進行性核上性麻痺の夫。
今日は、嚥下内視鏡検査(VE)で、耳鼻科を受診しました。

夫は神経内科だけで、3つの病院に定期受診しています。
近所のクリニック(2ケ月に1度)、大学病院(3ケ月に1度)、近所の急性期総合病院(半年に1度)。
成り行きで、こういうことになってしまいましたが、あんまり、たくさんの病院にかかるのはオススメしません。

この3つの病院は、私の母校でもある同じ大学の系列なので、学閥という意味では問題ありません。
しかし、それぞれの先生の方針や力関係もあるので、面倒くさい状況になることが、多々あります。
主治医は一人にして、必要に応じ、その時々で、他院を紹介してもらう形の方が面倒ないと思います。

急性期総合病院神経内科のS先生は、受診するたびに、胃ろうをすすめてきます。
「胃ろうの希望があるなら元気なうちに。
ギリギリまで待つと手遅れになって、作れないときもあるから。」って。

夫は、胃ろうを希望してるわけではないんです。
必要になれば作ると決めてますが、まだ使わないのに早目に作ることは考えていません。

夫の主治医のわくわく先生は、
「元気なうちに作った方がいいけれど、ギリギリまで待ってもかまわないよ」って。
複数の先生にかかっていると、こういう場面で、微妙に意見が食い違ってきます。

まあ、そんなこんなで、とりあえず嚥下の検査を受けておこうかと、S先生に院内紹介状を書いてもらい、今日、検査を受けることになりました。

嚥下の検査を終えて、耳鼻科の先生の見解は、
「今のところ、飲み込み自体に、それほど問題はない。
反応がにぶくなっているので、誤嚥することはあるが、ゆっくり食べれば大丈夫と思う。
S先生は、胃ろうを検討されてるので、そのあたりはS先生としっかり相談して下さい」
ということでした。

ちなみに、この嚥下内視鏡検査(VE)というのは、訪問歯科でも行ってるところがあるようです。
我が家に来てる訪問歯科では、この検査は出来ません。機材をもっていないからです。
うちの歯医者さんは、聴診器を使って、飲込みの音を聞くという方法をとっています。
夫は、毎回、「問題なし」と言われてます。
この方法も、嚥下障害のスクリーニング法として、結構、精度が高いそうです。

来月、S先生の診察があるので
「胃ろうは、まだ、作りません」と、はっきり言おうと思います。ニコニコ
 

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