シャワーキャリーをご存じでしょうか。
簡単に言うと、お風呂用の車椅子です。
お部屋からシャワーキャリーに乗せて、そのまま浴室でシャワー浴が出来ます。
車椅子だと介護保険レンタルですが、シャワーキャリーは入浴補助用品になるので買取りになります。
シャワーキャリーも、色んなタイプがあるので、紹介しておきますね。
●シンプルタイプ
このタイプはシンプル過ぎて、段差を乗り越えたりするのは難しそうです。
●多機能タイプ
ティッピングレバーのついてる機種なら、ちょっとした段差を乗り越えられます。
座面の高さ調節機能、肘掛跳ね上げ式、脚部スイングアウト式など多機能なタイプです。
●シャワーチェア、車いす、コモードチェア(ポータブルトイレ)の一台三役
さらにリクライニング機能付!
バケツを差し込んで、ポータブルトイレ代わりにも使えます。
●トイレにも入れるタイプ
シャワーキャリーのまま、トイレにも入れます。
我が家も、シャワーキャリーを検討したことがありました。
夫の下痢がひどかった頃、お風呂で催して、ひどい目にあったことがあるのです。
そういうとき、サっとバケツを差し込んで、ポータブルトイレとして使えたら楽だろうなと。
なので、お風呂とトイレ両用タイプに興味がありました。
ただ、我が家の浴室の扉は、奥に開くタイプ。
狭い浴室なので、シャワーキャリーで入ると扉を閉めることが出来ません。
住宅改修で、折れ戸にする予定でしたが、簡単に出来ないことが判明。
折れ戸計画は頓挫しました。それで、シャワーキャリー計画も頓挫。
扉が閉められなくても、シャワーカーテンを使って工夫されてるお家もあります。
我が家の浴室の入り口には段差がなく、バリアフリーという意味では良いのですが、扉開けっ放しだと脱衣場に浸水の可能性があり、シャワーカーテンだけではリスクが大きいのです。
段差があって、浸水の可能性が低ければ、扉開けっ放しでシャワーカーテンを扉代わりに、ということも有りかなと思います。
結局、我が家ではシャワーキャリーを買いませんでした。
が、それぞれのお家の環境次第で、シャワーキャリーは、室内車椅子代わりにもなるし、ポータブルトイレ代わりにもなるし、便利に使えるかもしれません。
選択肢の一つとして知っておくと良いかもです。
ポータブルトイレやシャワーキャリーなどの購入を考えている方は、年間10万円の枠を意識しておくと吉です。
介護保険を使っての購入は、毎年4月から翌年3月末までの1年間につき10万円が上限になってます。
ポータブルトイレとシャワーキャリーを同じ年度に購入すると、モノによっては、かなりの自費が出る可能性があります。
購入予定があれば、来年3月までに購入しておく方が良いかもしれませんね。