけ整形外科医に障害者の診断書を書いてもらおうとしました。
そしたら、
「進行性核上性麻痺は、進行性で障害が固定されないので書けない」って言われました。
私も、全く知識がなかったので
「そんなバカな?!これから悪くなるだけなのに、一生固定されないじゃないか」と思いました。
思っただけで、口には出してませんよ。てへぺろ
今から思えば、診断されたばかりだったので、まだ障害固定とみなされないって意味だったのかなと思います。

どちらにせよ、整形外科医に相談したのは間違いでした。
右足7級、左足7級、両方合わせて6級なら書いてもいいけどって言われたんです。
でも、診断書代が1万円以上するから、それだけの値打ちがあるか考えなさいって。
診断書代などの文書代は保険がききません。自費です。
そして、病院側で勝手に値段を決めることが出来ます。
1万円は高いですよね。
6級もらっても、確定申告の障害者控除に使えるくらいかなあ。
車の税金が安くなるらしいけど、我が家には車もないし。
1万円も出して6級はいらない、と、思いました。

でも、この先生、親切ですよね。
最初に、お金のこと言ってくれる先生って、あまりいませんから。
検査してもらうときも、
「この検査、高いよ。いいの?やる?」って、いつも言ってくれる先生です。爆  笑


その後、総合病院の神経内科で、体幹障害3級の診断書を書いてもらうことが出来ました。
料金は5,000円くらいだったかなあ。
私の自治体では、体幹3級はタクシーチケットがもらえます。
これは、結構、重宝してます。
障害のサービスは、自治体によって全く違うので、自分の自治体のサービスはホームページなどで調べて下さいね。

その神経内科医によると、体幹障害の目安は、

3級:(1人で)歩けない
2級:立てない
1級:座れない

だと言われました。あくまでも目安です。

先日の診察のときに、2級で書いてもらえないか聞いたんですが、書いてもいいけど通るかどうかわからないと言われました。
そういう時に限って、立ってくださいと言われた夫、スっと立ちあがるんですよ。
えー?!いつもは、1人で立てないくせに!びっくり
介護認定調査のときもそうでした。
緊張感で、ドパミンがドバーっと出るのかしら?
2級とれたら、重度身障の医療費助成が出るのにな。
もうちょい先になりそうです。

 

 

このブログは、進行性核上性麻痺(PSP)と診断されたばかりの方を対象としたまとめブログです。

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